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▼ チタン=高感度という幻想
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- (間違いだらけの隅田チニング, 元style-攻略法, 元釣り具インプレ)
バチ専用ブルジョアロッドとして、そしてヘチ釣り用ブルジョアロッドとして昨年大活躍してくれた、ダイワの某ブルジョアロッド。
(大切な事なので、3回言います(笑))
コイツの特徴は何と言っても「チタンティップ」。
この恩恵は計り知れず、お蔭様で多くの魚の反応を貰えました。
そうこうしてる内に、種々の魚種用ロッドにもチタンティップが使われる物が出てきて、今やスタンダードなロッド素材と言えるのではないでしょうか。
(あ、因みに私、チタンティップの存在を知らずに購入したので、何処が一番初めに出したのか不明です(爆))
そんなチタンティップ、メディアやメーカーの宣伝文句に必ず出てくるのが「高感度」。
「異次元の感度」「このロッドだから取れたアタリ」「超絶感度」等々。
そんな謳い文句に踊らされているのか単なる興味か、度々チタンの感度について聞かれるようになりました。
現場であったりメールであったり…大概は「そんなにビンビンな 感度凄いの?」と。
違うよ
別にチタンが「特別」高感度って訳じゃない。
ぶっちゃけて言えば、硬さと感度のトレードオフで「優れてる」だけ。
ティップの素材として(私が知ってる中で)現在一般的に使われているのは
・カーボン
・グラス
・チタン
の3種類。(アラミド樹脂なんかもあったけど、マイナー過ぎるので割愛)
その中で、構造として「ソリッド」と「チューブラー」の2パターンがある。
構造まで入れると話が面倒になるので、今回は素材での話をさせて頂く。
カーボンにも種類があるので一概には言えないし、あくまで体感での話で申し訳ないが(数字以外を拒絶するのが居るので、先に謝っておきますw)。
先ず感度で言うと、チタン≒カーボン>>>グラスといった感じ。(当然カーボン単体でいくと高弾性>低弾性となる。)
確かにチタンの方が優れてるけど、騒がれる程じゃない。
「超高弾性カーボン」ならば、下手すりゃチタンより高感度かも知れん(そんなの使われてるかも知らんけどw)
基本ロッド素材はカーボンであり、異素材を使うという事は「継」という工程が加わる。
どんなに技術があろうが、そこに接続部があるという事は必ずそこにパワー(伝達)ロスが生まれる(もの凄く些細な違いだろうけど)。
となれば、一体型で作れるカーボンティップの方が、構造上からも優位になる。
ぶっちゃけた話すりゃ、軽くて硬けりゃ間違いなく感度は上がるんだから、カーボンの方が素材的に有利なのよ。
ただ、そこにあるファクターを入れると、話が一気に変わってくる。
それは「柔軟性」
柔らかい=曲がる=折れにくい=強度(硬度ではなく)があると言っても良いかと思うが、これを比較するとグラス≧チタン>>>カーボンとなる。
グラス素材は折れないけど感度が低いってのは、皆様ご承知の通り。
つまり簡単に言っちまえば、
「グラスの強度でカーボンの感度」なのが凄いのであって、決して感度だけを分離して語るモンじゃない
って事。
ただ、釣りで言う感度には2つあると思う。
専門用語は知らんので、敢えて言葉で表現するなら「衝撃感度」と「追従感度」。
これまで書いてきたのは、反応が手元に来る「衝撃感度」の話。
いわば、己の手がセンサーになってる形。
ところが、チヌをやって初めて知った「手元に来ない反応」。
ちょっとした違和感であったり、ラインの動き。
この際に(手元には何の変化も無いのに)僅かでもティップが動いてくれれば、変化に気付く事が出来る。
言うなればティップ自体がセンサーとなってる形。
これだって「感度」な訳で、これが「追従感度」。
硬い素材では全く起こらない追従が、柔らかい素材ならば起こる。
例えば水流。
ルアーの動きはロッドを持つ手元で感じられるが、流れの変化はハンドルを回す重さの変化で感じる事が殆ど。
勿論ロッドで感じる事もあるけど、硬い竿であればあるほどロッド自体には差が出てこない。
ところが柔らかいロッドだと竿の動きが生まれ、そこからロッドを持つ手元、プラス視覚からもはっきりと感じられる。
これら2つを高次元で兼ね備えてる素材が「チタン」って事。(どっち付かずって気がしないでもないが…(笑))
そういった意味では、確かに「色んな意味での感度」は優れているから、メディアもあながち嘘は言ってないし誇張でもない。
ただ、どうにも「衝撃感度」の点しか取り上げてないように見える。
まあ、その方が解り易いし売り易いからねぇ…
んじゃ、何故当初チタンティップに拘わったのかと聞かれたら…
竿折名人の名称は伊達じゃない
ってのは半分本気で(爆)、チヌ相手だと「衝撃感度」も「追従感度」も必要だと感じたから。
シーバスの様に反転してくれりゃいいけど、餌の動きに合わせてハムハムしてる事も多く、その場合ホントに判らんからねぇ。
広義の意味での「感度」は非常に優れているけど、衝撃感度だけで(過度な期待して)選択すると肩透かし食らいますよ、という話でした。
(大切な事なので、3回言います(笑))
コイツの特徴は何と言っても「チタンティップ」。
この恩恵は計り知れず、お蔭様で多くの魚の反応を貰えました。
そうこうしてる内に、種々の魚種用ロッドにもチタンティップが使われる物が出てきて、今やスタンダードなロッド素材と言えるのではないでしょうか。
(あ、因みに私、チタンティップの存在を知らずに購入したので、何処が一番初めに出したのか不明です(爆))
そんなチタンティップ、メディアやメーカーの宣伝文句に必ず出てくるのが「高感度」。
「異次元の感度」「このロッドだから取れたアタリ」「超絶感度」等々。
そんな謳い文句に踊らされているのか単なる興味か、度々チタンの感度について聞かれるようになりました。
現場であったりメールであったり…大概は「そんなに
違うよ
別にチタンが「特別」高感度って訳じゃない。
ぶっちゃけて言えば、硬さと感度のトレードオフで「優れてる」だけ。
ティップの素材として(私が知ってる中で)現在一般的に使われているのは
・カーボン
・グラス
・チタン
の3種類。(アラミド樹脂なんかもあったけど、マイナー過ぎるので割愛)
その中で、構造として「ソリッド」と「チューブラー」の2パターンがある。
構造まで入れると話が面倒になるので、今回は素材での話をさせて頂く。
カーボンにも種類があるので一概には言えないし、あくまで体感での話で申し訳ないが(数字以外を拒絶するのが居るので、先に謝っておきますw)。
先ず感度で言うと、チタン≒カーボン>>>グラスといった感じ。(当然カーボン単体でいくと高弾性>低弾性となる。)
確かにチタンの方が優れてるけど、騒がれる程じゃない。
「超高弾性カーボン」ならば、下手すりゃチタンより高感度かも知れん(そんなの使われてるかも知らんけどw)
基本ロッド素材はカーボンであり、異素材を使うという事は「継」という工程が加わる。
どんなに技術があろうが、そこに接続部があるという事は必ずそこにパワー(伝達)ロスが生まれる(もの凄く些細な違いだろうけど)。
となれば、一体型で作れるカーボンティップの方が、構造上からも優位になる。
ぶっちゃけた話すりゃ、軽くて硬けりゃ間違いなく感度は上がるんだから、カーボンの方が素材的に有利なのよ。
ただ、そこにあるファクターを入れると、話が一気に変わってくる。
それは「柔軟性」
柔らかい=曲がる=折れにくい=強度(硬度ではなく)があると言っても良いかと思うが、これを比較するとグラス≧チタン>>>カーボンとなる。
グラス素材は折れないけど感度が低いってのは、皆様ご承知の通り。
つまり簡単に言っちまえば、
「グラスの強度でカーボンの感度」なのが凄いのであって、決して感度だけを分離して語るモンじゃない
って事。
ただ、釣りで言う感度には2つあると思う。
専門用語は知らんので、敢えて言葉で表現するなら「衝撃感度」と「追従感度」。
これまで書いてきたのは、反応が手元に来る「衝撃感度」の話。
いわば、己の手がセンサーになってる形。
ところが、チヌをやって初めて知った「手元に来ない反応」。
ちょっとした違和感であったり、ラインの動き。
この際に(手元には何の変化も無いのに)僅かでもティップが動いてくれれば、変化に気付く事が出来る。
言うなればティップ自体がセンサーとなってる形。
これだって「感度」な訳で、これが「追従感度」。
硬い素材では全く起こらない追従が、柔らかい素材ならば起こる。
例えば水流。
ルアーの動きはロッドを持つ手元で感じられるが、流れの変化はハンドルを回す重さの変化で感じる事が殆ど。
勿論ロッドで感じる事もあるけど、硬い竿であればあるほどロッド自体には差が出てこない。
ところが柔らかいロッドだと竿の動きが生まれ、そこからロッドを持つ手元、プラス視覚からもはっきりと感じられる。
これら2つを高次元で兼ね備えてる素材が「チタン」って事。(どっち付かずって気がしないでもないが…(笑))
そういった意味では、確かに「色んな意味での感度」は優れているから、メディアもあながち嘘は言ってないし誇張でもない。
ただ、どうにも「衝撃感度」の点しか取り上げてないように見える。
まあ、その方が解り易いし売り易いからねぇ…
んじゃ、何故当初チタンティップに拘わったのかと聞かれたら…
竿折名人の名称は伊達じゃない
ってのは半分本気で(爆)、チヌ相手だと「衝撃感度」も「追従感度」も必要だと感じたから。
シーバスの様に反転してくれりゃいいけど、餌の動きに合わせてハムハムしてる事も多く、その場合ホントに判らんからねぇ。
広義の意味での「感度」は非常に優れているけど、衝撃感度だけで(過度な期待して)選択すると肩透かし食らいますよ、という話でした。
- 2021年1月28日
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