Classic音楽のススメ ~リトリーブ 第四楽章~

  • ジャンル:style-攻略法
本日で、リトリーブ編は終了です。

これまでは、「均一なただ巻き」に特化し、如何にただ巻きをするかを書いてきました。

しかし、それだけじゃない!

ベイトパターンになった場合、均一なただ巻きだと魚が口を使ってくれない事が多い。

そんな時に使えるのが、動きのアクセント。

良くルアーの説明で「流れの変化を感知し、自動的にバランスを崩す」とかってあるじゃないですか。
確かに、その「バランスの崩れた瞬間」に食ってくる事は多い。
しかし、それじゃ「釣れちゃった感」というか、ルアーが釣ってくれたが否めないな、と。

やはり、「釣った感」が欲しい。

そんな時に使えるのが、若干のスピード変化であったり tenuto。
♪の下に、 - があるのを見た事ありません?
意味としては「その音の充分な長さを取る」って事。

それ読んで、「あれ?」と思えたあなたは、音楽のセンスがあります(^^)
確かに、リズムは変わらないので、巻きスピードは変わらない。
しかし、それを意識して巻くと、必ずと言っていいほど僅かに緩やかに(丁寧に?)巻くようになります。

するとどうなるか?

ルアーが若干バランスを崩し、揺らぎます(激流時を除く)。
その揺らぎで食わせるのです。
「このポイントに魚が居る」というのがあれば、そこまでは均一なただ巻きをして、ポイントに入った瞬間に、tenutoをイメージ。
すると、食ってくれる事があります。
そうなりゃ「食わせた!」と。

ええ、自己満足の世界です!(爆)

他にも、♪の下に ・ があるのが staccato。
これはその音を弾くように短く出す。
これをイメージすると、一瞬リトリーブが止まる。
それが食わせの間になったります。

そんな形で譜面を頭に浮かばせながらやっていくと、結構面白い釣りが出来たりします。
実は、不規則なリトリーブだと勝手にそれが起きてます。
(なので、均一なリトリーブだけが良いって事じゃない、と書いたわけです)
が、それだとやはり「釣れちゃった感」。
それを意図的にやってみたらどうですかね?と。

流れの変化が殆ど無い場所でも、流れの変化があるように見せられる。
バランスを崩した魚に飛び掛る習性があるが故に流れの変化のある場所で釣れ易いと仮定すると、かなり有効な手段になります。



ええ、何時も一人寂しくやってるんで、そうでもしなきゃやってられんのよっっ(T-T)




と言う事で、次は「ロッドアクション」編に行きたいと思います。

コメントを見る