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あなたのクルマ、大丈夫?

あなたはどんな移動スタイルのアングラーだろうか。


私は磯でのヒラスズキがメインターゲットであり、愛車で和歌山県の中紀から南紀の海岸線を駆け巡っている。

移動距離は平均300km、多い日だと600kmを走り抜ける。

公共交通機関が少なく、タックルも多いため、クルマでのランガンスタイルになる。


シーバス釣りで、都市河川や運河をメインにランガンする人なら、バイクや公共交通機関、自転車なんて人も居るだろう。


だが、その多くはクルマではないだろうか。


幸い、都会にはコインパーキングが多数あるため、駐車スペースに困る事は少ない。

しかし、少し離れた場所にしか無かったり、そこが満車だった場合、あなたはどうする?



ある都市河川での話だ。


週末という事もあり、ポイント近くの駐車場が満車であったため、私は1km程離れた駐車場に駐車し、徒歩にてポイントへと向かった。


ポイントに着くや否や、駐車場に停めている台数のキャパを明らかに超えているアングラーの姿があるではないか。


少し違うポイントに向かおうと思い、来た道とは違った道に入って、ギョッとした。


明らかに「釣りをしている人のもの」であろうクルマがズラリと駐車されていたのだ。


確かに、駐車禁止の標識、標示は無いし、その全てが今ポイントに入っているアングラーとは限らない。


しかし、住宅地裏の路地にこのような事をされたら、地域住民はどう思うだろうか。




今度は、南紀でヒラスズキのポイントで有名な地磯のケースだ。



集落の海岸伝いに道路があり、道幅が狭く、集落から幹線道路に出るにはその道を必ず通る必要がある。


そんな道路の、しかも集落の出入り口近くに磯へと降りる道がある。


ヒラスズキや青物のハイシーズンとなると、道に駐車車両がズラリと並ぶ。


私は以前、駐車車両が邪魔で緊急車両が集落に入れなかったトラブルがあった事を知っていたため、ポイントから2km程離れた漁港の〝作業の邪魔にならないトコロを漁協職員、漁師に確認してから〟駐車し、ポイントに徒歩で向かうようにしている。


正直、シーズンや天候によっては、フル装備(ヘルメット、ウエットスーツ着用)で2kmを歩くのは大変だ。


しかし、私はここで釣りができるのは「地域住民の理解と許しがあってこそ」のものだと考えるため、「最低限のマナーは守るべき」と考えて行動している。




港湾部では例え地方の小さな漁港であっても、船の荷下ろしには必ず車両や人員、機械を使用する。


自分が釣りをしやすい位置にクルマを駐車し、漁師とトラブルになるという話も聞く。

そのため、釣り禁止、駐車禁止になってしまった漁港がいくつかある。


漁港は漁師の作業場であり、もしそこが標示をする等の明確な釣り禁止でないなら、漁師と漁協が「優しさ」で使わせてくれているに過ぎないのだ。




あるポイントでは、その道中に私有地を持つ地主とアングラーの間で駐車を巡るトラブルから、〝県外ナンバー釣り人の釣り禁止〟(正確には、磯に降りる私道の通行禁止)となった残念なケースもある。



駐車場、駐車可能スペースと記載がある場所以外では、たとえ駐車禁止の標識、標示がない場合だとしても、その道やスペースが何のためにあるかを考えなければならないのではないか?



道があるということは、そこに住む人達のための道なのだ。

決して我々アングラーの「駐車場」ではない。


一人一人がそう意識する事で、何かが変わるかもしれない。




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