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上宮則幸
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▼ 黒い大鱸 2
支流の堰にまず入った。
川幅およそ25mと至って狭い。
昨日見た水位より40cm程落ちてはいるが、それでも平水よりまだ30cmは高い。
振らずに帰ろうか…
まだまだ流勢は激しく、岸際も流れが早い。
まだちょっと早いか?
タイミング的には、今からがちょうど良い水位になるんだろうが、この段階ではまだ食わせるイメージも湧かず、もちろんバイトも得られない。
スーパーカブに戻り、一旦、本流との合流までエリアの様子を見ながら下る。
時々デカイ魚が踊り出ていた岸際のいくつかの変化が流れに抉られ消失してしまっていた。
逆に堆積していた砂が流され駆け上がりになっている場所も。
本流に出た。
水色が少々悪い。
黒みがまだ若干残り、河口は別にして中上流域で釣りになるようには思えない。
ふと思ったのは、水量の割に支流の水質がいいことだ。
通常、本流の方が先に水質が回復し、遅れてこの支流が良くなる傾向にある。
他の支流はそんな事も無いのだが、この支流の上流には高隈ダムがあり、この時季の大雨後はダムでターンオーバーが入り、影響が数日に渡るためだ。
先に鹿児島を襲った台風16号の時にターンオーバーしたのは間違いない。
しかし、今回の大雨ではそれが無かったんだろうか…
とにもかくにも本流より水質は良い。
来た道を引き返し、簡単に川辺まで降りれる場所にカブを停めた。
水温計測。
19.5℃。
僅かに上昇基調へと転じている。
この水域に鱸が残っているとすればだ、ソイツはどう動くか?
カブの前篭に絡み付いた枯れススキをむしるように取りながら暫く思案した後、再び上流へと進路を取った。
魚は上流に向け動く筈なんだ。
おれの知らねーどっかに逃げ込んでたが、増水と濁流を命からがら数日やり過ごした奴らは、流勢が緩み水質水温が回復基調になった現在、おれの知ってる条件のいい場所で減らした腹を充たしにかかる頃合いになってる筈だと、最近鈍ったかに思えたおれの勘がそう告げた。
もう一度降りたのは堰だった。
ほんの20分前に居た時には打つ手もないと感じた場所。
ルアーを入れずに川辺の石に腰を下ろし、太い流れの変化を見つめる。
堰下に僅かにできる底からの沸きで緩んだ場所に生命反応を探すも、それは得られない。
数日の内に必ずチャンスは来るが、でも今じゃない。
結局、一投すらもせずに移動。
但し歩きで。
慎重に歩を進め、生命反応に対する感受性を目一杯まで高める。
闇雲に竿を振ってしまったらこの感受性が失われる気がして、キャストはしないままだ。
偏光グラスの視界の中にスネコンを流し込むべきピンスポットを探した。
流れの弛みを責めるのが肝だと思っていた。
沈みテトラや岩の裏側の流れが緩んだヨレで魚が待ち構えているイメージだ。
流れがダイレクトに当たる表側ではあり得ない、そう感じる程に重く早い。
流芯にテトラが2つあるピンで足が止まった。
暫く見つめる。
それまで撃った数ヵ所同様に生命反応は無し。
岸際ならともかく、流芯にあるテトラの後ヨレじゃ可能性は低いか ?
アップからの無駄撃ちは止めて真横を素通りした。
下流15m程に差し掛かった時に、何となく後ろ髪を引かれ立ち止まる。
一投だけ。
一旦テトラの上流に入れて、後ヨレの巻きを利用して、弛みにスネコンを送り込もうか…
ブロック積みの護岸の斜面で向き直り姿勢を整え、ウエーダーのフェルトスパイクをしっかりブロックの凸に食い込ます。
左手でカルコンをパーミングした状態でレフトからのアンダーでテトラの上流5m程にスネコンを撃ち込んだ。
果たしてその何気無い投擲がドラマの幕開けとなろうとは、おれは寸分も思っちゃいなかったんだが…

今回は引っ張るねぇ~
長いって文句言うヤツは読むなよ(笑)
Android携帯からの投稿
川幅およそ25mと至って狭い。
昨日見た水位より40cm程落ちてはいるが、それでも平水よりまだ30cmは高い。
振らずに帰ろうか…
まだまだ流勢は激しく、岸際も流れが早い。
まだちょっと早いか?
タイミング的には、今からがちょうど良い水位になるんだろうが、この段階ではまだ食わせるイメージも湧かず、もちろんバイトも得られない。
スーパーカブに戻り、一旦、本流との合流までエリアの様子を見ながら下る。
時々デカイ魚が踊り出ていた岸際のいくつかの変化が流れに抉られ消失してしまっていた。
逆に堆積していた砂が流され駆け上がりになっている場所も。
本流に出た。
水色が少々悪い。
黒みがまだ若干残り、河口は別にして中上流域で釣りになるようには思えない。
ふと思ったのは、水量の割に支流の水質がいいことだ。
通常、本流の方が先に水質が回復し、遅れてこの支流が良くなる傾向にある。
他の支流はそんな事も無いのだが、この支流の上流には高隈ダムがあり、この時季の大雨後はダムでターンオーバーが入り、影響が数日に渡るためだ。
先に鹿児島を襲った台風16号の時にターンオーバーしたのは間違いない。
しかし、今回の大雨ではそれが無かったんだろうか…
とにもかくにも本流より水質は良い。
来た道を引き返し、簡単に川辺まで降りれる場所にカブを停めた。
水温計測。
19.5℃。
僅かに上昇基調へと転じている。
この水域に鱸が残っているとすればだ、ソイツはどう動くか?
カブの前篭に絡み付いた枯れススキをむしるように取りながら暫く思案した後、再び上流へと進路を取った。
魚は上流に向け動く筈なんだ。
おれの知らねーどっかに逃げ込んでたが、増水と濁流を命からがら数日やり過ごした奴らは、流勢が緩み水質水温が回復基調になった現在、おれの知ってる条件のいい場所で減らした腹を充たしにかかる頃合いになってる筈だと、最近鈍ったかに思えたおれの勘がそう告げた。
もう一度降りたのは堰だった。
ほんの20分前に居た時には打つ手もないと感じた場所。
ルアーを入れずに川辺の石に腰を下ろし、太い流れの変化を見つめる。
堰下に僅かにできる底からの沸きで緩んだ場所に生命反応を探すも、それは得られない。
数日の内に必ずチャンスは来るが、でも今じゃない。
結局、一投すらもせずに移動。
但し歩きで。
慎重に歩を進め、生命反応に対する感受性を目一杯まで高める。
闇雲に竿を振ってしまったらこの感受性が失われる気がして、キャストはしないままだ。
偏光グラスの視界の中にスネコンを流し込むべきピンスポットを探した。
流れの弛みを責めるのが肝だと思っていた。
沈みテトラや岩の裏側の流れが緩んだヨレで魚が待ち構えているイメージだ。
流れがダイレクトに当たる表側ではあり得ない、そう感じる程に重く早い。
流芯にテトラが2つあるピンで足が止まった。
暫く見つめる。
それまで撃った数ヵ所同様に生命反応は無し。
岸際ならともかく、流芯にあるテトラの後ヨレじゃ可能性は低いか ?
アップからの無駄撃ちは止めて真横を素通りした。
下流15m程に差し掛かった時に、何となく後ろ髪を引かれ立ち止まる。
一投だけ。
一旦テトラの上流に入れて、後ヨレの巻きを利用して、弛みにスネコンを送り込もうか…
ブロック積みの護岸の斜面で向き直り姿勢を整え、ウエーダーのフェルトスパイクをしっかりブロックの凸に食い込ます。
左手でカルコンをパーミングした状態でレフトからのアンダーでテトラの上流5m程にスネコンを撃ち込んだ。
果たしてその何気無い投擲がドラマの幕開けとなろうとは、おれは寸分も思っちゃいなかったんだが…

今回は引っ張るねぇ~
長いって文句言うヤツは読むなよ(笑)
Android携帯からの投稿
- 2016年10月26日
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