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▼ ベイト初心によるベイト初心者のためのベイト道 激安10ftロッドでショアジギング!?実践編
どうも、新人が2人入職したものの、1人はたったの2週間で辞めてしまい、結局仕事が減るどころか増えてしまい、ここで私が辞めたらどうなるんだろうとふと考えてしまうネコ助です。
さて、前回amazonで怪しい中華ショップによって販売されている5000円台の中華製ロッドについてご紹介しました。
今回はその続きで、実際にフィールドに持ち出し、どのようなルアーがどこまで使えるのかを検証しましたので、インプレ形式で述べていきます。
5000円で10ftの中華ベイトロッドの実力はいかに…
さて、今回私は府内でも有名なショアジギングポイントに小型青物、タチウオの釣査を兼ねて出向きました。
磯で使用しても良かったのですが、私としては〝色々な意味〟で磯でのインプレを記載すべきではないし、私が普段行く沖堤防は激流で有名な場所で、このタックルでは潮流に太刀打ち出来ないと考えたため、敢えてメジャーなポイントでの実践を行いました。
到着するとずらりと人・人・人…。
ようやく少し間隔がある場所を見つけ、両隣に挨拶とここで釣りをしていいか確認をし、タックルを準備します。
先ずキャストするのは
皆大好きTOPの王様パンプキン!!
これで既に30gを超えており、ロッドのMAXキャストを超えています。
そしてここである事に気付きます。
あ!
オッズポート巻いたスプール忘れた!!
しかし、高速を1時間飛ばして来ているもので…。
いいや、このまま(4本編みPE2号、リーダー、フロロ30lb)行こう!
バックラッシュに気を付けながら、フルキャスト!
おお、60mは飛んでいるな。
実際巻き取り数から数えても、55〜60mは飛びます。
やはり、体積が大きくとも、表記より少し上までキャストできるのは中華ロッドの特徴なのでしょうか。
次にキャストするのは
ダイ●ージグの40g!!
シルエットが重く細身なので、これは飛ぶでしょう。
結果としては80m前後、軽量ジグを使用してのショアジギングをするには十分な飛距離を出せますし、キャスト時にはしっかりバット部に負荷をかけられ、不安は感じませんでした。
徐々に日が沈みかけ、海中が暗くなってくるタイミングで
メガバスのマキッパ40gに切り替えます。
普通のジグではなく、スイム特化型なので、レンジを刻みながら各層を探るも反応なし。
飛距離はやはり80m前後、ロッドにも不安はありません。
あ、プラグ系投げるのを忘れてた。
手元が見えるか見えないかのタイミングでダイワのセットアッパー125に切り替えます。
スピニングだと80m近く飛びますが、ロッドのブランクスが柔らかく、収束が遅いためか60m程しか飛びません。
ジグやメタルバイブレーションでは気付かないですが、飛行姿勢が少しでも狂うと飛距離が落ちるのはミノーの宿命であり、ロッドの性能があまり良くないので安定しないと考えられます。
そしてノーヒットのままとうとう日が沈み、タチウオの時間へ突入。
まだ薄暗い時間はジグスピン(ネクストスピン28)で各層を探りますが、接岸していないのかバイトも無いまま真っ暗に…。
飛距離としては70m前後で、これも使用するには十分です。
そして完全に暗くなったタイミングでワインドを投入。
本来ならスピニングタックルだと、ジグヘッドの重量が20g前後がベストなのですが、太糸かつベイトタックルという事もあるので、30gを選択しました。
実際に投げてみると、やはり30g前後が適するのか、ノーサミングでキャスト出来るほどマグネットブレーキを締めても60m前後は飛びます。
ただ、ロッドが胴調子にかなり近いため、ジグも同様ですがテンポ良くシャクって跳ねさせるアクションは苦手なようです。
なので1回シャクるごとにリールを半回転させるリーリングでのジャークに適するように感じました。
暫く投げるも…アタリも無い。
周りも浮き釣りや引き釣りをやってはいますが、釣れている気配はありません。
時間的に回遊していてもおかしくは無い…。
ワインドをやめ、ネクストスピンのチャートカラーでボトム付近をスローに攻める作戦に変更します。
するとわずか2投目で…。
指3本サイズのタチウオ。
(撮影にご協力いただいたお隣さん、ありがとうございます。)
このサイズの引きでは、青物がかかった場合、ロッドがどれ程の引っ張り合いに耐えるかは解りませんでしたが、難なく引き寄せられる事から〝使用には問題ない〟ことは解りました。
総括として
・ジグの40g、ポッパーやミノーといったハードルアーなら30gがベストマッチ。
・ガイドリングがハードガイドで、角があるがPEでの使用に問題なし。
・ファストスロー→スロー寄りで、キビキビとしたアクションは苦手。
リールがPR100だと、1万円程でベイトのライトショアジギングタックルが手に入る訳ですから、一度試してみるのもいいかもしれません。
〜続く〜
- 2022年9月30日
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