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▼ 地磯 イシガキダイ 2023-1
- ジャンル:釣行記
- (石物)
1/2
イシガキダイを狙って地磯へ。
微風、海はややウネリあり。
当日は同行者あり。
同行者のP氏はイシガキ初挑戦で、今回はあり合わせのヒラスズキタックルを使用。果たして強烈なイシガキダイの引きを貧弱なヒラスズキタックルで止め切れるか?
餌は前日に拾ってきたオオイワガニを使用。カニは正中線に沿って真っ二つにハサミでカットしたものを一個ないし二個、場合によっては三個掛け。
仕掛けはパイプ天秤式の捨て錘。針は石鯛用の16号をセットした。
6時頃釣りを開始し、7時半頃に本命からのものと思われる強いあたりが出始めた。

まずはPさんに本当たりが来たが、合わせが甘かったか、それとも早かったのかすぐにフックアウト。
続いて私の方にも仕掛けの着底直後に一気にラインを引いていく強い当たりが来たが、これもフックアウト。
イシガキダイは骨太の強靭なクチバシを持っているので、あたりが出てすぐに合わせてもきちんとフッキングしない場合が多い。かといってラインを持って行かせ過ぎると根に入られる危険性も高まるので、合わせを入れるタイミングが難しい。
そこで私はなるべく仕掛けを上の棚に保持するようにして根に入られる可能性を低減し、合わせをなるべく遅くして魚の食い込み向上を図っている。
それからしばらくして、イシダイ3段引きのうちの2段間目「もたれ当たり」が頻発。確実にイシガキダイは竿下に来ている。ここから本あたりが来るまでの緊張感がこの釣りの面白さの一つだ。
先ほどは合わせに失敗しているので慎重に様子を観察する。
一度竿の胴まで曲がるあたりが来るも、これはスルー。
すぐに竿が元に戻ったところから推察するに、ここで合わせても針がかりはしていなかっただろう。我ながらナイスな判断だ。
このあたりで餌が取られているかもしれないが、次にあたりがあればそれが食い込みの本当たりとなる可能性が高いのでまだ様子見。
すると再び竿が海中に突っ込んだ。
焦らず一呼吸”間”を入れる。
竿は曲がったまま戻らない。
本当たり!!
合わせを叩き込もうと竿を掴むが、魚の引き込みが強く竿受けから竿が離れない。
思い切り竿尻を押すとようやく竿が自由になった。
魚の突っ込みは今まで釣ったどの底物よりも強い。凄まじいパワーだ。
ルアーしかしたことのない人のためにルアーターゲットで例えると、大型ハマフエフキをドラグを使わずガチンコでファイトしているといえばその引きの苛烈さが想像できるだろうか?
思わず「Pさ〜ん!デ、デカイーー!!早くこっちにきて助けて!」と絶叫する。
竿にしがみ付くようにして突っ込みに耐えていたが、不意にラインが「ガチッ」と根に引っかかる感触がしたかとおもうと、魚は根がかりに化けてしまった。
ま、まさかこんなことが・・・。
せっかく大物がきたのに何もさせてもらえず根に入られて終了なんて酷過ぎる。
絶望的な気分を抱え、ラインのテンションを緩め竿先を静観していると、ラインが弱々しく引かれた。
「まだ魚が付いているか?」
そう思い軽く竿を煽るが根がかりは未解消。
再びラインを緩めると今度はラインが弾かれるような感覚があったので聞き合わせをしてみると、再度ラインが弾かれ、同時に魚の引き感が伝わってきた。
魚が根から出てきたのだ!!
魚はすでに弱っているらしくすぐに浮いてきた。
菱形で黒地の魚体に白いスポットを持つ魚が水面下に姿を現す。
イシガキダイだ。
これまで釣ってきたどのイシガキより大きいことは一眼見て間違いないが、何より異質なのはその風貌。
イシガキダイの名前の由来である黒点の石垣模様は無く、体側は真っ黒。
そして、イシガキの老成魚の通称である”クチジロ”のとおり口周りは真っ白。いや、口どころか顔全体が白い。
その異形は魚というより小型の恐竜といった感じ。
Pさんにラインを取ってもらい、寄波を利用して磯に引き上げランディング。
実測6,9kg。これまでの推定4kgから自己記録を大幅に更新した。

良い魚!
良いファイトだった!!

↑逆光バージョン。大迫力のクチジロに笑顔が引きつる。
これだから釣りはやめられない。
新年早々最高の体験ができた。
とまぁ浮かれるのはここまでにして、最後に今回の反省を一つ。
この魚は磯に上げてから安全な場所まで移動させる際、海に落とすのが嫌だったのでギャフをエラから顎に通して持って行ったのだが、それが原因で大量出血してしまった。

GTなどの頭の大きい魚食性の魚なら同じようにギャフを通しても出血することは少ないが、どうやらイシガキダイはエラ周りが繊細らしい。
この魚はリリースしたがおそらく死んでしまっただろう。これからはより確実に生かして逃がすためにイシガキダイを釣るときはランディングにギャフは絶対に使用しないように決意した。
せっかく大物が釣れたのに、この後悔のため釣行後の気分は晴れなかった。
この魚をあげたあとは餌取りの当たりさえぱったりと止まり、午前11時に納竿。
イシガキダイを狙って地磯へ。
微風、海はややウネリあり。
当日は同行者あり。
同行者のP氏はイシガキ初挑戦で、今回はあり合わせのヒラスズキタックルを使用。果たして強烈なイシガキダイの引きを貧弱なヒラスズキタックルで止め切れるか?
餌は前日に拾ってきたオオイワガニを使用。カニは正中線に沿って真っ二つにハサミでカットしたものを一個ないし二個、場合によっては三個掛け。
仕掛けはパイプ天秤式の捨て錘。針は石鯛用の16号をセットした。
6時頃釣りを開始し、7時半頃に本命からのものと思われる強いあたりが出始めた。

まずはPさんに本当たりが来たが、合わせが甘かったか、それとも早かったのかすぐにフックアウト。
続いて私の方にも仕掛けの着底直後に一気にラインを引いていく強い当たりが来たが、これもフックアウト。
イシガキダイは骨太の強靭なクチバシを持っているので、あたりが出てすぐに合わせてもきちんとフッキングしない場合が多い。かといってラインを持って行かせ過ぎると根に入られる危険性も高まるので、合わせを入れるタイミングが難しい。
そこで私はなるべく仕掛けを上の棚に保持するようにして根に入られる可能性を低減し、合わせをなるべく遅くして魚の食い込み向上を図っている。
それからしばらくして、イシダイ3段引きのうちの2段間目「もたれ当たり」が頻発。確実にイシガキダイは竿下に来ている。ここから本あたりが来るまでの緊張感がこの釣りの面白さの一つだ。
先ほどは合わせに失敗しているので慎重に様子を観察する。
一度竿の胴まで曲がるあたりが来るも、これはスルー。
すぐに竿が元に戻ったところから推察するに、ここで合わせても針がかりはしていなかっただろう。我ながらナイスな判断だ。
このあたりで餌が取られているかもしれないが、次にあたりがあればそれが食い込みの本当たりとなる可能性が高いのでまだ様子見。
すると再び竿が海中に突っ込んだ。
焦らず一呼吸”間”を入れる。
竿は曲がったまま戻らない。
本当たり!!
合わせを叩き込もうと竿を掴むが、魚の引き込みが強く竿受けから竿が離れない。
思い切り竿尻を押すとようやく竿が自由になった。
魚の突っ込みは今まで釣ったどの底物よりも強い。凄まじいパワーだ。
ルアーしかしたことのない人のためにルアーターゲットで例えると、大型ハマフエフキをドラグを使わずガチンコでファイトしているといえばその引きの苛烈さが想像できるだろうか?
思わず「Pさ〜ん!デ、デカイーー!!早くこっちにきて助けて!」と絶叫する。
竿にしがみ付くようにして突っ込みに耐えていたが、不意にラインが「ガチッ」と根に引っかかる感触がしたかとおもうと、魚は根がかりに化けてしまった。
ま、まさかこんなことが・・・。
せっかく大物がきたのに何もさせてもらえず根に入られて終了なんて酷過ぎる。
絶望的な気分を抱え、ラインのテンションを緩め竿先を静観していると、ラインが弱々しく引かれた。
「まだ魚が付いているか?」
そう思い軽く竿を煽るが根がかりは未解消。
再びラインを緩めると今度はラインが弾かれるような感覚があったので聞き合わせをしてみると、再度ラインが弾かれ、同時に魚の引き感が伝わってきた。
魚が根から出てきたのだ!!
魚はすでに弱っているらしくすぐに浮いてきた。
菱形で黒地の魚体に白いスポットを持つ魚が水面下に姿を現す。
イシガキダイだ。
これまで釣ってきたどのイシガキより大きいことは一眼見て間違いないが、何より異質なのはその風貌。
イシガキダイの名前の由来である黒点の石垣模様は無く、体側は真っ黒。
そして、イシガキの老成魚の通称である”クチジロ”のとおり口周りは真っ白。いや、口どころか顔全体が白い。
その異形は魚というより小型の恐竜といった感じ。
Pさんにラインを取ってもらい、寄波を利用して磯に引き上げランディング。
実測6,9kg。これまでの推定4kgから自己記録を大幅に更新した。

良い魚!
良いファイトだった!!

↑逆光バージョン。大迫力のクチジロに笑顔が引きつる。
これだから釣りはやめられない。
新年早々最高の体験ができた。
とまぁ浮かれるのはここまでにして、最後に今回の反省を一つ。
この魚は磯に上げてから安全な場所まで移動させる際、海に落とすのが嫌だったのでギャフをエラから顎に通して持って行ったのだが、それが原因で大量出血してしまった。

GTなどの頭の大きい魚食性の魚なら同じようにギャフを通しても出血することは少ないが、どうやらイシガキダイはエラ周りが繊細らしい。
この魚はリリースしたがおそらく死んでしまっただろう。これからはより確実に生かして逃がすためにイシガキダイを釣るときはランディングにギャフは絶対に使用しないように決意した。
せっかく大物が釣れたのに、この後悔のため釣行後の気分は晴れなかった。
この魚をあげたあとは餌取りの当たりさえぱったりと止まり、午前11時に納竿。
- 2023年1月6日
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