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上宮則幸

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五日目 大潮初日

  • ジャンル:釣行記
初めに、日曜日までの釣行をアップするつもりでしたが、日曜日は相方とにゃんにゃんする予定なので、多分釣りには行かないと思いますので、悪しからず。
日曜日は最近恒例化してる早朝ゴミ拾いはいたします。



結局雨は14日も多少なりとも残り日中の気温も思うようには上がらなかった。
どーしましょ?と悩んだが下げの最後半に中流域に降りてみた。
水温は相変わらず低いが濁りは完全にひいた。
増水もなし。

なんとも…
ボラもいない(笑)
こーりゃー全く望み無いわ~と思いながら、稚鮎がいないか?だけを意識しながら川を下った。

とにかく歩いて撃って川を下って、何も見えず感じられず、得るものはなかった(笑)

河口近くのかつてこの時期にハクを大量にストックする淀みにさしかかって暫く振らずに水面の動きを眺めていた。
寂しいことにハクの姿は皆無。
低水温で捌けんじゃない。
もう数年前からこの場所にハクは溜まらないのだ。

この川はおれが物心ついたころからオヤジに連れて来られていた川だ。
よく豚の死骸が流れてた。
あり得んほどに魚が沢山釣れた。
来る度に何者かが仕掛けを引きちぎる化け物が潜む川だった。
沢山の淵、淀み、瀬があった。
曲がりくねっていたこの川は大雨のたびに堤が破れ氾濫を繰り返した。
そして少しずつ真っ直ぐで浅く整備されていった。
水は驚くほどに綺麗になった。
夕方になると堰周辺では生活排水でシャボン玉ができてフワリフワリと舞うほどだったんだ。
真っ直ぐで浅くて綺麗な水の、つまらない川なった。
昔みたいに豚の死骸が流れてくる川が良かったなんていいたいんじゃないんだが、これが本当に肝属なの?て、最近は思う。

ハクから話がそれたが、とにかくハクがいなくなった(笑)
まぁいいや(笑)


で、中流域の調査結果。
なんもわかりまへん(笑)



釣果を諦めて最河口に降りた。
目の前には天守閣。
この場所に試されに来た。

この時期の大潮の晩の上げっぱなにはこの場所で流すのが気持ちよい。
今夜は特に川の水が右岸寄りに振れてるから天守閣の際を攫う潮とは逆になる。
風止んで油みたいにたゆたう水面に川の流れと潮の流れのフリクシュンが小さな細波となって現れるん。
潮の下に川の水が潜る日には水面が膨れるみたいに見えて面白いんだ。

この場所で初めて釣りする人は間違い無く釣りにならない。
何も思い通りにならない。
ラインメンディング、レンジコントロール、ヘッドアングルのマネジメント…完全に翻弄される場所。
流れが右へ左へ、前から後ろからコロコロ変わり、下げ潮なのに上げてきたり(笑)目の前の釣り糸の軌道が有り得ない動きをする。

そこにピースを入れる。
よくこんなに自在に操れるようになったもんだと感心するほど自在に流せる。

この水の中で起こっている事を夢中で感じて、気がついたら3:00だった。



明日またちゃんと釣りをしよう。

楽しかった!




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