プロフィール

有頂天@伝助

南極

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/6 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

検索

:

タグ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:72
  • 昨日のアクセス:176
  • 総アクセス数:1295435

QRコード

釣れる雨の見極め方と雨が選べない時の攻略法


「雨」


釣り人をフィールドへ誘うかなりのパワーワードですが、実は見極めれば雨は降らない方が釣果は安定します。何故かというと雨が降らなくても鱸は常に居るからです。魚が居る以上、必ず何処かのタイミングで捕食行動に出ている訳ですから、後はそれを見極めれば良いだけ…という図式。

とは言え、雨後は爆発的に釣れる事があったり圧倒的に釣り易くなったりするのも事実。ただ、良く釣れる雨とそうでない雨があるのは皆さんご存知の通り。実はある程度ではありますが、見極める方法があります。(因みに自分は殆どやりません)




-SNSを活用する-

魚の釣り易さは気圧によって左右されるのはご存知かと思われます。自分も15年くらい前までは気圧配置などをしっかりとチェックしていました。

当時は河川にウネリが入った時の攻略法を理解していなかったので、「雨が降る2日前が釣れる!」とか言ってました。因みに静岡県と愛知県が良く釣れる気圧配置は四国の南西に台風があるタイミングです。

既にお分かりの方も居るかと思われますが、低気圧は西からやって来ます。という事は西の地域から順に釣り易くなって行く訳です。

そこで役に立つ?のが流行りのSNS。西に住んでいる人をフォローしていれば…とまぁ、皆まで言う必要のない話。中には日にちをズラして釣果を挙げる方がも居ますが、そうばかりでないのも事実。充分、参考になるレベルです。




-冷たい雨と暖かい雨-

釣れる釣れないの差が出易いのはココ。普段の水温との兼ね合いになります。
例えば都市部(街中)を流れる河川は比較的、水温が高い傾向にある。冷たい雨が状況を好転させる可能性が高い。逆にダムがあって街中から外れたエリアを流れている河川は水温が低め。同じ冷たい雨でも状況は悪くなる可能性が高い。

晩秋の雨も水温の低下を招き易い。しかし暖かい雨であれば大爆発する可能性が高い。

河川を選べるのであれば、雨の種類によって変えるのが吉。


梅雨時期はまだ気温も不安定な時期。
梅雨が第2のハイシーズンと呼ばれる理由は低気圧が抜けてからも更に次の低気圧が待ち構えているからであって、今年の様に冷たく降水量が多い雨だと爆発はし辛い。




-雨や河川を選べない時-

色々な事がままならない方も多い筈。自分も仕事の関係で年間150日は釣りに行けない日が存在するので良い日に釣りに行けるとは限らない。ままならない場合は条件を把握した上で、それに準じたアプローチを行う。

例えば水温の低い河川で冷たい雨が降った後。
流れの強い場所は水温が下がり易く、流れが弱い場所は水温が下がり辛い事を意識しておくと貴重な1匹に辿り着き易い。
他にもある程度の水量がある流入があった場合、その水源を辿るとダムのある河川からだったり本流筋だけではなく様々な要素まで調べてみると更にプラス。

河川のタイプによって違いが出たりもします。
都市型河川や護岸整備されている運河筋は変化が出辛いので河川全体で捉えた方が良いかもしれませんが、自然河川では基本的にシャローエリアは流れが弱かったりもする。冷たい雨の影響で水温が高いシャローに差したいのにアングラーが居て入れない…鱸が行きたい場所に立ち込んでしまう人も多い気はします。
とかくアングラーとはルアーを沖に飛ばしたくなるモノ。

因みに自分達は入水して来た岸に向かってルアーをキャストしたりもします。勿論、それが目的で。
発想を変えてみると思わぬ爆発に出会えるかも?



流れが緩いエリアは水面0〜15cmレンジがお勧めです!

フィーモを閲覧している方々にとっては既に当たり前の事かもしれませんが、まだまだ現場ではトップウォータープラグの強みを理解出来ていない人が多い気はします。(だからこそ魚が残っているのですが)

水の中にルアーを入れて、自ら釣り辛くしてしまっている事があるのも知って頂きたいな…と思います。

ちょっと動画を。



トップウォーターについては自分があーだこーだ書くよりプロのひと声でしょう。




-もう一手-

両サイドが護岸されている様な都市型河川や自然河川でも流れの緩急を選べない時。流れがある時はボトム付近を狙い、潮止まりのタイミングで浮く魚を狙うのが良い場合が多いです。流れを撃たなければならない場合はシンキングペンシルを「巻かずに」落とし込む釣りも忘れないで下さい。




ここ数年、気候が不安定で自分の地域でも夕方に大雨が降ったりしています。雨は確かに魚を釣り易くさせますが、冒頭にも書いた通り増水していなくても常に鱸は河川の中に居て何かの条件が整ったタイミングで捕食行動に出ています。そういった事も加味した上で、もし雨後に釣行する際は安全に充分注意して下さい。

では。





コメントを見る