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湯本ともたか

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今期の注目ルアー、フローティングスイマー?

昨シーズンはあまり思いつかなかった使い方が今年はようやくわかりかけてきました。



ティムコ デダン113というルアーの話です。



<スペック>
全長:113mm 重量:17.6g アクション:ローリング+S字蛇行
フック:ST-46 #4×2 カラー:全10色



このルアー、発売当初使ってみてすぐに釣果に恵まれたが、それ以降は正直使い道に困っていました。
理由は・・・

使い込まれてない内は自身を持って投げれないから。

というのと、どういうシチュエーションで効果的なルアーか図りかねていたからです。

1シーズン使ってみてようやくその使い道が見えてきたので私的見解を少々書いてみます。


デダンはもともとはF-VMというルアーからの派生ルアー。


<スペック>
全長:105mm 重量:16.5g アクション:バイブレーション+S字蛇行
フック:STー41TN #4×2 カラー:全12色


F-VM(フローティングバイブレーションミノー)の名のとおり、Fミノーとバイブレーションの利点をハイブリッドしたルアーです。

アクションはバイブレーション+S字蛇行で他には類をみない動き。

コノシロやサッパなどの大型のベイトがシャローに入ってきた時に有効なルアーでした。


上からF-VM(パニックマイワシ)、デダン113(ボラⅡ) 



そしてデダンF-VMの飛距離とアクションを踏襲し、よりミノーライクに仕上げたルアー。

体高はF-VMよりもスリムになって細身系のベイトを意識?

アクションは強めのローリング+S字蛇行



そこで使い続けてみて気付いたのがもうバイブレーションの動きはなくなり、
これはローリング系のFミノーとシンキングペンシルの動きのハイブリッドだという点。

シンキングミノーとシンキングペンシルのハイブリッド的ルアーだったBUCHI85と使い分けると面白いんじゃないかと気付いたわけです。


BUCHIシンキングスイマーならデダンフローティングスイマーと呼べばいいのかな?


上からF-VM(パニックマイワシ)、デダン113(マイワシ)、BUCHI85シンキングスイマー (ピンクベリーマイワシ)



レンジはガイナジャロウの中間に設定とありますが、デフォルトの#4フックだと感覚的に50~60cmくらい。

もう少し浅いレンジをアップクロスで使いたいときには#5フックに替えてみるとちょうどいい感じ。ドリフト時のアクションもフックの番手を下げたほうが効果的な場面が多かったです。


レンジ調整についてですが
BUCHIの場合は着水後のカウントダウンで狙いのレンジに到達させていたのですが
デダンの場合は着水後のリトリーブで狙いのレンジに到達させます。

落ち鮎パターンの釣りでもこのレンジ調整をした後に流してバイトを待つという釣り方をしてました。



本題:フローティングスイマーの使い道の模索

デダン
のアクションやレンジが理解できたところで後はこれをどう使い倒すか・・・。


風、川の流れ、潮の流れなどの要因で沈み方に変化はあるにせよ
通常シンペン系のルアーはラインにテンションをかけずに流れにのせると当然沈みます。

ドリフトさせての釣りではこの流れを利用して浮かせず沈ませず漂わせるのがキモ。(浮かせたままドリフトさせるならFミノーでOK)

ルアーをドリフトさせる時にはこのテンションの張り具合が重要なんですが流れの強弱でその沈み具合が違い、流れが早いほど沈みづらく浮きやすい。
そんな状況ではリップのないルアーはレンジキープが難しい。

逆に流れが弱いと沈み過ぎて根掛かりしたり、狙いのレンジから外れてしまう。(ボトムを転がすならアリなんですが・・・。)

こういったシンキングペンシルでは流れに同調させにくい状況で出番となったのがシンキングスイマーBUCHIでした。

使い比べてみると、小さいリップのおかげでレンジキープ力がアップし、ノー感じになりがちな状況でしっかり流れを感じることができるようになった。

そしてその逆の発想がデダンの使い道のヒント。

デダン
をいろんな状況で使ってみて一番はまったのが
シャローレンジをリップレスミノーの泳ぎで波動はシンキングペンシルに近い動きで使うというもの。
それ故のタフコンディション対応というコンセプト。

さらにはBUCHIを使ったシャローでのドリフトではレンジ調整が難しいことがあり、そんな状況でデダンを使ったところレンジキープしやすくシャロー域でのサブサーフェスレンジのドリフトがしやすかった。

BUCHIは流れを受けるとリップが付いているものの上に浮き上がりやすい構造。
そしてデダンは流れを受けるとヘッドの角度により潜ろうとする力が働きレンジが下がっていく構造。

これらのことに気付いたことで
流れの強さと狙うレンジによってBUCHIデダンの使い分けができ、これで死角がまた一つなくなった。


そしてシンペン並みの飛距離で風の影響を受けにくい扱いやすさに即1軍入り。

BUCHIよりもボリュームがあり、存在感があることでより大型のシーバスを釣るのに適しているとも感じました。

逆に小型のベイトに偏食している時や流れの弱い状況ではよりアピールの弱いBUCHIのほうが向いているでしょう。


これからの時期はシャローのウェーディングや磯マルゲームでの複雑な流れの中でフォールでは食ってこない状況で使ってみたいと思っています。
遠浅のサーフや岩礁帯の多い三浦エリアでは使い道が多いはずですよね。
そして磯のイワシパターンにも。



他には類をみないルアーコンセプトを持つルアーということは、激戦区のスレた状況でこそその真価が発揮できるはず。

他のルアーで反応がなく釣れない時こそデダンを使って釣果アップを狙います。






参考釣果ログはこちら:落ち鮎パターンの川鱸







さらに詳しくはこちら・・・
【動画】嶋田さん本人が使いこなしのテクニックについて語ってます。
http://www.tiemco.jp/blog/archives/14250?ts_template=movies


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