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有頂天@伝助

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▼ 10代の釣りと40代の釣り

  • ジャンル:釣行記
仕事終わりにそそくさとダービーのポイント稼ぎ。



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どうしてもエントリーがこの時間になるのでね。なんとか引き出す為の選択肢の一つ、ドーバー70F。



夕方に興奮しながらこうだいに電話する。
こうだいが、「Ryo助、昨日75cmを頭に3本ど日中に釣ったらしいですよ。」



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最大魚はエルドールで。


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そして、ご覧の通りベイトタックル。「ベイトタックルが釣れる理由」の典型だ。
自分達のエリアでは15年以上前からソレがあった。




この子は最初見た時にトップウォータープラグを操作していた。


「あいつ、センスあるな」


もちろん、バリエーションは、、、だが、見事にプラグに生命感を宿していた。

去年からシーバス始めたんだっけ？慣れれば直ぐに出して来るとは思っていたけど、条件が良かったとは言え想像より進化が早い。

こうだいは昨日、ストリームシーカーでバラしちゃったみたい。
中々に釣りに行けない状況だが、焦らずとも釣れる。



結構、嬉しいな、、、と。

Ryo助はまだ高校生、こうだいは大学生？

10代の子達は、「鱸は色々なアプローチで釣れる」としっかり感じてくれているだろう。

ちょっと厳しい言葉も頂いてね。

「教えてるのってコピーを作ってるだけでしょ？」

その時にも説明した。

「自分程度の釣りなんて当たり前だって認識を持ってもらいたくて、基本的な部分だけ教えてる」


当然、ジャーキングだって基本的な事しか教えていない。
若いんだし、どうせその内に色々と思い付くでしょ？

自分なんて所詮は踏み台だよ。それが世代交代。

そんな事を恐れるから歩みを止めない。自分の行き止まりまで。


大したことないんだけどね、自分は。
それでもまだ見せていないジャーキングが在る。
見た事は無いんだけど、恐らく◯◯のジャーキングが同じ。




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まぁ直ぐに来るでしょ。




さて、、、家業の手伝いが終わり、出掛けている家族が戻るまで再チャレンジをする事にした。

実は遡る事、数日前。Ｙがやらかしていた。


「シーバス、バラしたっ！」

「はぁ？そこで⁈マジかよ、とにかく早く釣ってくれ。そうしたら自分も釣りに行く。」

Ｙとはこういう関係が出来ている。唯一、場所を教えてもらったら行けるアングラー。
他のアングラーから「聞いてしまったら」行かない。知らない自分の負け。
例外としては「ポイントの等価交換」が出来ればお互いに愉しませてもらう感じ。
釣れた際は勿論、その方のおかげ。



しかしとにかく、ココでのファーストフィッシュはＹに釣り上げてもらいたいんだが、、、

「いや、自分は週末行けないんで行って下さい！」と。激汗


で、とりあえずポイントの下見に行った。

車を停めて水辺に行く道中、犬の散歩をしているおじさんに挨拶。
水辺を見て魚が付く条件が揃っている場所があったんで撃つ事に。

車にタックルを取りに戻ると先程のおじさんが、、、


「ほい、ルアーかぇ？」

ん？この感じは、、、

「えぇ、そうです。」

「ココはなぁ、◯◯な場所を丹念に探ると釣れるでぇ。」

ん？

「おじさん、ルアーやるんですか？」

「30年くらいやってるでぇ。」

「へー！鱸って釣った事あります？」

「ここに鱸は居ないでぇ。笑笑」



こりゃキタな、と。笑

おじさんの言った◯◯な場所、まぁ一見してそこなんだけど、そこにはやはりルアーで釣れる魚が付く訳だ。

さて、、、開始だ。

ダービー中なのもあり、最初はエバークリーンのジャスティーン。


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バラしが多発してるんで姑息にも、、、？


反応無しでポッキー80。


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反応無しでドーバー70F。


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反応無しでフランキー90。


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手前のカケ上がりでボトム触るな、、、陸っぱりでコレだから浅い？

水の中にルアーを入れ過ぎたかな？と思ったので再びトップ。状況のコントロール。

ぽぽぺん。


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反応無しでトリックヒッター。



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反応無しで、、、そろそろリアクションの釣り。

フリルドスイマー115Fのジャーキング。



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先程、フランキーがボトムを叩いた辺りでステイさせると水流の反転がタックル越しに伝わる。


んんん？鯉か？？？どちらにせよこの水流を伝える魚は小さくない。こんな場所にそのサイズの鱸は居ないだろ、、、。

しばし一考。
普段ならここでアクロ、ウルフ、ランドラゴ辺り。獲る為ならカケ上がりのコンタクトバイト狙いでそれに合ったレンジのルアー。
でも遡る事、数日前。

Ｙに電話を入れると

「面白いルアーがないか釣具屋をまわっている」と。

なるほどねぇ、、、ビッグベイトにも飽きたか。そりゃね、使う条件は違えども使い方はドリフトで、釣り方は結局同じ釣り方になっちまうからねぇ。

「それなら次はスイッシャー」

ってのが自分の意見。ビッグベイトより少しだけ選ぶ条件は増えるかもしれない。
何より諸刃の剣で、魚に警戒心を与えるだけになる可能性も高い。

が、、、3月のど日中に河川内で水面が割れる事もあるのがこのルアー。


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トリプルインパクト。

トップウォータープラグの大会をやっているので、そのバイトの出方を最近考えていた。
ただ派手に水面から飛び出すパターン、怒りや威嚇を感じさせるパターン、完全にベイトだと認識し吸い込むパターンなどなど、、、。
ベイトだと認識して喰わせたいんですけどねぇ、、、どうしてもその次のリアクションで水面を割っちゃう。



トリプルインパクトの襲われ方は怒りや威嚇を感じるパターンが非常に多い。

そんな話をしていたので自分もしっかりとボックスに入れてあった。

どんなポイントがあるか分からないのでシンペンやバイブ、スピナーベイト、UKシャッドワームまであらゆるタイプのルアーを用意した。

そしてトリプルインパクトの釣る力に期待してキャストする。

因みにテールのフィンは捩じ切ってある。


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金属が擦れ合うシャリシャリ音をちょっとね。これで初代のトリプルインパクトのラトル無しバージョンって事で。





そして数投目



バチコーン！！


という音と共に70クラスがトリプルインパクトに襲いかかる！



「嘘やろ！！」


先程の水流を感じさせてくれた魚は鱸だった、、、しかもこのサイズが、、、




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30年、ルアーをやっている人が1匹も鱸を釣っていない河川。
夕マズメのパワー、キタぜいぃ、、、。





そして似ている。多分、同じ遺伝子の魚。

鱸もあるのか？親が居た河川に戻る的な。あるんだろうなぁ、、、。
過去にも幾度となくそれは感じた。サイズは違い過ぎるから同じ歳に産まれた魚じゃないだろう。おねいさんだな。笑



県西部13河川目での釣果。



もう一つ嬉しいのが、フレッシュな魚！今年はフレッシュな魚をまわりが釣ってしまっていたので黒い魚ばかりが釣れていた。

「俺もフレッシュな魚を釣りたいよー泣」

とボヤいていた！

やったぜ！！

今年は魚が少ないからこんな事になっちまうんだよぉ〜！


ここ数日は梅雨らしく、まわりのアングラーも良く釣れていた。

自分もやっと！梅雨の恩恵♪

嬉しいなぁ、、、今までが簡単じゃなさ過ぎた。

魚が多いところに行け？いや、そりゃツマンネェよ、、、。


ボトムのコンタクトバイトだろうが、ビッグベイトだろうが、ジャーキングだろうが、シンペン転がしたり、バイブで土煙りを出したり、ワームだろうが、ナチュラルドリフトだろうが、スピナーベイトだろうが、トップウォータープラグだろうが、ロングビルミノーだろうが


初場所では何でもやる！



40半ばの釣りはな、還暦から楽しむ為に過去の釣りに依存なんて出来ないんだよっ♪



壮大な計画である。



以上っ！




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