これが高級竿?

えー、ライターになってからは多少自重しておりましたが、今回久し振りに ネタ 頭にきたのでやらせて頂きます。


毒吐きログ


あまりやると、本部からクレームが来ると思いますので、メーカー名は自重します。

が、多分読んでいけば判るかとw

まあ、ただ毒を吐くだけじゃなく、一応見解も挟んでオブラートには包んでいきますので。

では、スタート♪



先日、友人のトップガイドが割れている事が判明。

その彼はほぼ毎日釣りに出ており、翌日以降も当然やりたいと。

メーカーに修理出せば1~2週間は掛かるので論外だし、自分でやる自信はないとの事。

その彼からは 貢物沢山 自分が出られない時の情報も色々貰っているので、「やったげるよ」と。

トップガイド程度なら5分程度で終わらせられるので、昼休みか仕事終わりにやっても充分間に合う。

という事で、翌日パーツを購入した足でウチまで来てもらい、ロッドとトップガイドを預かって昼休みにちょっくらと。


トップガイドの交換は非常に簡単で、自分・友人のを合わせて20回位はやっている。

工程としては

・トップガイド部をライターで炙り、ガイドを抜く。
・そのまま脆くなったスレッドを止めてるエポキシを除去し、スレッドを外す。
・カッターの裏側やヘラ等で、竿先に残ったエポキシを除去する。固化してる場合は、再度軽く炙って除去。
・アルコール洗浄してからエポキシを先端に塗り、ガイドを入れてセンター合わせ。
・はみ出したエポキシを若干量残して除去し、軽く一周塗り回して放置して終了。

慣れたものなので、先ずは道具を揃えてトップガイドを外すべくライターで炙る。

頃合いをみて抜こうと、プライヤーで引っ張ると…



抜けねぇ!?



自分の竿じゃないから、確かに慎重になり過ぎていた部分は否定出来ん。

もう少し熱いれてから引っ張ってみると…



抜けねぇ!



試しにスレッド部を軽く削ぐと、簡単に「ポロッ」と。



ポロッ!?



もうね、想定外の事が起こり過ぎてパニックよ。

一旦竿も自分も冷ましてみる。

これだけの熱加えても外れないってのは、考えられる事はただ一つ。

という事で、ティップ部を傷めない様スポットトーチを持ち出して、ガイドだけに当てて四苦八苦しながら何とか外す。


やっぱりね…(呆)


という事で、事後処理を行ってからガイド取り付けて終了。



じゃなかった



夕方センターの位置確認をしている際に、インロー部のエポキシに割れがあるのを確認。


割れ!?


慌てて応急処置するかどうかを確認し、了承を得て取りあえず処置して終了。

何とか当日の釣りに間に合わせる事が出来ました。



さて、今回は3ヶ所、毒吐きポイントがあります(笑)

それを順次書いていこうかと。


①トップガイドのスレッド

これはまあ、半分納得はしている。寧ろ良いアイデアだなと。

正直な話、トップガイドにスレッドはタダの飾り。

今回は、全体のイメージを合わせる為に敢えてメタリックスレッド1本だけ入れて、塗ったかチューブかは判らんが、それでスレッドっぽくしていたのだろう。

ただ、ちゃんとスレッドを入れてるロッドもある訳で。

この価格帯の竿に、そんな子供騙しみたいな事するのがねぇ…


②トップガイドの接着

最も許せないのがコレ。

この写真を見て欲しい



抜いた状態のままで撮ったもの。ホントはティップ部も写したかったが、まさかの展開なので準備してない 処理を優先した。

これ、明らかに「汎用接着剤」。

ロッドビルドやる人間からすると、素人でもわかる「NG行為」。

というのも、何故エポキシが使われるかというと、通常は強固だが熱を掛けると直ぐに除去出来るのが最大のメリット。

ガイドというのは使用中に割れる確率が結構あり、交換する事は想定されているはず。

なので基本エポキシのみで接着するのだが、汎用接着剤では熱での劣化がしにくく、かつ除去も難しくなる。

ロッドのティップ部は繊細なカーボンで出来ており、火を当てすぎると燃えてしまう。

そんな場所に敢えて汎用接着剤を使う理由としては、ただ一つ


ユーザーに失敗させる


って悪意以外、何があるんだよ、と。

エポキシだけで充分な強度は保てるし、他の場所には使ってるのだから「環境ホルモンガァ~~~」なんて言い訳は効かない。
(他にもう一つだけ考えられる事はあるが、それは③と併せて語る。)

ロッドのガイド交換をメーカーに依頼すると、部品代以上に取られる交換手数料。

たかが5分で終わるモンを10日前後待たせる(当然物流があるので、2~3日は仕方ない)時点で、「もう1本買っとけよ」とでも言いたいのか。

その上で、ユーザー自身で出来る大した作業でもない事に、多大な金を払わせる仕組みを作ってるだけじゃねぇかと。

ああ、やっぱり「パーツ」じゃなく「アッセンブリ」で売りたがるメーカーってだけはあるわ(怒)

今回、過去の自らの失敗(爆)からカラクリに気付いたが、これでティップダメにする被害者は出てくるんだろうなぁ…


③スレッドのコーティング

証拠写真、その2(笑)



これまで自分が使っていてガイド外ししたロッドは、全てスレッドに「適切な」コーティングがされていた。

そもそもスレッドはガイドを止めている物であり、そこにコーティングする事で隣り合った糸を固着させ、より強固にする。

その為に、スレッドには「低粘度エポキシ」を使い糸に浸透させ、その上で更に重ねていく事で表面を滑らかにする。

故に、ロッド(っつーかエポキシ)の経年劣化で表面にクラックが入っても、強度に(ほぼ)影響無く使い続けられる。





今回の場合、スレッドには一切浸透しておらず、それが欠けたせいでスレッドの一部が切れてしまっている。

またエポキシが表面に乗っているだけなので浮きが出て、このまま使うと全周剥がれ→スレッド解れ→強度不足になるのは明白。

今回はインロー部故に力が掛かる場所なので、スレッドが解れたらブランク割れを起こすだろう。


当然保証期間外に起こるだろうから、今度は新品(しかも定価)の半額近い金取る気満々じゃねぇか!!


今回の問題、考えられるのはただ一つ、「作業の簡略(短時間)化」。

低粘度エポキシは固化に1日以上かかり、また通常のエポキシも固化するのに5~10分は必要。

その間静置しておくと液が移動し、均一に塗布されないのでロッド自体を回し続けなければならない。

その際に、ティップにエポキシだけで止めると、ティップもクルクル回ってしまいセンターが狂う羽目になる。

なので、短時間硬化型のエポキシだけで全て終わらせる為に接着剤をつかったり、スレッドに浸透(しない)させずに塗っただけだろうと。

これが、1万円前後の竿であれば、私は何も言わない。

原価からの利益率を考えれば仕方ない事。(ブランク以外のパーツ代は、それ程差が無いから)

大量生産・大量消費じゃなきゃ、利益出ないからねぇ。

が、今回の竿は実売価格7万円オーバーの高級竿。

鮎竿とかと比べちゃうと、「7万なんて安いじゃん」と言われるかも知れんが、ことルアーロッドであれば間違いなく高級品だろう。

それに対して、明らかなこの手抜き作業はどうなのよ? と。


このメーカー、以前の物はどんな安物だってきちんと仕上げていた。

事実、自分で何本も修理しているので良く判っている。(つか、直してない竿が無い(爆))

どんなに良いコンセプトで良いブランク使おうが、こんなユーザー騙す様な作りしてると何時かは相手にされなくなるんじゃね? と。


ああ、そうか…





長々使う様な貧乏人は相手にしないって事ね(苦笑)


今後は、このメーカーへの見解を改めよう。

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