理想的な試料

昨年、チヌの誘因/捕食要因として、波動の他に「アミノ酸」じゃね? とか「電気」じゃね? とか妄想しておりました。

んで、今年はそれの検証をしてみようかと。

と言っても、チヌに関しては初心者以下の経験しかないので、先ずはある程度の数を釣って根本を知る必要もある。

昨年は嫌という程、活餌の効力を見せつけられた。

なので、蟹やフナムシがある時は、それを使ってデータ数を稼ぐべきかと。

その為に態々…



飼育環境も整備しちゃったしw (現在イソガニ5匹飼育中♪)

ただそれだと妄想する意味すらなく、 ネタにならん 餌落としゃ釣れるで終了してしまう。

別に私は研究者じゃないので、黒鯛の生態が知りたい訳じゃない。

んなモンは、専門家がやればいい話。

餌買いに行くのが面倒だから あくまで最終的には疑似餌で狙うのが目的。

それを使う際の補助として、何が有効なのかを知りたい訳で。


となると、どんな手法を取れば良いか?


一発目に考えたのが、昨年アップしたアミノ酸糊(笑)

これをイガイルアーに纏わせて食いの違いをみようかと。

この方法なら、「キトサン糊」だって簡単に作れるので、それに越した事はない。

万が一「硬さ」が問題になった場合の為に



こんな蟹型のワームも買っておいた(パワークラブは他の要因も色々入ってきちゃうので、実験用としては却下。まあ、コイツも少し入ってるけどねw)。

つい最近までは、これでイケると思っていた。





一つ大事な事を忘れていた。

チヌってのは「反応が出ない捕食」をする事が多々あり、例えば反応してても即吐き出されれば全く判らん。

晩秋の様に水が澄んでいれば目視で確認出来るが、濁っていたら全く判らん。

となると、結果から出される結論は「針掛かりする」というバイアスの掛かった物になってしまう。

…まあ、それはそれで良いのだろうが、チヌの面白さは「ファイト」よりも「微妙なアタリを取る」事だと思う。

ただ、「魚は寄ってくるけど食わない」じゃ何の意味もない。

って事は、誘因ではなく捕食に焦点を当てるべきだろうと。

一度口を使った事が判れば、「捕食」した事になり、その後どの様な結果が出たかで検証が出来るんじゃないかと。


では、それが判る様にするには、何が良いのだろうか?


色々と調べていく内に、一つの結論が出た。

確かにこれなら、一度でも口を使ったら、例えバイトが感じられなくても判る。

そして、様々な試料を単独/複数で使う事が出来、かつ非常に廉価(←ココ重要)

条件も安定しているので、他の要因をほぼ排除出来る。

保存も楽だし安定供給も可能なので、何時でも持込む事が出来る。

また、(多分)隅田川に居る他の魚は見向きもしないだろう。


正に理想的


ワームが「餌寄りのルアー」であるならば、コイツは「ルアー寄りの餌」。

これが果たして、ここ(fimo)的にOKかどうかは不明だが、今後の為には必要悪。

なので今年は、蟹/フナムシ/イガイ/ワーム/自貝と併せて使っていこうかと。

では、それとは何か?





練り餌





練り餌にチヌが食いつく事は、既に先人達が実証済み。(実際に専用品が売ってるし)

小麦粉ベースに色んな成分を混ぜて作れる上、冷凍保存も可能なので作り置きが出来る。

分量を決めておけば、安定した条件で供給が可能。

一度噛めば歯形が残る(変形する)ので、バイトの有無も確認出来る。

見た目(色)も白(色素を入れれば成分を変えずに色味だけ変えられる)で共通化出来る。

練り込むので、コーティングと違い最後まで成分が残る。

当然天然素材で水に溶け、最終的には養分になるので環境にも優しい。


完璧じゃね?


小麦粉だけで作った物をそのまま使うのと、そこに「アミノ酸」「キトサン」を混ぜ込んだ物との比較。

それ以外にも「ブレンド」「海老粉」「蛹粉」等を混ぜ込んでも良い。

そこから出て来た数字を統計的に見れば、(隅田川の)チヌの嗜好・指向が判るだろう。


という事で、今年は練り餌を軸に釣行を続け、疑似餌をバックアップとしていこうかと思う。





余りにも釣れなかったら餌に逃げるけどねw




どんな形でここに上げていくかは、おいおい決めていきます。

 

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