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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

筑後川シーバス 使い続けるという事。

このところ寒波の冬戻り、日本各地で降雪もあったというが、もう来週には、GWになろうとしている。

僕等のホームである筑後川も安定して釣れるとまでは行かないものの、手を尽くせば魚を釣る事もできる、そんな季節になった。

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さあ、今夜も行ってみますか・・・

午後23時半、外気温は10度、寒波の影響か肌寒い夜だった。

僕の釣は、何時も深夜便だ。

人々が寝静まる街を抜けて、その灯りが遠くなるころ何時ものフィールドがそこにある。

今夜の潮は、中潮、翌1時に干潮だから、約1時間下げの最後を釣る事ができる。


下げ止まりに、僅かに出来る流れの中央の細い流れ。
川の中に、小さな川が出来る、そこに魚は確実に付くはず。


今夜もそんなスポットを探して、ポイントを見回す、闇の中の漣にまぎれる小さな流れの変化。

そこを探して、フィールドに入る。


ポイントに立つと、もう既に全体の潮の勢いは消えている。
案の定、流れのセンターには、はっきりとした下げ潮が確認できた。

距離にして、立ち位置から50~60m、ルアーが背後の地面を釣らない様に、ロッドを構えた両腕を少し高めの位置に構えて、垂らしを長めに、1.2mくらい。そのまま、ペンデュラムキャストで打ち込む、有明鱸に届け!ルアーの存在に気付いてくれ!と念を込めながら。

今夜もBlooowin!140S を流し込む、同じコースを何度も何度も。

それはレーシングカーがサーキットでベストセッティングを出すように。

毎回、小さな変化を付けながら、ひとつのルアーを理解する。

それは、インプレッションとは違い、フェイバリット・ルアーに成るための過程で必要な事、無意識に操作をしても、身体がベストな操作方法を覚えて、それが身につくまで徹底的に使い続ける。


そのルアーの実績は、自分で作るもの。


例え、どんなにそれが釣れているルアーだとしても、使い方によっては、まったく釣れないものにもなりうるという事で、今、Blooowin!140Sは僕にとって、一番使いこなしたい ルアーなのである、オートマチックな可変アクションを、ラインテンションコントロールで意図的に出来ないものか?という課題があり、それを感覚に叩き込む過程を楽しんでいる。

ルアーがアクションが変化するときは、アングラー側の入力か、ルアーの受ける水流の変化があった時である、ルアーはラインに繋がっているから、僕等がコントロールすべき場所はロッドでもルアーそのものでもなく、流れているラインであると考えている。

ロッドやリールはそのラインテンションを調整する道具に過ぎない。仮に手でラインを手繰り寄せても、ルアーはアクションするように作られているものだからだ。

僕は色々なルアーを使うのがあまり好きではない、毎度ルアーをチェンジすると、感覚の調整に時間が要する、何をしているかわからないルアーで釣っても面白くないという、変な拘りがある。

出来る事なら、一個のルアーで、その操作方法を工夫して、色々な状況で釣りたい。

今夜も約1時間、しっかり投げ込んだ、ひとつの道具を使い込む事でしか見えない世界もあるという事を、若い人にも知って欲しいと思う。

午前1時、完全に想定していた釣は外してしまった、ただの一度も魚からのコンタクトも無く、気配すら感じることも出来なかった。

目の前の黒い川の流れは、まるで魚の居ない、真冬の流れの様にしか見えない。

少し移動して、金太郎軍団のシャローへ行く事にした、そこは釣っても釣っても、セイゴ、フッコが湧いてくる場所。

実は前回その場所でも地合を外した。

釣り方がまだ100%見えてないのである、釣り場もまた繰り返し見続ける事で見えてくるもの。

案の定、ここにも魚の気配は無かった。

仕方なく、「アレやるか・・・」と懐のBOXから古いルアーをひとつ取り出す。

バスディーレンジジバイブ70ES、赤金。

それは、僕の中では卒業してるルアーのひとつ。
使い込んだ先にあるものを掴んでるルアーのひとつ。

そいつをフルキャストで流れの芯へ、打ち込む、シーバスの着き場であろうボトム付近を、セオリーどおりのリフト&フォール&リフ・・あ、コンコンと落としてる途中でバイト。

「やっぱりな・・」といいながら魚を寄せる、釣れる釣り方と釣りたい釣り方は何時も違うもの、予想を外して失敗して、状況判断して魚を出す。

泥んこになる前に、はい、ポーズ。
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カワイイなあ、こんなときに釣れてくれるなんて。

そして。レンジバイブを封印(笑)

あのレンジで、必要な飛距離なら、シーライド20g(逆)でいいんじゃ?と打つがノー感じ。

やはりバイブなのか?

確認する為に、今度はDUOのSOVスリムを投入、これも昔、東京湾、リフト&フォールで散々釣ったヤツ。

チェンジして一投目。

ハイ、キンタロー いっちょあがり。
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そうね、そうね、反則だよね、もうしばらく封印します(笑)

時計は午前3時。

あと少しで潮が上げてくる。

再び移動、最後のワンチャンスを求め。

転戦を繰り返すが・・・


午前5時、疲労、睡魔とやりきった満足感、釣りきれなかった悔しさを少し、かみ締めながら。


大型と小型をキープ。
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夜の筑後川は、意外とゴミを探すのにも苦労するくらい、綺麗だったり。

何時までもこの環境をという願いを込めて、フィールドを後にした。
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また朝帰りですか?お父さん・・という時間に(笑)
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■参考タックル
ROD:UEDA CPS102EXti
REEL:DAIWA 3000
LINE:#1.2PE 20LBリーダー
LURE:バスディレンジバイブ70ES DUO  SO-Vスリム他

■釣行日時・場所
平成25年4月22日 午後23時~翌午前5時 中潮
筑後川下流域、(福岡・佐賀県)



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