爆速SCノッター(笑)補足

昨年だかにアップした「爆速SCノッター(笑)」

現在、私自身はチヌタックルのリーダー結束時に使用しております。
(細いリーダーの場合、FGだと組みにくいので)


先日、現場でリーダーを2号→1.5号に切り替えてた最中、ノッターを使って結束していたら「チヌですか」と声を掛けられた。

向こうは「何それ?」的な目で見てきたので、話をしたら使ってみたいと。

なので使い方を教えて、実際に使って貰った。

すると、何度となくスッポ抜けを起こしていた。

自分がやる時は慣れているせいか、特にそういう問題は起こらない。

また以前に、「ぬこまた釣査団」の隊長からのメッセージで、強度が思ったほど出ないという連絡も入ってた。

近くで見れればその場で気付いて指摘出来たんだろうけど、今の世知辛い状況ではねぇ…

そこで帰宅後、敢えてシミュレーションして「どうやったら失敗するか」を検証した。

その結果、幾つかの点を注意しないと起こる事が判明。

後日アップした動画の中でも言った事も含まれますが、折角なので今回図解してみようかと。

先ずは基本的にこんな感じでラインを色分けし、



それがどの様な形だと起こるかを書いていきます。


①ライン重なり



これは動画でも指摘しておきましたが、巻く際にラインが交差すると起こります。

要は本線-本線-端線-端線-本線となってる場合ね。

本線-端線-本線-端線-本線となるように巻いて下さい。(その為に縦方向に巻く)


②バラけ



巻き付ける際、ラインとラインの間が空きすぎると、締め込みの際に「浮き」が出て失敗します。

なるべく密になるように巻くか、上手くいかない際は10回程度で1度止めてラインを纏め、それを2~3回繰り返せばOK。



③輪撚れ



リーダーの端から回す輪の部分が撚れてると、締め込みが若干甘くなる模様。

1~2回程度なら問題無さそうですが、なるべく撚れが無いように戻してから掛けて下さい。


④長すぎ



基本25~30回巻きつければ良いのですが、これを60回位にすると締め込みが上手くいかない事が多くなる。

また、輪の部分が長すぎると、締め込んでる最中に巻き付けが崩れる事があり、そうなると失敗する。

何度もやって慣れてくると、「○号のリーダーと○号のPEならこれ位」ってのが解ってきます。


⑤締め込み



動画では、3方向に締め込んで完成っぽく見えるかと思います。

それでも①~③がきちんとなってれば問題無いのですが、何かが崩れているとここで失敗します。(これが主原因っぽい)

そこで、3方向の締め込みを行った後、その後リーダーと本線だけを持って再締めすると上手くいきます。

上手くいった(?)目安として、リーダー端線が45°以上曲がればOK。
(こうなると、端線の切断面が本線にほぼ干渉しないので、保護目的のハーフヒッチが不要)


気付いたのは、こんな所です。

もし使ってくれてる方がいれば、参考になれば幸いです♪

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