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▼ モアザン クロスカウンター125F
- ジャンル:ニュース
- (ルアーインプレ)
最近多用しているルアー・・
モアザン・クロスカウンター125F

このルアーは一言で言えば・・
コモモカウンターの上位互換
と言えるでしょう。
自分がこれまで紹介してきたルアーはもちろん自分の好みを反映しており、使い方や状況を選ぶ・・いわゆる「尖った」ものが多かったように思いますが、このクロスカウンターは逆。
前回紹介したカゲロウ124Fと同じように、シャローランナーとしては比較的万能と言えるルアーです。
クロスカウンターの出番とは?
比較的万能といっても、やはりルアーにはそれぞれの能力を最大限に発揮できる出しどころというものがあります。
クロスカウンターの出しどころについて、レンジとアクションの強弱の2面から考察してみましょう。
【レンジ】
クロスカウンターの出しどころは、「ベイトが水面直下まで浮き切らない時」と言えるでしょう。
レンジで言えば、カゲロウ124Fより下、レスポンダー129Fよりやや上といった感じ。
使い方にもよると思いますが、コモモカウンター125と全く同じレンジです。
レンジだけで話をすれば、レスポンダーまでレンジを落としてしまうと底を擦ってしまう、または落としすぎな気がする・・という時に反応が良いことが多いです。
【アクション】
アクションは弱いローリング主体で時々不規則に揺らぐ、スタンダードなリップレスミノーの動き。
まさにコモモカウンターと同種のアクションです。
コノシロのような大きなベイトが入っている時にはクローザーとして、逆に大きな動きが敬遠されるような状況では先発として用いる感じで使ってます。
これに関してはクロスカウンターだから・・といった使い方や優位点はありません。
また、同じようなアクションのルアーとして、以前このブログでも触れたアベンジャー125Fが挙げられます。

アベンジャー125Fについての愛を語ったログ↓
https://www.fimosw.com/u/hiroakiseabass/qdw5yjvdd4ak7v
アベンジャー125Fとクロスカウンターの違いは、レンジと使いこなしの難易度です。
【レンジ】
アベンジャー125Fはクロスカウンターより上のレンジを引くことができるルアーです。
カゲロウ124Fとクロスカウンターの中間を泳いでくるイメージ。
【使いこなしの難易度】
アベンジャー125Fは使いこなすのが難しい反面、クロスカウンターは簡単。
釣れるアクションを維持するのが楽なイメージです。
「リトリーブする手に流れの重さを感じるスピード」を維持することを意識すれば、大きく外すことは無いでしょう。
多くのアングラーそれぞれが思う「スローリトリーブ」をすれば、それが自然と良いスピードになっていると思います。
他と比較すると、カゲロウ124Fよりも適正スピード(テンション)の幅は狭いですね。カゲロウ124Fはスローからミディアムまでいけるイメージですが、クロスカウンターはスローにのみ対応といった感じ。
クロスカウンターのセールスポイントとは?
ここまで述べてきたことからは、同じジャンルにある他のルアーと比較してこれといった特徴的なところは見出せなかったのではないでしょうか。
普通のルアー・・といえばそうなんですが。
クロスカウンターのセールスポイントは、今まで存在した同レンジ・同アクション系のルアーであるコモモカウンターに存在した、細かなストレスポイントが改善されていることです。
そのおかげで、「限りなく使いやすい普通のリップレスミノーになっていること」こそがクロスカウンターのセールスポイントでしょう。
コモモカウンターに感じていたストレスポイント

上が旧コモモカウンター、下が新コモモカウンター。
【サイズ感】
オールマイティーに使えるサイズ感・・ボリューム感のラインナップが無いんです。
110だと小さすぎる、125だと大きすぎるという状況が自分の中では多々ありました。
ボリューム然り、フックサイズ然り(110は8番、125は4番)、中間のものが欲しかったんです。
【飛距離と立ち上がり】
一昔前では普通だった、このコモモカウンターの飛距離と立ち上がり。
しかし、シマノのAR-C重心移動システムに始まり、当のimaもMRDという優れた重心移動システム(これについても語りたいんですがキリが無いので割愛、)を出している中では、飛距離も立ち上がりも物足りないと言えるでしょう。
その点についてクロスカウンターは・・
【サイズ感】
年中一軍として使うのにちょうど良いボリューム感とフックサイズ。
ハイシーズン中はもちろん、季節の変わり目の中途半端なベイトサイズにも投入しようと思えるボリューム感。
夏秋に使う強いタックルと冬春に使う弱いタックル、そのどちらにもバランス良く対応できる6番フック。
【飛距離と立ち上がり】
飛距離とその安定感(風に強い)、そして立ち上がりはシマノのAR-C重心移動システム並み(クロスカウンターにもバネが入っているので当たり前か、、)。
飛んでもウエイトを戻す助走距離が必要なルアーは数多いです。
昔のルアーなので仕方無いんですが、コモモカウンターもそう。
そこを最新ルアーの基準まで底上げしているのがこのルアーなんです。
【総括】
特別な性能を持っているわけではないですが、かなり使いやすいルアー。
河川・干潟等のシャローでプラグをスローリトリーブする釣りでは、カゲロウと並んで「とりあえずこれ投げとけ」系ルアーだと思っています。
最後に
最後に二つ触れておきたいことがあります。
一つ目は・・
万能系ルアーしか投げない釣りの限界について
僕はピーキーなルアーが大好きです。
それは、ピーキーなルアーを使いこなすことによってのみ見ることができる世界、得られる釣果があるからです。
クロスカウンターやカゲロウのような万能系ルアーはたしかに入門には優れているかもしれません。
しかし、とりあえず釣れるからといってそれしか投げない釣りをするのはもったいないと思うんです。
日中のバイブやVJの釣りもそう。
一見万能なこれらのルアーをより繊細に使いこなす、または繊細に使いこなすことでしか実力を発揮しないルアーで釣る、ということもルアー釣りの大きな楽しみであると明言しておきましょう。
その点で言えば、僕もまだ道半ばです。
二つ目は・・
コモモカウンターについて
文中で比較対象として散々引き合いに出しましたが、コモモカウンターを悪く言っているのではありません。
コモモカウンターは素晴らしいルアーです。
その素晴らしいルアーが土台にあるからこそ、さらに進化したクロスカウンターの良さが際立つんです。
この際、imaからさらに進化したコモモカウンターが発売され、クロスカウンターと競合・もしくは棲み分けできるようなことになったら面白いなと思っています。笑
本当に最後に・・僕はダイワの回し者ではないということだけ付け加えさせてください。笑
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
モアザン・クロスカウンター125F

このルアーは一言で言えば・・
コモモカウンターの上位互換
と言えるでしょう。
自分がこれまで紹介してきたルアーはもちろん自分の好みを反映しており、使い方や状況を選ぶ・・いわゆる「尖った」ものが多かったように思いますが、このクロスカウンターは逆。
前回紹介したカゲロウ124Fと同じように、シャローランナーとしては比較的万能と言えるルアーです。
クロスカウンターの出番とは?
比較的万能といっても、やはりルアーにはそれぞれの能力を最大限に発揮できる出しどころというものがあります。
クロスカウンターの出しどころについて、レンジとアクションの強弱の2面から考察してみましょう。
【レンジ】
クロスカウンターの出しどころは、「ベイトが水面直下まで浮き切らない時」と言えるでしょう。
レンジで言えば、カゲロウ124Fより下、レスポンダー129Fよりやや上といった感じ。
使い方にもよると思いますが、コモモカウンター125と全く同じレンジです。
レンジだけで話をすれば、レスポンダーまでレンジを落としてしまうと底を擦ってしまう、または落としすぎな気がする・・という時に反応が良いことが多いです。
【アクション】
アクションは弱いローリング主体で時々不規則に揺らぐ、スタンダードなリップレスミノーの動き。
まさにコモモカウンターと同種のアクションです。
コノシロのような大きなベイトが入っている時にはクローザーとして、逆に大きな動きが敬遠されるような状況では先発として用いる感じで使ってます。
これに関してはクロスカウンターだから・・といった使い方や優位点はありません。
また、同じようなアクションのルアーとして、以前このブログでも触れたアベンジャー125Fが挙げられます。

アベンジャー125Fについての愛を語ったログ↓
https://www.fimosw.com/u/hiroakiseabass/qdw5yjvdd4ak7v
アベンジャー125Fとクロスカウンターの違いは、レンジと使いこなしの難易度です。
【レンジ】
アベンジャー125Fはクロスカウンターより上のレンジを引くことができるルアーです。
カゲロウ124Fとクロスカウンターの中間を泳いでくるイメージ。
【使いこなしの難易度】
アベンジャー125Fは使いこなすのが難しい反面、クロスカウンターは簡単。
釣れるアクションを維持するのが楽なイメージです。
「リトリーブする手に流れの重さを感じるスピード」を維持することを意識すれば、大きく外すことは無いでしょう。
多くのアングラーそれぞれが思う「スローリトリーブ」をすれば、それが自然と良いスピードになっていると思います。
他と比較すると、カゲロウ124Fよりも適正スピード(テンション)の幅は狭いですね。カゲロウ124Fはスローからミディアムまでいけるイメージですが、クロスカウンターはスローにのみ対応といった感じ。
クロスカウンターのセールスポイントとは?
ここまで述べてきたことからは、同じジャンルにある他のルアーと比較してこれといった特徴的なところは見出せなかったのではないでしょうか。
普通のルアー・・といえばそうなんですが。
クロスカウンターのセールスポイントは、今まで存在した同レンジ・同アクション系のルアーであるコモモカウンターに存在した、細かなストレスポイントが改善されていることです。
そのおかげで、「限りなく使いやすい普通のリップレスミノーになっていること」こそがクロスカウンターのセールスポイントでしょう。
コモモカウンターに感じていたストレスポイント

上が旧コモモカウンター、下が新コモモカウンター。
【サイズ感】
オールマイティーに使えるサイズ感・・ボリューム感のラインナップが無いんです。
110だと小さすぎる、125だと大きすぎるという状況が自分の中では多々ありました。
ボリューム然り、フックサイズ然り(110は8番、125は4番)、中間のものが欲しかったんです。
【飛距離と立ち上がり】
一昔前では普通だった、このコモモカウンターの飛距離と立ち上がり。
しかし、シマノのAR-C重心移動システムに始まり、当のimaもMRDという優れた重心移動システム(これについても語りたいんですがキリが無いので割愛、)を出している中では、飛距離も立ち上がりも物足りないと言えるでしょう。
その点についてクロスカウンターは・・
【サイズ感】
年中一軍として使うのにちょうど良いボリューム感とフックサイズ。
ハイシーズン中はもちろん、季節の変わり目の中途半端なベイトサイズにも投入しようと思えるボリューム感。
夏秋に使う強いタックルと冬春に使う弱いタックル、そのどちらにもバランス良く対応できる6番フック。
【飛距離と立ち上がり】
飛距離とその安定感(風に強い)、そして立ち上がりはシマノのAR-C重心移動システム並み(クロスカウンターにもバネが入っているので当たり前か、、)。
飛んでもウエイトを戻す助走距離が必要なルアーは数多いです。
昔のルアーなので仕方無いんですが、コモモカウンターもそう。
そこを最新ルアーの基準まで底上げしているのがこのルアーなんです。
【総括】
特別な性能を持っているわけではないですが、かなり使いやすいルアー。
河川・干潟等のシャローでプラグをスローリトリーブする釣りでは、カゲロウと並んで「とりあえずこれ投げとけ」系ルアーだと思っています。
最後に
最後に二つ触れておきたいことがあります。
一つ目は・・
万能系ルアーしか投げない釣りの限界について
僕はピーキーなルアーが大好きです。
それは、ピーキーなルアーを使いこなすことによってのみ見ることができる世界、得られる釣果があるからです。
クロスカウンターやカゲロウのような万能系ルアーはたしかに入門には優れているかもしれません。
しかし、とりあえず釣れるからといってそれしか投げない釣りをするのはもったいないと思うんです。
日中のバイブやVJの釣りもそう。
一見万能なこれらのルアーをより繊細に使いこなす、または繊細に使いこなすことでしか実力を発揮しないルアーで釣る、ということもルアー釣りの大きな楽しみであると明言しておきましょう。
その点で言えば、僕もまだ道半ばです。
二つ目は・・
コモモカウンターについて
文中で比較対象として散々引き合いに出しましたが、コモモカウンターを悪く言っているのではありません。
コモモカウンターは素晴らしいルアーです。
その素晴らしいルアーが土台にあるからこそ、さらに進化したクロスカウンターの良さが際立つんです。
この際、imaからさらに進化したコモモカウンターが発売され、クロスカウンターと競合・もしくは棲み分けできるようなことになったら面白いなと思っています。笑
本当に最後に・・僕はダイワの回し者ではないということだけ付け加えさせてください。笑
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
- 2020年12月11日
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