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中海ロック 「送り込んでアワセる」の本質

冬さなか、暇をもて余した下の子と散歩のついでに梅の花を見付けた。
まだまだ春は遠く、桜のつぼみは固く閉じたままだが、この時期を目掛けて咲く花もあるのだと言うことを実感。




さて、このクソ寒い時期に目掛けるのはクロソイも同じ。
ヤリイカとかが釣れているのならばそちらに向きたくもなるのだが、色々と情報を仕入れるもあまり釣れている噂を聞かない。
今年はそれをプラスにとらえて、クロソイに専念することが出来る、と考えることに。

とは言え、なかなか(僕は)お目に掛かれない魚。
何度か通いながらカスリすらしないので少し心が折れかけていた。
とりあえず、リールを手に取りシートに装着する。
軽くリールのハンドルを回してみると、


ガリガリガリガリゴリゴリゴリゴリガリガリガリガリゴリゴリゴリゴリ  カツン…   ガガガガガガ

終わっとるやん(笑)


まあ、無理矢理使っていれば中に水が入って塩の結晶が溶けるので何事も無かったかの様にスムーズになるのかなと、一瞬悪魔の様な考えが頭を過ったが思い直す。
ベアリングが完全死すると厄介なので、実家に帰ってサブ機のアグレストをピックアップ。
しばらく使いっぱなしだったので、スプールのベアリングだけ脱脂して注油し直しておく。
安いリールなので、本体側はもはやどうにでもなれ。
ソルト機ってこういう使いきる感大事だよなと思う。
スティーズなんか買った日には塩噛みが怖くて塩水じゃ使えん(笑)


とりあえず、実績場をテキサスのスイミングで巻き巻きしていると、パコーンとバイトが出た。
バイトの瞬間は何の魚かが良く分からなかったが、直ぐに水面に出てバシャバシャし始めたので、お目当ての魚で無いことはわかった。
しかし、久しぶりに味わう魚の引きって、やっぱり良いなぁと素直に思う。
あんな一晩で27本とか釣ってたら絶対に分からない感覚。




あと、スズキってPEでゴリゴリに寄せると水面に出てしまったりするから分からないのだけど、ナイロンで走らせるとちゃんと引いて面白い魚だなと改めて思った。
1尾の重みを存分に味わい尽くしてます(笑)


その後もコンコンと何度かバイトはあるんだけれど、テキサスだからなのか、小型なだけなのか、とにかく乗らないバイトに溺れて場所移動。

そうそう、この乗らないバイト地獄の中思ったのだが、こういう乗らないバイトが出たときに、糸を送り込んでアワセるとかいう人が居る。
待てば飲み込んでくれるエサ釣りならまだしも、ルアー釣りでコツンとアタリを感じて反応した瞬間には魚は既に反転しているのではないかなぁと。
故に糸を送ろうがそれ以上食い込みが深くなる事は無いと思うのだ。

しかし、そこでもうひとつの疑問が。
確かに送り込む事には意味を感じ得ないが、実際には糸をしっかりと送ってからアワセるとフッキングが決まりやすいと感じることがある。
それはなぜなのか?
しばらく考えてみたが、送り込むと結局魚が走るにしても、一旦糸を送ってからしっかりと糸の遊びを取ってアワセるにしても、竿が魚の方に倒され、アワセのストロークをしっかりと取る事に繋がるのでは無いかなぁ。
そう考えると、糸を送って見るのも悪くないなぁ、などと考えながらボトムタッチしたテキサスを巻き上げる瞬間にズムッという重みがリールをホールドしている右手に伝わる。

思いっきり糸ふけを取ってからアワセと引き剥がしを兼ねた大振りのスイープフッキング。
アワセを決めた後もゴリ巻きの手は緩めない。
この手の根魚に関してはサイズ以上に引きが強い。
例えば40cmのクロソイならば60センチのシーバス位は引く。
しかも、シーバスのように間欠で走るのではなく、トップスピードで走り続ける。
故に、魚を掛けたのなら走る隙を与えないように巻くのがポイントとなる。
これまでラインブレイクってのは経験したことは無いが、結構危ない時はあった。

無我夢中で魚を引っこ抜く。




地面に横たわったのはクロソイではないが、30センチジャストのベッコウソイだった。
根魚のこういう「堀り当てる感覚」って独特だよなぁと思う。
橋脚や明暗でシーバス叩いていてもこの感覚は無い。
外道として釣ってもやはり感動は薄い。
専門で狙って、その流れで掘り当てた瞬間の脳汁噴射、この感覚があるからこそハードロックと呼ばれるジャンルにハマる人が居るのだろう。

ありがたく、キープさせてもらった。



身は剥がして、骨を抜いてから揚げた。
骨と皮は泡が出なくなるまでカリカリに揚げてからバリボリと食すことが出来る。
こういう魚を持ち帰ると怒り出す人とか、なんか持って帰りづらい風潮があるのだが、正直「釣った魚位好きに持ち帰らせてくれよ」ってのが本音。
ちゃんと自分で食べるなら僕は持って帰ってもいいんじゃ無いかと思っている。
なお、釣った魚は食べられているとしても、人にあげるのはなんか違うと思う。
きちんと、自分で、食べられるだけ
これが僕の基準となる考え方である。
クロソイに限らず、その他の魚においても。



そのかわり、こういう稀少な魚については骨の一片、トゲの1本まで無駄にせず、血肉とします。
ソイ棘る覚悟(笑)ってヤツです。



その後、ガッサガサになったジリオンをオーバーホールする。
一旦脱脂を掛け、洗い桶の中の水に浸けてから潮を抜く。
結局原因はキャスコンのつまみ側のベアリングに塩噛みが起きていた事だった。
ピニオンのスプール側のベアリングならまだ分かるのだが、ツマミ側まで水って回るのね…。





ベアリングは油を抜いた後水に浸け、コロコロ回していると潮は大概抜けるものだ。
しっかりと潮を落とした後、ドライヤーで乾かしてからグリスを塗ったり油脂を差していく。
ピニオンのところのベアリングはハンドル側が少しコロコロしていたが、まだ行けると思いそのまま組み上げた。
カッチリと組み上がり、スムーズに回るジリオン。
まだまだあと10年は行けそうだなぁ。
新しいリールって、良いのかなぁ…。
壊れないから買い換えられないや(笑)

というか、どなたか塩水でベイト使ったあとのメンテを教えてください(笑)
2~3釣行でダメになるのはオーバーホールに手間ひま取られすぎだなぁと。


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