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▼ 2020キハダ最終戦
2020年。
残った後悔のうち大きな一つが、キハダマグロを1本もキャッチできなかったこと。
5本キャッチできた2019年とは違い、各船宿の船長さんが過去最悪というほど2020年の相模湾の状況が悪かったのは事実です。
そのことは、去年よりも釣行回数を増やしたのに遭遇できたチャンスの数が5分の1以下だったことからも言えると思います。
しかし、後悔ポイントはチャンスの少なさでは無いんです。
その少ないチャンスで2回、キハダをヒットに持ち込んだのにも関わらずキャッチできなかったというところが後悔ポイントなんです。
ヒットしたキハダをキャッチできなかった要因を分解すると、運が味方しなかったという要素もありますが、慢心からくる人為的ミスも原因として少なからずありました。
1回目
1回目のミスは、30kgほどのキハダを掛けてランディングまでもう少しという状況で起こりました。
ここで犯したミスは、「時間をかけてでも丁寧にキャッチする」という原則を軽視したこと。
乗合船でのヒットで、まだ遠くでキハダが跳ねているのを眺めながらのファイトだったので、周りに気を使ってランディングを急ぐがあまりドラグ値を上げた結果のラインブレイクが原因です。
いや、、普通なら絶対ラインブレイクしない程度のドラグ値だったんですが・・
リーダーが魚体に擦れ、ザラザラに傷ついていたことからのラインブレイク。
やり取り中に怪しげな感触を感知していたんですが、まあいけるだろうという安易な判断によって犯した痛恨のミスでした。
締める前のドラグ値だって決して低くは無く、そのままやり取りすれば+5分はかかったかもしれませんが捕れたテンションでした。
キハダは根に回る魚ではないので無理に止めることはせず、常識の範囲内なら時間を掛ければ捕れるという基本を忘れたが故のラインブレイクでした。
2回目
2回目のミスは、ヒット直後のファーストラン中に起こりました。
PEから切れてしまったんです。
原因は単純。直前に鳥が絡んで傷ついたPEのままキャストしたことです。
これはもう仕方無いとしか言いようがないというか・・
ただ、傷ついていないタックルに持ち変えに行っていたとしたらチャンスは終わり、このヒットは無かったでしょう。
特殊な状況を除き、キハダキャスティングにおいて一日の中でチャンスは一瞬。
その一瞬のチャンスを瞬時にチャンスと認識し、正確に合わせられるかが明暗を分けるような釣りです。
この時は仕立て船であったこともあり、傷ついたPEでも少し時間を掛ければ捕れると判断してのキャスト&ヒットの結果、見込みが外れてPEがもたなかったという結果に終わりました。
2020最終戦
そんな悔しい思いしかしていない2020年のキハダキャスティング。
もう終わりだと思っていましたが、年末になってキハダが近海に回遊してきたらしいという情報をキャッチ。
2020年のラストに、キハダが跳ねる姿を拝めたら良いな・・という軽い気持ちで行ってみることにしました。
朝焼けの中出船。
船長の狙いの海域に近づくと、数少ないながらも怪しげな鳥が舞い、夏と見まがうほどの綺麗な色の黒潮の水が差し、キハダの回遊がありそうな気配を色濃く感じます。
この日は乗合船での出撃。
じゃんけんに敗北したので、船の中でのポジションは不利な胴の間からのスタートです。
圧倒的にミヨシが有利なキハダキャスティング。
とりあえずミヨシと交代の時間になるまで待機かな・・と思ってのんびりしていると、突然船がエンジンを吹かして猛ダッシュ!
行く手を見ると、数羽の鳥の下でキハダがドッカンドッカン跳ねています。
おぉ~・・・ミヨシの人頑張って!と思いつつ見ているうちに船はナブラに近づき、ミヨシの人達が一斉にキャスト。
しかし・・ミヨシの人達が投げるか投げないかというタイミングで、一羽の鳥が怪しげに海面を注視しながら僕の正面に回り込んで来ようとしているのが目に留まりました。
チャンスか!?一気に集中力が高まり、すかさず鳥の進行方向をふさぐコースで胴の間からルアーを撃ちこみました。
ワンアクション入れ、待っていると水面が爆発!
キハダが僕のルアーをさらって行くのがばっちり見えました。
ファーストラン、セカンドラン・・そこまで大きくないサイズだったので余裕のファイトでしたが、夏に悔しい思いをした分、緊張感と共に嬉しさのこみ上げる時間でした。
最後は船長のギャフ撃ちで御用。
大きくは無く、人によってはキメジという人もいるようなサイズでしたが・・
今年はもうダメかと諦めていた分、本当に嬉しい一本でした。
ヒットルアーはバブルディップ220Fフラッシュブースト。
フラッシュブーストというギミックは、アオリイカやキハダのように、ルアーがステイした状態をターゲットに見せるジャンルの釣りにおいて絶大な効果を発揮する時があると考えています。
ルアーサイズが、胃袋の中から出てきたサンマと近かったことも良かったのでしょうか?
ルアーサイズ的に強めのタックルで振り抜く必要がありますが飛距離も出るし、ポッパーとしてもダイビングペンシルとしても使えるし、関東のキハダキャスティングにおいても心強い武器となるでしょう。
この後は目立ったチャンスは無く、そのままタイムアップ。
振り返ってみたら、チャンスは一瞬でした。
この、「振り返ってみたら、チャンスは一瞬だった」という日がいかに多いことか。
その一瞬のチャンスをモノにできるかできないか・・それがキハダキャスティングという釣りだと思ってます。
最後に・・このキハダをキャッチできたのは、優秀な船長のおかげです。
何の釣りにしても、遊漁船の釣果は100%自分のおかげということはあり得ないと思っています。
チャンスを作ってくれる船長の存在無しには釣果は無いんです。
今回お世話になった船長は魚を見つける目・ナブラへの船のつけ方・最後のランディングまで、全てにおいて一流の技術を持ち合わせている人です。
自分に何度もキハダを釣らせてくれている、自分が全幅の信頼を置いている船長の船でのキャッチだったこと、その船長が作ってくれたチャンスを期待に応えてモノにできたことが何より嬉しかったです。
今年はたくさんのキハダと遊べますように。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
タックル
ロッド・オシアプラッガーフレックスリミテッドS83MH
リール・ツインパワーSW8000HG
ライン・PE4号+リーダー80lb
ルアー・バブルディップ220Fフラッシュブースト
残った後悔のうち大きな一つが、キハダマグロを1本もキャッチできなかったこと。
5本キャッチできた2019年とは違い、各船宿の船長さんが過去最悪というほど2020年の相模湾の状況が悪かったのは事実です。
そのことは、去年よりも釣行回数を増やしたのに遭遇できたチャンスの数が5分の1以下だったことからも言えると思います。
しかし、後悔ポイントはチャンスの少なさでは無いんです。
その少ないチャンスで2回、キハダをヒットに持ち込んだのにも関わらずキャッチできなかったというところが後悔ポイントなんです。
ヒットしたキハダをキャッチできなかった要因を分解すると、運が味方しなかったという要素もありますが、慢心からくる人為的ミスも原因として少なからずありました。
1回目
1回目のミスは、30kgほどのキハダを掛けてランディングまでもう少しという状況で起こりました。
ここで犯したミスは、「時間をかけてでも丁寧にキャッチする」という原則を軽視したこと。
乗合船でのヒットで、まだ遠くでキハダが跳ねているのを眺めながらのファイトだったので、周りに気を使ってランディングを急ぐがあまりドラグ値を上げた結果のラインブレイクが原因です。
いや、、普通なら絶対ラインブレイクしない程度のドラグ値だったんですが・・
リーダーが魚体に擦れ、ザラザラに傷ついていたことからのラインブレイク。
やり取り中に怪しげな感触を感知していたんですが、まあいけるだろうという安易な判断によって犯した痛恨のミスでした。
締める前のドラグ値だって決して低くは無く、そのままやり取りすれば+5分はかかったかもしれませんが捕れたテンションでした。
キハダは根に回る魚ではないので無理に止めることはせず、常識の範囲内なら時間を掛ければ捕れるという基本を忘れたが故のラインブレイクでした。
2回目
2回目のミスは、ヒット直後のファーストラン中に起こりました。
PEから切れてしまったんです。
原因は単純。直前に鳥が絡んで傷ついたPEのままキャストしたことです。
これはもう仕方無いとしか言いようがないというか・・
ただ、傷ついていないタックルに持ち変えに行っていたとしたらチャンスは終わり、このヒットは無かったでしょう。
特殊な状況を除き、キハダキャスティングにおいて一日の中でチャンスは一瞬。
その一瞬のチャンスを瞬時にチャンスと認識し、正確に合わせられるかが明暗を分けるような釣りです。
この時は仕立て船であったこともあり、傷ついたPEでも少し時間を掛ければ捕れると判断してのキャスト&ヒットの結果、見込みが外れてPEがもたなかったという結果に終わりました。
2020最終戦
そんな悔しい思いしかしていない2020年のキハダキャスティング。
もう終わりだと思っていましたが、年末になってキハダが近海に回遊してきたらしいという情報をキャッチ。
2020年のラストに、キハダが跳ねる姿を拝めたら良いな・・という軽い気持ちで行ってみることにしました。
朝焼けの中出船。
船長の狙いの海域に近づくと、数少ないながらも怪しげな鳥が舞い、夏と見まがうほどの綺麗な色の黒潮の水が差し、キハダの回遊がありそうな気配を色濃く感じます。
この日は乗合船での出撃。
じゃんけんに敗北したので、船の中でのポジションは不利な胴の間からのスタートです。
圧倒的にミヨシが有利なキハダキャスティング。
とりあえずミヨシと交代の時間になるまで待機かな・・と思ってのんびりしていると、突然船がエンジンを吹かして猛ダッシュ!
行く手を見ると、数羽の鳥の下でキハダがドッカンドッカン跳ねています。
おぉ~・・・ミヨシの人頑張って!と思いつつ見ているうちに船はナブラに近づき、ミヨシの人達が一斉にキャスト。
しかし・・ミヨシの人達が投げるか投げないかというタイミングで、一羽の鳥が怪しげに海面を注視しながら僕の正面に回り込んで来ようとしているのが目に留まりました。
チャンスか!?一気に集中力が高まり、すかさず鳥の進行方向をふさぐコースで胴の間からルアーを撃ちこみました。
ワンアクション入れ、待っていると水面が爆発!
キハダが僕のルアーをさらって行くのがばっちり見えました。
ファーストラン、セカンドラン・・そこまで大きくないサイズだったので余裕のファイトでしたが、夏に悔しい思いをした分、緊張感と共に嬉しさのこみ上げる時間でした。
最後は船長のギャフ撃ちで御用。
大きくは無く、人によってはキメジという人もいるようなサイズでしたが・・
今年はもうダメかと諦めていた分、本当に嬉しい一本でした。
ヒットルアーはバブルディップ220Fフラッシュブースト。
フラッシュブーストというギミックは、アオリイカやキハダのように、ルアーがステイした状態をターゲットに見せるジャンルの釣りにおいて絶大な効果を発揮する時があると考えています。
ルアーサイズが、胃袋の中から出てきたサンマと近かったことも良かったのでしょうか?
ルアーサイズ的に強めのタックルで振り抜く必要がありますが飛距離も出るし、ポッパーとしてもダイビングペンシルとしても使えるし、関東のキハダキャスティングにおいても心強い武器となるでしょう。
この後は目立ったチャンスは無く、そのままタイムアップ。
振り返ってみたら、チャンスは一瞬でした。
この、「振り返ってみたら、チャンスは一瞬だった」という日がいかに多いことか。
その一瞬のチャンスをモノにできるかできないか・・それがキハダキャスティングという釣りだと思ってます。
最後に・・このキハダをキャッチできたのは、優秀な船長のおかげです。
何の釣りにしても、遊漁船の釣果は100%自分のおかげということはあり得ないと思っています。
チャンスを作ってくれる船長の存在無しには釣果は無いんです。
今回お世話になった船長は魚を見つける目・ナブラへの船のつけ方・最後のランディングまで、全てにおいて一流の技術を持ち合わせている人です。
自分に何度もキハダを釣らせてくれている、自分が全幅の信頼を置いている船長の船でのキャッチだったこと、その船長が作ってくれたチャンスを期待に応えてモノにできたことが何より嬉しかったです。
今年はたくさんのキハダと遊べますように。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
タックル
ロッド・オシアプラッガーフレックスリミテッドS83MH
リール・ツインパワーSW8000HG
ライン・PE4号+リーダー80lb
ルアー・バブルディップ220Fフラッシュブースト
- 2021年1月4日
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