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▼ JJZC-RD810 インプレ
- ジャンル:釣り具インプレ
- (ティムコの回し者)
さて、先日試投したティムコ/JJZC-RD810。
そのインプレを。
このロッドを数投した時に、ロッドの声が聞こえた気がした・・・
このロッドの大きな特徴としては、二つ。
・アラミドヴェールという素材
・小口径ガイドを配置
それ以外は、高感度+レギュラーよりの可変ファストテーパーという、何処でも謳ってるタイプのロッド。
つまり、最も市場に氾濫してるカテゴリで、どれだけ差を出せるかというトコが焦点になるのかな、と。
先ずは重量だが、APIA/IRIS87Lとほぼ同等のイメージ。
若干それより重いが、先重り感は無い。
投げてみて判ったのは、既にモニターの方々が仰ってるようにしなやかだけど筋肉質。
振り抜けは軽く、軽い感じで投げると、綺麗に飛んでいく。
その際は小口径ガイドのメリットか、糸の出が非常にスムーズ。
ガイド抵抗よりも、糸を収束させる方を優先したのだろうが、それは狙い通りじゃないかと。
シマノの4000番と3000番で試してみたが、共に問題は無かった。
次に巻き上げ。
最近のパッキパキの高弾性カーボンで得られる高感度とは別物で、低弾性カーボン並みのしなやかさなのに、きっちり感度が出る。
その感度も、刺々しいものではなく、滑らかなのだかきっちり変化・動きを取れるもの。
そういった意味では、その硬さ故にバラしやすくなった最近の高感度ロッドとは一線を画する物である事は、間違いない。
が
それは、ティップ部1/3までの話。
ここからは、隅田のフッコばかり釣っている人間の戯言と思って下さい。
はっきり言うと、ベリー以降とティップのパワーバランスが悪い。
その為、折角のしなやかさが活かしきれない。
大げさに言えば、ソリッドティップ(だったっけ?)みたいに、先っぽだけ柔らかくして食い込みを良くした代わりに、抜き上げ禁止とか書いてあるロッドみたいな感じになっている。
1ozクラスのルアーを投げる方ならば全く関係ないと思うが、私が使う10g前後のルアーだと、どうにもティップだけで飛ばす感じになってしまう。
その為、普段行っている「腰で投げる初速をつけてのキャスト」をすると、飛距離が極端に落ちる。
障害物の中を低弾道で飛ばすには、正直言って向いてない。
精度に関しても、慣れてくると問題無いのだが、ロッド長のせいか細かい部分の調整が効かない。
曲げた感覚だと、50cmクラスだとバッドまで仕事をしない=バラし易さは、最近のロッドとそれ程遜色ない気がする。
そういった点は、全て開発者の釣りを基準にすれば納得出来る。
①オープンエリアで
②ウェーディングで
③レバーブレーキで
④大物を狙う
ならば、正に理想的なのではないだろうか。
①そこまで細かい精度は要らない
②水の中で踏ん張れない足腰を使わないキャストでも、飛距離が稼げる
③大きなやり取りはレバーブレーキを使うから、曲げる必要が無い
④強靭なベリー~バッドが、しっかり魚を浮かす
というコンセプトなんじゃないかと思う。
それと真逆な釣りをしてる自分にとって、違和感があるのは当たり前。
腕の良い人は「ロッドに合わせる」と言うが、私にそんなスキルは無い。
このロッドから聞こえた声・・・
お前にゃ10年早い!
もしこのロッドが、8.6ft以下で、ベリーのパワーが3/4・バッドパワーが2/3位だったら、間違いなく即買いだった・・・
そのインプレを。
このロッドを数投した時に、ロッドの声が聞こえた気がした・・・
このロッドの大きな特徴としては、二つ。
・アラミドヴェールという素材
・小口径ガイドを配置
それ以外は、高感度+レギュラーよりの可変ファストテーパーという、何処でも謳ってるタイプのロッド。
つまり、最も市場に氾濫してるカテゴリで、どれだけ差を出せるかというトコが焦点になるのかな、と。
先ずは重量だが、APIA/IRIS87Lとほぼ同等のイメージ。
若干それより重いが、先重り感は無い。
投げてみて判ったのは、既にモニターの方々が仰ってるようにしなやかだけど筋肉質。
振り抜けは軽く、軽い感じで投げると、綺麗に飛んでいく。
その際は小口径ガイドのメリットか、糸の出が非常にスムーズ。
ガイド抵抗よりも、糸を収束させる方を優先したのだろうが、それは狙い通りじゃないかと。
シマノの4000番と3000番で試してみたが、共に問題は無かった。
次に巻き上げ。
最近のパッキパキの高弾性カーボンで得られる高感度とは別物で、低弾性カーボン並みのしなやかさなのに、きっちり感度が出る。
その感度も、刺々しいものではなく、滑らかなのだかきっちり変化・動きを取れるもの。
そういった意味では、その硬さ故にバラしやすくなった最近の高感度ロッドとは一線を画する物である事は、間違いない。
が
それは、ティップ部1/3までの話。
ここからは、隅田のフッコばかり釣っている人間の戯言と思って下さい。
はっきり言うと、ベリー以降とティップのパワーバランスが悪い。
その為、折角のしなやかさが活かしきれない。
大げさに言えば、ソリッドティップ(だったっけ?)みたいに、先っぽだけ柔らかくして食い込みを良くした代わりに、抜き上げ禁止とか書いてあるロッドみたいな感じになっている。
1ozクラスのルアーを投げる方ならば全く関係ないと思うが、私が使う10g前後のルアーだと、どうにもティップだけで飛ばす感じになってしまう。
その為、普段行っている「腰で投げる初速をつけてのキャスト」をすると、飛距離が極端に落ちる。
障害物の中を低弾道で飛ばすには、正直言って向いてない。
精度に関しても、慣れてくると問題無いのだが、ロッド長のせいか細かい部分の調整が効かない。
曲げた感覚だと、50cmクラスだとバッドまで仕事をしない=バラし易さは、最近のロッドとそれ程遜色ない気がする。
そういった点は、全て開発者の釣りを基準にすれば納得出来る。
①オープンエリアで
②ウェーディングで
③レバーブレーキで
④大物を狙う
ならば、正に理想的なのではないだろうか。
①そこまで細かい精度は要らない
②水の中で踏ん張れない足腰を使わないキャストでも、飛距離が稼げる
③大きなやり取りはレバーブレーキを使うから、曲げる必要が無い
④強靭なベリー~バッドが、しっかり魚を浮かす
というコンセプトなんじゃないかと思う。
それと真逆な釣りをしてる自分にとって、違和感があるのは当たり前。
腕の良い人は「ロッドに合わせる」と言うが、私にそんなスキルは無い。
このロッドから聞こえた声・・・
お前にゃ10年早い!
もしこのロッドが、8.6ft以下で、ベリーのパワーが3/4・バッドパワーが2/3位だったら、間違いなく即買いだった・・・
- 2013年10月22日
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