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ビッグベイト初心者によるビッグベイト初心者のためのビッグベイト道 その4

どうも。
職場で私だけ汗をやたらとかく為、更年期かと思いきや、私が居る場所の温度が他より3度高い事が判り、改善をお願いしたネコ助です。


さて、ビッグベイトの練習相手にブラックバスを釣ってみる事を前回では勧めさせていただきました。

今回は、実際にビッグベイトがシーバスでどういうシーン、シチュエーションで有効かという事を、実際にヒットしたケースを実例に挙げながら述べていきます。


1.ナイトゲーム、下げ潮、明暗

皆さんも普段攻めておられる河川部の明暗部。
いつもならミノーをドリフトさせながら流し込むかと思います。
そこを、ビッグベイトに切り替えてみるとどうなるでしょう。
ドリフトが解る方には説明不要かもしれませんが、これを読む方が解らないといけないため敢えて説明します。
少し上流に投げ、流れになじませながら暗部の境目に流し込む事ですが、攻め方が実は2パターンあり、ラインのテンションにより、テールを下流に向けた状態で明暗の境を横にスライドさせる方法と、境目に差し掛かった時に頭とテールを180度ターンさせる方法です。
(後者は、ラインを緩ませたまま流れに乗せ、境目に差し掛かる頃合いを見計らってテンションをかけ、テールを下流に向ける方法です。)

この方法だけでも、フローティング、スローシンキングの2種類で4通りの攻め方が出来ます。

このパターンの注意点は、明暗部を直接打ち込まない事と、ラインの管理をシビアにし、思った場所をピンポイントで攻めるまでに慣れる時間を要する事です。
明暗部に直接打ち込むと、キャストミスをした際
質量の大きなビッグベイトは着水音も大きく、シーバスに無駄な警戒心を与えてしまいかねません。
同時に〝流れの中でルアーをコントロールする釣り〟のため、攻めたいポイントの上流からアプローチをかけなければ、あっと言う間に攻めたいポイントを通過してしまいます。

ラインの管理については、ビッグベイトを使用する際、恐らく普段より太いラインを使用されるかと思います。
そのため流れに対し、ライン自体が抵抗となり、ルアーよりラインが先に明暗部に差し掛かる事があります。
こうなると、思ったトコロでターンさせる事が出来ず、コントロールしているとは言いがたく、これで釣れたとしても再現するのが困難です。

この2つのパターンの場合、流れの強さによって上流部に立ち位置を変え、ロッドを立てて、流しながらもルアーに抵抗を与えず、テンションを掛ける技術を身に付ける事が必須となります。


2.ナイトゲーム、下げ潮、ストラクチャー

橋脚や立杭、深度標識など、水辺には様々なストラクチャーが存在します。
バスをされておられる方ならよくご存知かと思いますが、流れの変化を生じさせるこれらはシーバスにおいても定番のポイントです。
デイゲームの場合、陰を通す事になりますが、ナイトゲームの場合、ストラクチャーが生じさせる流れの変化の中に潜むシーバスにアプローチをしなければなりません。

日中、ストラクチャーにピッタリくっ付いている個体が、夜になると少し離れ、ルアーを追従する事はご存知でしょうか?
シーバスも太陽光を避け、影に潜む習性があるため、デイゲームでは余り離れたがりませんが、ナイトゲームでは影から離れ、流れの変化で姿勢を崩すベイトを捕食するためのようです。
このパターンでは付近をただ流すのではなく、流れの緩急でフラ付きを与える必要があります。
上流から流し込むのは明暗部と変わりませんが、最初はフローティングを使用し、適度なテンションをかけ、ストラクチャーに当たるか当たらないかの距離(大体30cm前後)で通過させ、二股に分かれた手前側の流れからストラクチャーの後ろ付近を通します。
ストラクチャーから下流に3m程離れたら、巻き取り、今度はシンキングにて同様の攻め方をします。

ここで注意すべき点は、ストラクチャーにラインが擦れる事です。
上流から流し込む際、ストラクチャーの向こう側に流されてしまった場合、ストラクチャーにルアーやラインが引っかかります。
また、ストラクチャーギリギリでヒットさせても、ラインが切られてしまっては意味がありません。そこで、これを避けるためにリーダーを長く(3ヒロ程)とり、リーダーも太く(30lb以上)します。
また、思った以上に大きいと思ったら、無理にその場でファイトしようとせず、下流に引っ張ってその後ラインをフリーにし、ストラクチャーから離してファイトする事で、ラインブレイクを防ぐ事ができます。


次回に続く

写真はあくまで一例ですが、この一画面だけでも4パターン、8通りの攻め方ができます!

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