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▼ 相模湾ルアーキハダ・基本のキ
挑戦し始めてから今年で3年目になる相模湾のキハダ。
色々分かってきたことも多いので、この辺でちょっとまとめておきたいと思います。
ルアーや攻略法は自分で探究するのも楽しみの1つだし、その気になってググればたくさんヒットするので今回は触れません。(そもそもその辺について語れるほど釣ってない。笑)
知らないと困る、言われなければ分からない・・けれども誰も積極的には教えてくれないようなところを書けたらなと思います。
あくまでも「これから始めようという人向け」のつもりなので、ベテランの方にとっては今さら感のある内容になると思いますが悪しからず。。
①ルアーキハダ船に乗る前に・・
②船選び編
③タックル編
④やり取り編
⑤注意事項編
この5部構成で行きます。
では早速。
①ルアーキハダ船に乗る前に・・
近年のキハダブームによって、釣りをあんまりやってこなかった方がいきなりルアーキハダ船に乗られているのをよく見ます。
1度乗り合い船に乗れば必ずと言っていいほど見ます。
立ち回りを見れば、初心者かどうかは一目瞭然です。
単刀直入に言えば、危険です。
自分にとっても周りにとっても。
揺れる船の上でゴツい針がついたゴツいタックルを振り回し、20kg30kgの魚とやり取りするというのは想像以上の慣れと技術を要します。
乗り合い船の場合、周りの安全に気を使いつつそれを行わなくてはなりません。
自分のことでいっぱいいっぱいの人がそこまで気を使えるでしょうか?
その状態で強行すると、人の体に思いっきり針を刺す・人のタックルを破壊する・自分が落水するという事故を起こす可能性が飛躍的に高まります。
ニアミス含め、実際に僕は何度も見てます。。
自滅するだけならまだマシですが、何の罪もない同船者を巻き込むリスクがある事は控えましょう。
断言しても良いですが、シーバスやバスをはじめとするオカッパリの釣りである程度のキャリアがあったとしても同船者に迷惑をかけない立ち回りは無理です。
そしてそのような状態で船に乗っても、キハダをゲットする事は極めて困難です。
スキー場で、上級者向けな急傾斜+コブだらけなコースにスキーの初心者を連れて行き、ここで練習するんだ!と言ってるようなものです。
この場合、まずは傾斜がなだらかで平坦な初心者or中級者コースで練習してある程度のスキルを得た後に上級者コースにチャレンジしますよね。
ルアーキハダ船における初心者or中級者コースは、ルアーシイラ船です。
良く言われる話ですがまずはルアーシイラ船に乗って、オフショアキャスティング船というものに慣れましょう。
シイラはタックルもボートシーバスタックルに毛が生えた程度の強さなので初めてでも扱いやすいし、何よりオフショアキャスティングの基礎となる要素が凝縮された釣りだと感じます。
僕もシイラからオフショアキャスティングに入った人間なんですが、船がちょっと揺れてるだけでも最初のうちはまともに投げられないものです。
ヒラマサなどでオフショアキャスティングの釣りを経験されていない方は、まずはシイラ船から。
1シーズンかけて4、5回はシイラ船に通い、2シーズン目からルアーキハダ船に乗るくらいでちょうど良いと思います。
キハダをキャッチする上では、その方が近道ですよ。
そもそもシイラを釣るのはかなり楽しいので、僕も勉強のつもりで通いましたが結構ハマってました。笑
②船選び編
色んな船長さん、それに従って色んなスタイルの船があります。
最初の年はいくつかの船に乗り、色々見てみるのが良いと思います。
上手い常連さんの技を見るも良し、しっくり来る船長を探すも良し。
自分にフィットしそうな船を見つけたらそこに通いつめるというスタイルが良いと思います。
通いつめることで、ナブラへの付け方など船長さんのクセを覚えることができ、好都合です。
仲良くなったら色々教えてもらえて勉強にもなりますよ。
③タックル編
使うメインラインを中心にタックルバランスを考えていった方が組み立てやすいです。
20~30kgといったアベレージサイズを狙うならば「PE4号にナイロンリーダー80lb」or「PE5号にナイロンリーダー100lb」の組み合わせがベスト。
リールはラインキャパシティ的にシマノで言えば8000番以上、ダイワで言えば4500番以上。
ハイギヤのリールが必須です。
そして地味に一番大切なのがロッド選び。
キハダで使われているオフショアキャスティングロッドには2つの方向性があります。
「高反発、硬質ハイパワー系統」
「低反発、柔軟しなやか系統」
前者は上級者向け、後者は初心者向けです。
前者は「使いこなせたら」圧倒的な飛距離とアキュラシー、短時間ファイトを可能にしてくれます。
しかし、デメリットとしてキャスティングに慣れない人にとっては投げにくい、キャスト時・ファイト時に体にかかる負担が大きく、破損のリスクも大きいといった点が挙げられます。
後者のメリットは、とにかく体に優しいことです。そして破損しにくい。
破損しにくい=ファイト時に思いっきり竿を立てられるので、人間有利でやり取りできる時間が増えます。
唯一のデメリットと言える飛距離も、習熟すれば前者にひけをとりません。
ということで僕が使っているのは後者。
「オシアプラッガー・フレックスリミテッド」シリーズです。
このシリーズは本当に体に優しくて良い感じ。
また、竿を立ててのファイトを前提として十分な強度を保つ設計をしているという点も◎です。
以前使っていた高反発な竿からフレックスリミテッドに変えて、最初にやり取りした時はその楽さに驚きました。
相模湾で1本だけ選ぶならフレックスリミテッド83MH。シーズン序盤の20~30kgなら80M、86Mでも問題ありません。
僕は83MHと86Mの2本体制でやってます。
④やり取り編
ドラグの初期値は3~4kg(けっこう緩め)に設定し、走るときは走らせる、止まったらガンガン寄せるというのが基本です。
最初の走りが止まりガンガン寄せる段階になったらドラグはもう少し締めても良いと思います。
そして何より、やり取りは短時間であればあるほど良いです。
長時間のやり取りは人間のスタミナ切れ、針穴が広がることによるバレ、ノットの劣化によるラインブレイク、サメが降臨、同船者のチャンスタイムを剥奪と良いこと無しです。
ドラグが出ていない時間は全てガンガン巻き、一分でも早くランディングすることを念頭に置いたやりとりをするべきです。
水深20mあたりでイヤイヤしてあまり上がってこなくなることもありますが、そこを頑張って突破すればすぐです。
ランディング前にキハダが回り始めたら、自分から見て奥に出たときにポンピングで寄せ、手前に来たときは寄せるのをストップして船にラインが擦れないようにロッドティップを下げるという動作を繰り返しましょう。
偉そうに語ってますが、僕も長時間ファイトやラインブレイク等々の苦い失敗を繰り返して現在に至ります。。笑
⑤注意事項編
(1)バーブレスフック
ゴツいタックルで振り回した大きい針が人に刺さった時に、復帰や回復が圧倒的に早いのはバーブレスフックです。
バーブレスフックは魚がバレると言う人もいますが、きちんとやり取りできていれば正直バーブありフックよりバレにくい気がします。
シーバスやシイラで実証済みです。
逆に、バーブありフックを使っている人でもバラす人はとことんバラします。
要するに、魚がバレるかバレないかという問題について、使うフックがバーブありか無しかということはさほど大きなウエイトを占めないということです。
もっと他の要素に気を配った方が、ヒットした魚の確実なランディングに近づけます。
個人的には・・効果が間違い無い人体への優しさよりも、効果が疑問&自らのスキルで確実にカバーできるバレるバレない問題を優先してバーブありフックを使うのは気分が良くないのでバーブレスフックを使ってます。
(2)キャスティング
糸フケが少ない、低弾道のキャストをするべきです。糸フケが出ていると風で流され、多くの人のキャストコースをふさぐ結果に。
また、鳥が多いときは、糸フケを出せば出すほど鳥に引っ掛かりゲームオーバーになる確率が高まります。
(3)ミヨシの役割
船にもよりますが、ミヨシの人は船長と共に鳥を探す役割を担います。
朝が早いマグロ船、時間が経つにつれて眠くなりますがこの役割をしっかり果たさないとヒンシュクを買うことも。
また、ナブラに船がついたときにタイミングを逃さずいち早くキャストするのもミヨシの人の役割です。
ミヨシが投げてくれないと後ろの人が投げづらいですからね。
とりあえずこんなところです。
これからさらに盛り上がってくるであろう相模湾のルアーキハダ、皆で楽しくやりたいですね。
偉そうに色々書いてきましたが、僕も人様に迷惑をかけないように最大限の注意を払って楽しみたいと思います。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
もしよかったらのぞいてみてくださいませ。
色々分かってきたことも多いので、この辺でちょっとまとめておきたいと思います。
ルアーや攻略法は自分で探究するのも楽しみの1つだし、その気になってググればたくさんヒットするので今回は触れません。(そもそもその辺について語れるほど釣ってない。笑)
知らないと困る、言われなければ分からない・・けれども誰も積極的には教えてくれないようなところを書けたらなと思います。
あくまでも「これから始めようという人向け」のつもりなので、ベテランの方にとっては今さら感のある内容になると思いますが悪しからず。。
①ルアーキハダ船に乗る前に・・
②船選び編
③タックル編
④やり取り編
⑤注意事項編
この5部構成で行きます。
では早速。
①ルアーキハダ船に乗る前に・・
近年のキハダブームによって、釣りをあんまりやってこなかった方がいきなりルアーキハダ船に乗られているのをよく見ます。
1度乗り合い船に乗れば必ずと言っていいほど見ます。
立ち回りを見れば、初心者かどうかは一目瞭然です。
単刀直入に言えば、危険です。
自分にとっても周りにとっても。
揺れる船の上でゴツい針がついたゴツいタックルを振り回し、20kg30kgの魚とやり取りするというのは想像以上の慣れと技術を要します。
乗り合い船の場合、周りの安全に気を使いつつそれを行わなくてはなりません。
自分のことでいっぱいいっぱいの人がそこまで気を使えるでしょうか?
その状態で強行すると、人の体に思いっきり針を刺す・人のタックルを破壊する・自分が落水するという事故を起こす可能性が飛躍的に高まります。
ニアミス含め、実際に僕は何度も見てます。。
自滅するだけならまだマシですが、何の罪もない同船者を巻き込むリスクがある事は控えましょう。
断言しても良いですが、シーバスやバスをはじめとするオカッパリの釣りである程度のキャリアがあったとしても同船者に迷惑をかけない立ち回りは無理です。
そしてそのような状態で船に乗っても、キハダをゲットする事は極めて困難です。
スキー場で、上級者向けな急傾斜+コブだらけなコースにスキーの初心者を連れて行き、ここで練習するんだ!と言ってるようなものです。
この場合、まずは傾斜がなだらかで平坦な初心者or中級者コースで練習してある程度のスキルを得た後に上級者コースにチャレンジしますよね。
ルアーキハダ船における初心者or中級者コースは、ルアーシイラ船です。
良く言われる話ですがまずはルアーシイラ船に乗って、オフショアキャスティング船というものに慣れましょう。
シイラはタックルもボートシーバスタックルに毛が生えた程度の強さなので初めてでも扱いやすいし、何よりオフショアキャスティングの基礎となる要素が凝縮された釣りだと感じます。
僕もシイラからオフショアキャスティングに入った人間なんですが、船がちょっと揺れてるだけでも最初のうちはまともに投げられないものです。
ヒラマサなどでオフショアキャスティングの釣りを経験されていない方は、まずはシイラ船から。
1シーズンかけて4、5回はシイラ船に通い、2シーズン目からルアーキハダ船に乗るくらいでちょうど良いと思います。
キハダをキャッチする上では、その方が近道ですよ。
そもそもシイラを釣るのはかなり楽しいので、僕も勉強のつもりで通いましたが結構ハマってました。笑
②船選び編
色んな船長さん、それに従って色んなスタイルの船があります。
最初の年はいくつかの船に乗り、色々見てみるのが良いと思います。
上手い常連さんの技を見るも良し、しっくり来る船長を探すも良し。
自分にフィットしそうな船を見つけたらそこに通いつめるというスタイルが良いと思います。
通いつめることで、ナブラへの付け方など船長さんのクセを覚えることができ、好都合です。
仲良くなったら色々教えてもらえて勉強にもなりますよ。
③タックル編
使うメインラインを中心にタックルバランスを考えていった方が組み立てやすいです。
20~30kgといったアベレージサイズを狙うならば「PE4号にナイロンリーダー80lb」or「PE5号にナイロンリーダー100lb」の組み合わせがベスト。
リールはラインキャパシティ的にシマノで言えば8000番以上、ダイワで言えば4500番以上。
ハイギヤのリールが必須です。
そして地味に一番大切なのがロッド選び。
キハダで使われているオフショアキャスティングロッドには2つの方向性があります。
「高反発、硬質ハイパワー系統」
「低反発、柔軟しなやか系統」
前者は上級者向け、後者は初心者向けです。
前者は「使いこなせたら」圧倒的な飛距離とアキュラシー、短時間ファイトを可能にしてくれます。
しかし、デメリットとしてキャスティングに慣れない人にとっては投げにくい、キャスト時・ファイト時に体にかかる負担が大きく、破損のリスクも大きいといった点が挙げられます。
後者のメリットは、とにかく体に優しいことです。そして破損しにくい。
破損しにくい=ファイト時に思いっきり竿を立てられるので、人間有利でやり取りできる時間が増えます。
唯一のデメリットと言える飛距離も、習熟すれば前者にひけをとりません。
ということで僕が使っているのは後者。
「オシアプラッガー・フレックスリミテッド」シリーズです。
このシリーズは本当に体に優しくて良い感じ。
また、竿を立ててのファイトを前提として十分な強度を保つ設計をしているという点も◎です。
以前使っていた高反発な竿からフレックスリミテッドに変えて、最初にやり取りした時はその楽さに驚きました。
相模湾で1本だけ選ぶならフレックスリミテッド83MH。シーズン序盤の20~30kgなら80M、86Mでも問題ありません。
僕は83MHと86Mの2本体制でやってます。
④やり取り編
ドラグの初期値は3~4kg(けっこう緩め)に設定し、走るときは走らせる、止まったらガンガン寄せるというのが基本です。
最初の走りが止まりガンガン寄せる段階になったらドラグはもう少し締めても良いと思います。
そして何より、やり取りは短時間であればあるほど良いです。
長時間のやり取りは人間のスタミナ切れ、針穴が広がることによるバレ、ノットの劣化によるラインブレイク、サメが降臨、同船者のチャンスタイムを剥奪と良いこと無しです。
ドラグが出ていない時間は全てガンガン巻き、一分でも早くランディングすることを念頭に置いたやりとりをするべきです。
水深20mあたりでイヤイヤしてあまり上がってこなくなることもありますが、そこを頑張って突破すればすぐです。
ランディング前にキハダが回り始めたら、自分から見て奥に出たときにポンピングで寄せ、手前に来たときは寄せるのをストップして船にラインが擦れないようにロッドティップを下げるという動作を繰り返しましょう。
偉そうに語ってますが、僕も長時間ファイトやラインブレイク等々の苦い失敗を繰り返して現在に至ります。。笑
⑤注意事項編
(1)バーブレスフック
ゴツいタックルで振り回した大きい針が人に刺さった時に、復帰や回復が圧倒的に早いのはバーブレスフックです。
バーブレスフックは魚がバレると言う人もいますが、きちんとやり取りできていれば正直バーブありフックよりバレにくい気がします。
シーバスやシイラで実証済みです。
逆に、バーブありフックを使っている人でもバラす人はとことんバラします。
要するに、魚がバレるかバレないかという問題について、使うフックがバーブありか無しかということはさほど大きなウエイトを占めないということです。
もっと他の要素に気を配った方が、ヒットした魚の確実なランディングに近づけます。
個人的には・・効果が間違い無い人体への優しさよりも、効果が疑問&自らのスキルで確実にカバーできるバレるバレない問題を優先してバーブありフックを使うのは気分が良くないのでバーブレスフックを使ってます。
(2)キャスティング
糸フケが少ない、低弾道のキャストをするべきです。糸フケが出ていると風で流され、多くの人のキャストコースをふさぐ結果に。
また、鳥が多いときは、糸フケを出せば出すほど鳥に引っ掛かりゲームオーバーになる確率が高まります。
(3)ミヨシの役割
船にもよりますが、ミヨシの人は船長と共に鳥を探す役割を担います。
朝が早いマグロ船、時間が経つにつれて眠くなりますがこの役割をしっかり果たさないとヒンシュクを買うことも。
また、ナブラに船がついたときにタイミングを逃さずいち早くキャストするのもミヨシの人の役割です。
ミヨシが投げてくれないと後ろの人が投げづらいですからね。
とりあえずこんなところです。
これからさらに盛り上がってくるであろう相模湾のルアーキハダ、皆で楽しくやりたいですね。
偉そうに色々書いてきましたが、僕も人様に迷惑をかけないように最大限の注意を払って楽しみたいと思います。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
もしよかったらのぞいてみてくださいませ。
- 2019年7月6日
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