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▼ 数多あるベイトリールのスプールベアリングオイルを比較してみる
最近、スピニングリールと言うものを使わなくなってはや2年経つ。
思えば、年中根魚を追いかけるようになってから魚の狙い方が
根魚 + シーバス
とか、そういうタックルの積み込みになってしまったり、根魚を狙うときのボックスとシーバスのボックスを入れ替えるのが面倒だったりし、結局シーバスで20gのジグヘッドをボンボン撃ち込むとか、シーバスらしからぬ釣り方で狙うような釣りをしていたこの2年。
当然、そのような釣り方をしていれば、スピニングがいいんだけど、ベイトリールでも出来るよね、みたいな。
そんな中で、意外と楽しみになっていたのが

ベアリング用のオイルを変えてみるって話。
巷ではグリッチがいいだの、MTCWがいいだの、やっぱ古典的IOSファクトリーが良いよねとか、はたまた何使っても変わんねーよとか。
結局何が正解なのか?もあったので、色々試してみた自分なりの結果をシェアしたいと思う。
まず、スプールを空回しした時の空走時間を見てほしい。
思えば、年中根魚を追いかけるようになってから魚の狙い方が
根魚 + シーバス
とか、そういうタックルの積み込みになってしまったり、根魚を狙うときのボックスとシーバスのボックスを入れ替えるのが面倒だったりし、結局シーバスで20gのジグヘッドをボンボン撃ち込むとか、シーバスらしからぬ釣り方で狙うような釣りをしていたこの2年。
当然、そのような釣り方をしていれば、スピニングがいいんだけど、ベイトリールでも出来るよね、みたいな。
そんな中で、意外と楽しみになっていたのが

ベアリング用のオイルを変えてみるって話。
巷ではグリッチがいいだの、MTCWがいいだの、やっぱ古典的IOSファクトリーが良いよねとか、はたまた何使っても変わんねーよとか。
結局何が正解なのか?もあったので、色々試してみた自分なりの結果をシェアしたいと思う。
まず、スプールを空回しした時の空走時間を見てほしい。
ザルス リールオイル(シマノ) 22-23sec ※スプレー直射
ザルス リールオイル(シマノ) 20-21sec ※ドライヤー後
テフロッソ(グリッチ) 20-21sec
IOS-01(IOSファクトリー) 17-18sec
REV(ダイワ) 15-16sec ※ドライヤー後
タンブルウィード(グリッチ) 14-15sec
リールメンテナンスオイル(SLP ダイワ) 12sec(追加テスト)
試験機種はダイワの旧機種(アグレスト)で、ベアリングのクリアランス空き目のものを選定した。
計測は指で弾いて回しているため再現性がないと思っているので、何度も回して代表的な値を測定値としている。
まず、かなりシャバ目のオイルとしてはシマノのザルス、グリッチのテフロッソが挙げられる。
この2つは実際空走時間が20-21秒で、僕が所持しているオイルの中でもかなり長い間抵抗なく回転している。
なお、スプレータイプのベアリングオイルは缶から直射した瞬間はやはり溶剤なのかガスなのかが混ざっている関係で粘度が低く、回転時間が若干長めに出る事が分かった。
また、ザルスとテフロッソ辺りまでは回転時の音がかなり大き目に出ており、油膜は薄めである事が想定される。
キャスティングの際にも派手な音が鳴る(笑)
反面、タンブルウィード辺りを入れた場合、かなり音は抑えられ、ベアリングが保護されている感はある。
その後、IOSファクトリーのIOS-01が17-18秒で続いた。
ただし、ダイワのREV、グリッチのタンブルウィードともに15-16sec、14-15secと、この3種はそこまで大きくは変わらないと言うことも分かった。
結構僕の中でIOS−01は軽いオイルというイメージを持っていたのだが、近年のハイレスポンスオイルと比較するともはや中間くらいの粘度であることが分かった。
<3/24 追記>
HLCに付いてくる青い純正オイルを追加で試してみた。
マジで水のような粘度なのでタンブルウィードよりも回転時間が短かったと言う結果となった。
回っている最中に関しても、ベアリングの玉が暴れまくると言う代物で、改めて小さいベアリングが採用されているジリオンHLCのようなスプールに対してしか適合しないのではないかと思う。
なんかこう回転中に、命が削れる音がするのだ(笑)
オイル粘度は低ければよいかと言うと、そうではないと言うことを表す結果となった。
実際のところキャスティングしてどうなのかで言えば、10g前後のミノーなどを投げるときに、タンブルウィードあたりからは少し回りがニブいな?と思い始める。
7g位のルアーやシンカーを投げた時に、あ、スプール付いてきてねぇな、みたいな。
しかしながら、14gのジグヘッド、テキサスや一般的な12cmミノー等をキャスティングし始めるあたりからはいずれのオイルも大きい差は感じなくなってくる。(厳密にはあー、立ち上がり早いよねとか、思う程度にはあるが)
ブレーキはザルスやテフロッソ辺りを入れたときは若干強めに入れないと、回りすぎる組み合わせが存在する。
(例えばΦ34mmスプールに軽めのルアーとか。)
しかしながら、タンブルウィードなどを入れて立ち上がりが鈍いからといって、ブレーキを変に緩めるとそれはそれでバックラッシュを量産することも多いので、基本的には軸受のロスは最低限に抑えてマグネットや遠心に頼る形のほうがトラブルを安定して抑えられるのかもしれないと思っている。最近ベイトリールはかなりブレーキの性能が向上しているのもあり。
オイルを変えることでスプール回転の減衰特性が変わり、妙に投げやすくなるルアー、ベアリングオイルの組み合わせ(当たりの組み合わせ)があるので緩めと普通の2種類位は用意していてもバチは当たらない気がする。
また、ある程度近年のベイトリールはスプールが軽くなってきているので、下記についても調べてみた。
22ジリオン TW HD
ザルス 10-11sec(溶剤あり)
ザルス 9-10sec(ドライヤー乾燥後)
IOS-01 8-9sec
タンブルウィード 7-8sec
こちらについては二種しかテストはしていないが、例えばザルスとIOS−01の空走時間の変化が20%であり、旧モデルと同じような変化率であることを考えると、同じような結果だし、妥当な結果が出たと考えている。
なお、シマノのザルスを入れたとき、少しベアリング内の玉が遊んでジャリっという感覚が発生する現象が見られた。
これからすると、クリアランスが空いた、使い込まれたベアリングよりはあたらし目のベアリングだとか、径の小さなベアリングなど、レスポンスの良い組み合わせに向いているオイルなのかもしれない。
あと、シャバシャバオイルでよく言われるのが、使ってるうちに飛んでオイルが抜けてくる、というものだが、こちらについてはシールドベアリングを使っている限りはオイルが抜けるなどの現象は感じなかった。
まあ、シールド外しゃ、そりゃあ無くなるわな。
最後に、この結果を台無しにする実験結果が一つ出たので紹介したい。
条件 アグレスト
ベアリングオイル → REV(ダイワ)
シャフトピボットにオイル塗布 15-16sec
シャフトピボットにグリス塗布 12sec
※普段より若干多めだが常識的量を塗布
※グリスはシマノ プレミアムグリースをシャフト先端にごく少量
グリス、めっちゃ抵抗なる説(笑)
もちろん、普段はグリースをオイルで軽く割って、緩くしたものを最小量付けるという組み付け方をするのでこの実験程極端に影響は出ないと思うが、グリスの粘度を考えない組み方をしてしまうと、思った以上にベアリングオイルのレスポンスを阻害してしまうと言う事実が判明した事は、今回の実験で印象深い出来事だった。
もちろん、今回の実験はサミングだのブレーキだのが掛かっていない →軸受けへの側圧が掛かっていない条件であり、飛距離と直接結びつかない可能性はあるかもしれない。
が、改めて数字としてポテンシャルが比較できたのは僕の中で一つの自信に繋がった。
結局、迷ったら一番中間的なポテンシャルのIOS−01入れときゃ良いんよね、多分(笑
- 2月16日 12:00
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