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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

冬の筑後川 Bloowin!140Sのダブルアクション

2013年、新年が始まった。

さて、今年はどんな年になるのだろう。

正月早々、㈱BlueBlueから、僕宛に茶封筒が届いた。
その中には、パッケージも説明書も無い、村岡昌憲氏の最終テストが終わったルアー。

厳重に緩衝材が巻かれ3本入っていた。

発売目前のBloowin!140S  140mmのシンキングミノー!
 



パール系、レッドヘッド、ブルーブルーの三色である。

そのトレードマークである、、ハートのブルーアイ。
サイドに星のマークを纏い、「Blue Blue  Bloowin!140S  23g 」と背中にプリントが施してある。

実際、手に取ると乾いたウエイトボールの音がする。音からシンプルでトラブルの少ない安定したウェイト移動を感じ取る事ができる。

ダブルアクションに慣れるまでは変な感じがする・・・というのを聞いてはいたが、外見はリップが少し長いくらいで違和感は感じなかった。


23時過ぎ、寝静まった家族を確認して一人フィールドへ向かう。

この時期の筑後川の下流域。


僕のホームでは水温は7~8℃、アフターが入ってくるには正直言ってまだ少し早いかもしれない。

山や平野に降った冬の冷たい雨や雪は、大小の沢を下り川を流れ、この本流に注ぎ込む、秋から徐々に水温は下がりつつあるこの筑後川も完全に冬の川と化す。

シラスウナギ漁が本格化する二月には、徐々に水温も上昇方向へ移行し、次に川ゴカイが産卵、所謂、バチ抜けする。

それらの要素がトリガーになり有明海にいた鱸をはじめとする魚たちが戻ってくるものと考えている。

僕にとっての初釣りは、玉砕覚悟の修行である。
何時も釣れないログばかりで読者の皆様には面白味に欠けるとは思うのであるが、自然相手故にそうは簡単には答えはでない。

干潮一時間後にフィールドに立ち、上げ潮が僅か水温をあげてくれるチャンスを窺う。

一時間、二時間と時間だけが過ぎて行く、新しい年に新しいルアーで新しい釣りを見つけたいという想いは天には届かなかった。


さて、気になるBloowin!140Sのダブルアクションの意味をあれこれ探ってみた。

残念ながら、この暗闇のフィールドでは目視は出来なかったのだが。
リトリーブをしたときの感覚は明らかに二段階か、それ以上の感覚が存在する。

一言で云えば、「静と動」が共存してるアクションである。

忍者の様に存在感を消しながら任務を遂行する静粛な部分と、芸を極めた芸者の様に周囲を魅了し引き付ける無駄の無い動的な動き。

それをラインテンションコントロールで使い分け出来るところが面白いかもしれない。

僕のミディアムリトリーブでのレンジは概ね1mから1.5mを引いてるイメージ。

着水直後は、テールから沈んでいくので予め想定したレンジに落として引き上げてくる釣り方も出来る。

春のあのシチュエーションで・・・

秋のあのパターンで・・・

釣るイメージを持つことが出来たのが今回唯一の収穫だった。

午前4時、凍て付き冷え切った重いからだを車のヒーターで暖めながら帰路に付いた。

次こそは有明鱸に会えると信じて、僕の釣れない釣りは今年も続く。

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