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関根崇暁
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▼ 答えは アウトリガー・フライフィッシング!
- ジャンル:日記/一般
- (オヤニラミ釣行, 淡水 フライフィッシング, 環境問題)
初夏の蒸し暑い風の中、紫色のアザミが咲く土手を走る。
向かう先は、頭の中を離れない夢の魚オヤニラミの棲む小川。
小川のほとりのブッシュは背丈ほど多い茂りちょっとしたジャングル状態、故に人里にありながら、人を寄せ付けない。
魚たちはそこにひっそりと棲み、太古の時代から命を繋いでいる。
今回はフライマンの僕、道具は年季が入ってるけど、一筋ではなくルアーの合間にやる程度。
0.6号にBBのショット(ガンダマ)を装着、フライはニンフの#16~#12
オイカワで使用している、7fの#2ロッド、DT-2のフライライン。
今回は日本のフライフィッシングのシーンではあまり語られる事の少ないニンフを使ったアウトリガーメソッドを小川で試すことに。
先日の餌釣りの感覚で言えば、魚のサイズが小さい為、ルアーよりもフライが有利かと思ったのがその理由。
相手は水深30~1.5mくらいにいるオヤニラミ、待ち伏せ方の捕食の為、普段は物陰でじっとしていて、流れてくる餌を捕食して隠れ家にUターンする様な動きをするから、オヤニラミの付く障害物周りを丹念に探るには、ニンフ(水生昆虫を模したフライ)でボトムを這わせるイメージで探る釣りをして行く必要がある。
初夏の生き物、ヌマガエル、そしてもう直ぐ雨の季節。
雷魚や鯉も浅瀬に出てきている。
まずは伏流水の溜まりで、アワセの練習、上下に誘いをかけながら小魚を狙う、ルースニングではないのでマーカー(ウキ)は使わずティペット(ハリス)の動きだけでアワセを入れるのは少々慣れが必要。
カワムツが適当に遊んでくれた、意外とシャープなアタリで良い練習が出来た。数匹釣ってポイント移動、オヤニラミがあくまでもメイン。
適度にマンメイドストラクチャーのあるエリア。
ボトムを探ると、バットまでグイっと絞るトルクフルな引き。
珍客のギンブナ、実は二回目、フナのフライフッシングが成立するのもニンフならでは。
続いてスピード感あるバイトにアワセをいれると、ジグザク頭を振りながら上がってきた、カワムツ。
今日は高活性の様子、オスはこの南国の果実の様な鮮やかな婚姻色。
追星にオレンジのアイシャドウも入ってます、そしてクロモの可愛い白い花。
貴方は誰ですか?ハイわたしドン子ちゃんです~♪
速やかに お引取り下さい・・・・ フライで釣れるとは(笑)
そして終に!
終に!!
この時が来た!
震えるほどの感動をくれたオヤニラミがちゃんと僕のフライを咥えて。
僕が探してた「蒼色」はここに。
同じ魚だけど、光の角度でこんなに色は違う。
近道などせず、わざわざ長い時間を掛けて、君に逢いたかったのは。
この瞬間に、忘れかけて、錆び付いてた、この胸を弾ませる想いをしたかったから。
この胸の熱が冷めないのは、今日こそ逢えるかもしれないって毎回思ってたから。
大きな魚を追い求めることが、この釣りの全てでは無いことを、改めて教えてくれた。
何時までも、この小川で命を繋いで欲しい。
もしも、僕の息子が将来、君の子孫に逢いにきたら、また、同じ熱を教えて欲しい。
僕は悪戯に、希少な魚を釣りたいだけではなく。
今、この時代に残された、本当に大切なものを多くの人に伝えたいだけ。
こんなに小さな野生がある事を、釣り仲間、そして皆に伝えたいだけ。
希少種、イトウやアカメを大切に想う釣師が、その魚を釣る理由と似ているかもしれない、根っこには、その環境が残されてる事を確かめたいから。
本当に、この小さな野生が釣れなくなってしまう前に、僕は何かをしなければ成らない使命を感じた。
この釣りに先駆者など無くても、飽くなき探究心で求め続ける事が、唯一の道。
僕の釣りは、間違いなくコレだ!と思える瞬間に出逢えた事は釣師として最高の幸せである。
ここまで応援してくれた釣り仲間、そして読者の皆様、ファンの皆様には感謝、極まりない想いです。
釣れない僕の釣りにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
そんな小川の河原の現実がコレです、これからも釣り拾いを続けて行きます。
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。
向かう先は、頭の中を離れない夢の魚オヤニラミの棲む小川。
小川のほとりのブッシュは背丈ほど多い茂りちょっとしたジャングル状態、故に人里にありながら、人を寄せ付けない。
魚たちはそこにひっそりと棲み、太古の時代から命を繋いでいる。
今回はフライマンの僕、道具は年季が入ってるけど、一筋ではなくルアーの合間にやる程度。
0.6号にBBのショット(ガンダマ)を装着、フライはニンフの#16~#12
オイカワで使用している、7fの#2ロッド、DT-2のフライライン。
今回は日本のフライフィッシングのシーンではあまり語られる事の少ないニンフを使ったアウトリガーメソッドを小川で試すことに。
先日の餌釣りの感覚で言えば、魚のサイズが小さい為、ルアーよりもフライが有利かと思ったのがその理由。
相手は水深30~1.5mくらいにいるオヤニラミ、待ち伏せ方の捕食の為、普段は物陰でじっとしていて、流れてくる餌を捕食して隠れ家にUターンする様な動きをするから、オヤニラミの付く障害物周りを丹念に探るには、ニンフ(水生昆虫を模したフライ)でボトムを這わせるイメージで探る釣りをして行く必要がある。
初夏の生き物、ヌマガエル、そしてもう直ぐ雨の季節。
雷魚や鯉も浅瀬に出てきている。
まずは伏流水の溜まりで、アワセの練習、上下に誘いをかけながら小魚を狙う、ルースニングではないのでマーカー(ウキ)は使わずティペット(ハリス)の動きだけでアワセを入れるのは少々慣れが必要。
カワムツが適当に遊んでくれた、意外とシャープなアタリで良い練習が出来た。数匹釣ってポイント移動、オヤニラミがあくまでもメイン。
適度にマンメイドストラクチャーのあるエリア。
ボトムを探ると、バットまでグイっと絞るトルクフルな引き。
珍客のギンブナ、実は二回目、フナのフライフッシングが成立するのもニンフならでは。
続いてスピード感あるバイトにアワセをいれると、ジグザク頭を振りながら上がってきた、カワムツ。
今日は高活性の様子、オスはこの南国の果実の様な鮮やかな婚姻色。
追星にオレンジのアイシャドウも入ってます、そしてクロモの可愛い白い花。
貴方は誰ですか?ハイわたしドン子ちゃんです~♪
速やかに お引取り下さい・・・・ フライで釣れるとは(笑)
そして終に!
終に!!
この時が来た!
震えるほどの感動をくれたオヤニラミがちゃんと僕のフライを咥えて。
僕が探してた「蒼色」はここに。
同じ魚だけど、光の角度でこんなに色は違う。
近道などせず、わざわざ長い時間を掛けて、君に逢いたかったのは。
この瞬間に、忘れかけて、錆び付いてた、この胸を弾ませる想いをしたかったから。
この胸の熱が冷めないのは、今日こそ逢えるかもしれないって毎回思ってたから。
大きな魚を追い求めることが、この釣りの全てでは無いことを、改めて教えてくれた。
何時までも、この小川で命を繋いで欲しい。
もしも、僕の息子が将来、君の子孫に逢いにきたら、また、同じ熱を教えて欲しい。
僕は悪戯に、希少な魚を釣りたいだけではなく。
今、この時代に残された、本当に大切なものを多くの人に伝えたいだけ。
こんなに小さな野生がある事を、釣り仲間、そして皆に伝えたいだけ。
希少種、イトウやアカメを大切に想う釣師が、その魚を釣る理由と似ているかもしれない、根っこには、その環境が残されてる事を確かめたいから。
本当に、この小さな野生が釣れなくなってしまう前に、僕は何かをしなければ成らない使命を感じた。
この釣りに先駆者など無くても、飽くなき探究心で求め続ける事が、唯一の道。
僕の釣りは、間違いなくコレだ!と思える瞬間に出逢えた事は釣師として最高の幸せである。
ここまで応援してくれた釣り仲間、そして読者の皆様、ファンの皆様には感謝、極まりない想いです。
釣れない僕の釣りにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
そんな小川の河原の現実がコレです、これからも釣り拾いを続けて行きます。
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- 2013年5月16日
- コメント(20)
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