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青物戦線異常なし! 〜ボウズの向こう側へ〜

どうも、実は8月末から週末ごとに西と南の〝大阪湾の出入り口〟で、休みの早朝と夕マズメに出撃するも、ことごとくホゲ散らかした挙句、シーバスの居場所も見失うというトコトン何やってんだなネコ助です。


さて、私としてはログにするまでも無いかなと思いつつ、経験に捉われない事、時にはスタイルを変えて周囲の状況に合わせる事で、結果が変わってくる事をお伝えしたいと思い、記載する事にしました。


今シーズンはTOPが不発!?
大阪湾港湾部青物


私は普段南紀の磯でヒラスズキを追いかけており、ハマチ(ワラサ)やメジロ(イナダ)はどちらかと言うと掛けた瞬間にサラシの中を暴れまわり、場を荒らす言うなら邪魔者でした。
しかし、港湾部や沖堤防で専門に狙ってみるとゲーム性が高く、また、他のアングラーと違ったアプローチをしてより大きな個体や数を釣る事が出来たりと、ただ釣るだけで満足せず、自分の釣りの引き出しを増やしてくれる相手という意識を持って対峙する事ができるという意味でも、最近ではシーズンになれば積極的に釣行しておりました。

しかし!
昨年と違って回遊が無い!!
つか、TOPに反応しない!!

知人の漁師に海況を聞くも、沖合では例年通りだが、サイズが少し小さいかな?との事。

結果、8月盆過ぎから休みの日の早朝は、西か南の青物ポイントに通うも、全く釣果に恵まれないという日が続きました。
それどころか、例年なら盆過ぎには始まっているハズのタチウオすら(エサ釣り師ですら)釣れていない…。

専門家ではありませんため、断言する事はできませんが、タチウオの接岸と青物の回遊は関連性があるように考えており、とりあえずは通い込んで先ずはタチウオの状況から観察しようとするも…。
1匹目のタチウオを釣り上げたのが

9月18日!!
オイオイ、1ヶ月以上遅れてるよ…。
やはりベイトの接岸→タチウオの接岸→青物の接岸という構図が成り立つので、来週位からかなと思いながら、某大型釣具店の釣果を見ると…

いや、普通(?)にどっちも釣れてるやん!?

私の腕が悪いのか、はたまたいつもの(釣具店による)過剰な情報か…。
いずれにせよ、家から海が遠く、高速で1時間は走らなければならない場所なだけに毎日通う事はできないので、カンを信じて朝マズメはこっち、夕マズメはこっちと言う風に大阪湾をウロチョロします。
そして、9月3週目のある朝マズメ、その日もTOPやシンペン、ミノーには無反応で帰途に付くと、堤防の上に置かれたバケツにメジロ(ワラサ)が!
釣ったであろう壮年のアングラーに聞くと、今シーズンはTOPは全く反応が無く、毎日通い込んで小型のバイブレーションでやっと1匹獲ったとの事。
私がTOPしか投げていないのを横目に見ていたらしく、「今年はダメなのに知らないんだろうな。」と思っていたそうです。

私個人の意見としてはバイブレーションはリアクションの釣りで(TOPも条件によってはそうですが)、投げて釣ったとしても、それは〝釣れた〟のであり、釣った訳ではないと考えております。
そのため、一応ケースに入ってはいるものの、冬場や春先のマイクロベイトパターン以外では使う事が無く、フックもサビサビという状態でした。
そんなこんなでタチウオのみの釣果で9月の3週が過ぎ、最終週になってしまいました。
これも個人的な考えですが10月は大阪湾各所の青物ポイントでは皆メタルジグやバイブレーションを投げる〝鉄の雨〟ハイシーズンで、青物が接岸しても直ぐに沖に逃げてしまい、それら以外では釣れないイメージしか無いのです。
遊漁船でもタチパターンが始まったと聞いており、今シーズンはもうダメかもと思いかけましたが、一昨年に取材同行で渡ったアソコなら…?と思い、渡船屋さんの船長に連絡を入れてみますが…。
「ツバス(ヤズ)ならチョロチョロ居るけど、ブリクラスは見てないなー。来週もう一回連絡頂戴」との事。
船長の言を信じ、10月の1週目に連絡を入れると、
「上向きになった気配は無いけど、自分なら大丈夫でしょ?」と逆にプレッシャーをかけられてしまいます。
それならと、磯ヒラルアー、軽量プラグも投げやすい磯ヒラタックルで挑む事にしましたが…。

まさかの朝マズメノーヒット!

極め付けは、ジグを投げていた隣のアベック(古)は仲良くハマチとメジロを釣っている!

見た限りベイトが表層を浮いたり、届く範囲でナブラも発生していないので、やはり中層以下での捕食?
ならばと、シンペンをボトムまで落とし、誘い上げをするも無反応。
捕食しているベイトサイズがシーズンの割には小さいと判断し、フックをサビサビの純正からfimoフックMHの#6に変えたメタルバイブレーションに切り替え、ボトムから誘い上げをすると…。

ガツンと明らかにサイズの大きな青物のバイト!!

逃すかと電撃フッキングを2回かけると、フッと軽くなる…。

口切れしたかとルアーを回収すると…。


フックが曲がってるやんけ!!


まぁ、元々バイブレーションに合うフックの形状でもないし、フッキングした位置と仕方が悪かったんだろうと考え、同じフックに付け変えた他のメタルバイブレーションに変更します。

さっきと同様に、ボトムまで落としてからの誘い上げ…

ギュン!

来た!
4kgに設定したドラグも時々出るあたりサイズもいい!
さっきの事もあるので、沖殺しをしようと巻かずに置いておくと…ラインが何かにズルズルと当たる感覚が。
大型貨物船が往来する港湾なので、シモリが無い事は知っていますが…。
念のためと思い、ポンピングすると引きの割には滅茶苦茶重い!!
まさかと思い近くまで寄せてくると、破棄されたと思われるボロボロの漁網が…!!
PE2号、リーダー40lbで耐えられるか?なんて考えていると…。

プツン

OH! My!シュナイダーーー!!!


隣のアングラーも見守ってくれていたようで、〝木化け〟ならぬ〝網化け〟しましたねと声をかけてくれるも、ルアーをサカナに残してしまった後悔が…。

凹んでいてもジアイが過ぎるので、気持ちを切り替え、再びバイブレーションを結び、キャストを繰り返します。

群れとジアイが過ぎたのか、周りも釣れている気配は無い。
お迎えの船まで残り10分。
それでも懸命にキャストを繰り返していると

ドスン!

今度は逃さんと、一発電撃フッキングをかけ、リールから煙が出るんじゃないかと言われる程ゴリ巻きします。
頭振ってるから、明らかにメジロクラス!
ロッドがヒラ用のため抜き上げる事が出来ないので、背負っていたタモでランディングすると…。


今シーズン初のメジロ…。
(5月に釣ったものはヒラスズキの外道なので除外)
普段自らの腕と潮を観る目を信じ、信用に足りるルアーばかりを投げてきましたが、結果としては11回ボウズの末の結果であり、内心ホットしつつもまだまだ腕が足りないと思いました。

釣果に繋げるには発想の転換と、場に応じたルアーの使用、そして状況に擦り合わせる柔軟な発想力が必要なのだなと痛感しました。


-続く-


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