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▼ オールウェイク106モンスターバトルリミテッド
- ジャンル:ニュース
- (ルアーインプレ)
オールウェイク106モンスターバトルリミテッド。
ジャンプライズ社製のヒラスズキロッドです。
結構人気なようで、需要が多いと思われるにも関わらずインプレ記事が無いので軽くインプレをば。
まずこの竿を一言で言えば・・・
「人間側に有利に磯のヒラスズキゲームを展開するためのあらゆる要素が凝縮された竿」
です。
【磯のヒラスズキゲームを人間側が有利に運ぶために必要な要素】
・無理が利くこと
根の向こうで掛けてこちらへ引っ張って来たり、ずり上げ等・水際で直接ランディングすることが厳しい地形や海況で抜き上げたり、不意にヒットしてくる青物系・特にヒラマサを止めたり・・
竿の破壊強度が高ければ高いほど、人間側からするとより安全に、より有利に釣りを行うことが可能です。
その点において、メーカー側が宣伝している通りこの竿はピカイチ。
70cmクラスのヒラスズキを抜き上げたり、根の向こうでヒットした魚をゴリ寄せするためにドラグをロックして走りを止めたり、不意に回遊してヒットしてきたヒラマサの走りを止め、頭をこちらに向かせたり・・・
色んな状況を経験してきましたが、この竿はどこまでも曲がり込み、余裕さえ感じさせるフィーリングでした。
他のヒラスズキロッドを数種類振ったことがありますが、やはりこの竿は別物です。
他の竿がカーボンロッドなら、この竿はグラスロッドか?と感じさせるほどの強度と粘りです。
・適度な柔軟性
前項では強度の重要性を述べましたが、同時に忘れてはならない要素があります。
それは柔軟性。
強度面だけ満たせば良いのであれば、それこそGTロッドでも使っていれば良いでしょう。
ただ、ヒラスズキロッドで扱うルアーについているフックは、オーナー社のST46~56、がまかつ社のトレブルSPorRBMH~Hクラス。
ロッドがハードすぎると、すぐにベロンと伸びてしまうんです。
慎重にやらなくても、これらのパワーランクのフックを変形させない・・この要素を満たさないと、いくら強度面で安心できる竿でもフックアウトが連発し、魚を捕ることはできないでしょう。
そこに来てこの竿は抜群のパワーバランス&テーパーバランスです。
高いドラグ値でしっかりタメても、竿の中に急激に硬さが変わる部分が無い&適度に柔軟なのでフックはかなり伸びづらいです。
・以上二点を備えているのに
以上の必要事項を満たす竿はかなり重く、「鈍い」竿になりがちなんですが・・
この竿は必要最低限の軽さ、繊細さ、張りを兼ね備えています。
一日振っていても疲れを感じることが無いし、サラシの中でのルアーの挙動はしっかり手に伝わります。
ダルい竿でも無く、向かい風でも風を切って投げられます。
この項目についてはもちろんシャキシャキのヒラスズキロッドには劣りますが、必要な分はしっかり残してある感じです。
これってかなり凄いことだと思うんですよね。
【細部】
・ガイドセッティング
Kガイドなんですが、バットのKガイドが小さめなのが個人的には高評価。
これがデカいと横風時にフレームをラインが叩き、かなり使用感が悪いんですよね。
バットのKガイドがデカいヒラスズキロッド、意外と多いです。
また、全体的にガイド径が小さめなのも良し。
大きいガイド径のロッドだと、スピニングリールから放出されたラインが収束されずに広がっている部分が長く、その部分で横風を受けると抵抗となって飛距離が落ちてしまいます。
強風時が前提となる磯ヒラで使うロッドは、ラインやリーダーの抜けに影響を及ぼさない範囲でならガイドは小口径であればあるほど良いです。
ナイロンラインを使うアングラーの方は絶滅危惧種と言っても良いほど少なくなっている昨今、普通のシーバスロッドもいい加減PE専用と言っても良い小口径のガイドセッティングにシフトしてほしいものです。
・・・話が逸れました。
・グリップ
アップロック+緩み止めナット。
ヒラマサが掛かったり、ヒラスズキでも極限のパワーファイトを強いられる時はグリップエンドを腹に当て、フロントグリップを握ったファイトをします。
そんな時、ねじ山むき出しのダウンロックのリールシートはかなり違和感&気を遣うんですよね。
そこを解決するアップロック、さらにアップロックの弱点を解消する緩み止め付きのグリップは完璧な構成です。
・グリップエンドの長さ
これは好みや体格によって異なってくると思うんですが、長すぎず、短すぎずでちょうど良い長さ。
しっかり振り切って投げられ、腹当てファイトでも短すぎない長さ。
その中で、取り回しが悪くならないラインをクリアしている長さです。
【使いやすいルアー・フック・ライン】
・ルアー
普通の磯ヒラルアーはほとんど使いやすいです。
僕が使っているところで言えば、
K2F142、サイレントアサシン140Fを頭にトゥルーラウンド110F、ロウディー130F、同95S、サイレントアサシン99F、かっ飛び棒130BR、ぶっ飛び君95S、同75HS、チャタビー65、同85、UKスピン22
あたりが快適に使えます。
メタルジグも50gくらいまでなら快適に使用可能。
ラピードF160もかなり快適に使えますが、快適に使える上限感がありますね。
下限ですが、プチボンバー70Sあたりまで落とすともっと快適に使える竿は他にあるな感が出て来ますが一応使用可能。
ミニエント57Sクラスも同様です。
・フックサイズ
上はST56 or トレブルSP/RB-Hクラスの#1、下はST46 or トレブルSP/RB-MHクラスの#6までが使用可能です。
快適に使えるフックサイズという意味では、上はST56 or トレブルSP/RB-Hクラスの#2、下はST46 or トレブルSP/RB-MHクラスの#4までとなるでしょう。
・ライン
僕が良く使うのはPE1.5~2号にナイロンリーダー30~40lbの組み合わせ。これがベストな範囲だと感じます。
上下に1ランクずつずらして使うことも可能だと感じますが、それなら他の竿を選ぶといった感じですね。
まとめ
磯でのヒラスズキゲームをこれ1本で行うには、個人的にはこれ以上無い竿です。
ブランド自体は人によって好き嫌いが分かれるジャンプライズですが、モノ自体はしっかりしています。
今回紹介した106モンスターバトルリミテッドは新品で手に入れることは難しいかもしれませんが、別シリーズのツーリミット105モンスターバトル(ブランクスはオールウェイクと同じらしい)や、数年後に出ると思われるオールウェイクシリーズの後継モデルも同じコンセプトと性能を受け継いでいるのではないでしょうか。
自分はジャンプライズのファンでも関係者でも何でもありませんが、超える存在が出てこない限りこの竿はずっと使っていくことでしょう。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Twitterも始めました。
https://twitter.com/hiro1015ex
ジャンプライズ社製のヒラスズキロッドです。
結構人気なようで、需要が多いと思われるにも関わらずインプレ記事が無いので軽くインプレをば。
まずこの竿を一言で言えば・・・
「人間側に有利に磯のヒラスズキゲームを展開するためのあらゆる要素が凝縮された竿」
です。
【磯のヒラスズキゲームを人間側が有利に運ぶために必要な要素】
・無理が利くこと
根の向こうで掛けてこちらへ引っ張って来たり、ずり上げ等・水際で直接ランディングすることが厳しい地形や海況で抜き上げたり、不意にヒットしてくる青物系・特にヒラマサを止めたり・・
竿の破壊強度が高ければ高いほど、人間側からするとより安全に、より有利に釣りを行うことが可能です。
その点において、メーカー側が宣伝している通りこの竿はピカイチ。
70cmクラスのヒラスズキを抜き上げたり、根の向こうでヒットした魚をゴリ寄せするためにドラグをロックして走りを止めたり、不意に回遊してヒットしてきたヒラマサの走りを止め、頭をこちらに向かせたり・・・
色んな状況を経験してきましたが、この竿はどこまでも曲がり込み、余裕さえ感じさせるフィーリングでした。
他のヒラスズキロッドを数種類振ったことがありますが、やはりこの竿は別物です。
他の竿がカーボンロッドなら、この竿はグラスロッドか?と感じさせるほどの強度と粘りです。
・適度な柔軟性
前項では強度の重要性を述べましたが、同時に忘れてはならない要素があります。
それは柔軟性。
強度面だけ満たせば良いのであれば、それこそGTロッドでも使っていれば良いでしょう。
ただ、ヒラスズキロッドで扱うルアーについているフックは、オーナー社のST46~56、がまかつ社のトレブルSPorRBMH~Hクラス。
ロッドがハードすぎると、すぐにベロンと伸びてしまうんです。
慎重にやらなくても、これらのパワーランクのフックを変形させない・・この要素を満たさないと、いくら強度面で安心できる竿でもフックアウトが連発し、魚を捕ることはできないでしょう。
そこに来てこの竿は抜群のパワーバランス&テーパーバランスです。
高いドラグ値でしっかりタメても、竿の中に急激に硬さが変わる部分が無い&適度に柔軟なのでフックはかなり伸びづらいです。
・以上二点を備えているのに
以上の必要事項を満たす竿はかなり重く、「鈍い」竿になりがちなんですが・・
この竿は必要最低限の軽さ、繊細さ、張りを兼ね備えています。
一日振っていても疲れを感じることが無いし、サラシの中でのルアーの挙動はしっかり手に伝わります。
ダルい竿でも無く、向かい風でも風を切って投げられます。
この項目についてはもちろんシャキシャキのヒラスズキロッドには劣りますが、必要な分はしっかり残してある感じです。
これってかなり凄いことだと思うんですよね。
【細部】
・ガイドセッティング
Kガイドなんですが、バットのKガイドが小さめなのが個人的には高評価。
これがデカいと横風時にフレームをラインが叩き、かなり使用感が悪いんですよね。
バットのKガイドがデカいヒラスズキロッド、意外と多いです。
また、全体的にガイド径が小さめなのも良し。
大きいガイド径のロッドだと、スピニングリールから放出されたラインが収束されずに広がっている部分が長く、その部分で横風を受けると抵抗となって飛距離が落ちてしまいます。
強風時が前提となる磯ヒラで使うロッドは、ラインやリーダーの抜けに影響を及ぼさない範囲でならガイドは小口径であればあるほど良いです。
ナイロンラインを使うアングラーの方は絶滅危惧種と言っても良いほど少なくなっている昨今、普通のシーバスロッドもいい加減PE専用と言っても良い小口径のガイドセッティングにシフトしてほしいものです。
・・・話が逸れました。
・グリップ
アップロック+緩み止めナット。
ヒラマサが掛かったり、ヒラスズキでも極限のパワーファイトを強いられる時はグリップエンドを腹に当て、フロントグリップを握ったファイトをします。
そんな時、ねじ山むき出しのダウンロックのリールシートはかなり違和感&気を遣うんですよね。
そこを解決するアップロック、さらにアップロックの弱点を解消する緩み止め付きのグリップは完璧な構成です。
・グリップエンドの長さ
これは好みや体格によって異なってくると思うんですが、長すぎず、短すぎずでちょうど良い長さ。
しっかり振り切って投げられ、腹当てファイトでも短すぎない長さ。
その中で、取り回しが悪くならないラインをクリアしている長さです。
【使いやすいルアー・フック・ライン】
・ルアー
普通の磯ヒラルアーはほとんど使いやすいです。
僕が使っているところで言えば、
K2F142、サイレントアサシン140Fを頭にトゥルーラウンド110F、ロウディー130F、同95S、サイレントアサシン99F、かっ飛び棒130BR、ぶっ飛び君95S、同75HS、チャタビー65、同85、UKスピン22
あたりが快適に使えます。
メタルジグも50gくらいまでなら快適に使用可能。
ラピードF160もかなり快適に使えますが、快適に使える上限感がありますね。
下限ですが、プチボンバー70Sあたりまで落とすともっと快適に使える竿は他にあるな感が出て来ますが一応使用可能。
ミニエント57Sクラスも同様です。
・フックサイズ
上はST56 or トレブルSP/RB-Hクラスの#1、下はST46 or トレブルSP/RB-MHクラスの#6までが使用可能です。
快適に使えるフックサイズという意味では、上はST56 or トレブルSP/RB-Hクラスの#2、下はST46 or トレブルSP/RB-MHクラスの#4までとなるでしょう。
・ライン
僕が良く使うのはPE1.5~2号にナイロンリーダー30~40lbの組み合わせ。これがベストな範囲だと感じます。
上下に1ランクずつずらして使うことも可能だと感じますが、それなら他の竿を選ぶといった感じですね。
まとめ
磯でのヒラスズキゲームをこれ1本で行うには、個人的にはこれ以上無い竿です。
ブランド自体は人によって好き嫌いが分かれるジャンプライズですが、モノ自体はしっかりしています。
今回紹介した106モンスターバトルリミテッドは新品で手に入れることは難しいかもしれませんが、別シリーズのツーリミット105モンスターバトル(ブランクスはオールウェイクと同じらしい)や、数年後に出ると思われるオールウェイクシリーズの後継モデルも同じコンセプトと性能を受け継いでいるのではないでしょうか。
自分はジャンプライズのファンでも関係者でも何でもありませんが、超える存在が出てこない限りこの竿はずっと使っていくことでしょう。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Twitterも始めました。
https://twitter.com/hiro1015ex
- 2021年10月30日
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