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▼ コアマン デプライブ
- ジャンル:ニュース
- (ルアーインプレ)
ここ数年ブームになっているビッグベイトの釣り。
最近のビッグベイトはなんかもうキャスト可能な限界まで巨大化が進んでいる感もあり、それに伴い今まで大きく見えていたサイズ感のルアーが普通の大きさに見えてきて、どこからがビッグベイトなのか?線引きが難しくなってきている感があります。
例えばストリームデーモン160。
このルアーが最初に発売された6年前・・初めてこれを目にした多くの人たちは「デカいな」「ビッグベイトだな」と感じたのではないかと思います。
僕もそう感じた一人です。
ただここ数年のルアーの巨大化のトレンドの中で、多くの人のこの認識は変わってきたのではないでしょうか。
少なくとも僕にとってはストリームデーモン160はもう普通のミノーです。
そんな流れの中でこのルアーをビッグベイトとして紹介すべきなのか・・悩ましいんですが、今回紹介するルアーはこれ。
コアマンのデプライブ。
このルアーのすごいところは、外からの力に対して敏感に反応するところなんです。
ルアーに外から加わる力は、パッと思いつくだけでも以下のようなものがありますね。
①リトリーブで加える力
②流れの圧
③流れの変化
色んな方向から色んな強さの力が常に変化しながらルアーに加わり、その結果ルアーは動いています。
デプライブはその「外圧に敏感に反応するための仕掛けが随所に施されたルアー」だと感じています。
3連結という時点でまず動きやすいんですが・・・
特徴的なのは連結部分。
①連結面
この連結面?切断面?
ルアーの進行方向に対して正面にあたる面が、明確に切り立っているんです。
普通のジョイントルアーはこんな感じ。
奥のデプライブと比較すると良く分かりますね。
ここが進行方向からの流れを受けやすいことによって、アクションレスポンスがかなり上がっていると感じています。
この連結部分。流れを掴むためのギミックがもう一つあります。
②スイベルでの連結
スイベルを使って連結することで、連結部分の前後でかなり“遊び”ができます。
この”遊び”のおかげで、前後のボディ間でかなりの角度のねじれをつけられるのが写真でも確認できますね。
こんな角度まで“遊び”を許容できることで、先に述べた連結面に水が当たりやすくなり、相乗効果でアクションレスポンスがより上がっているという感じですね。
使いどころ
デプライブの使いどころを語る上でもう一つ外せない特徴があります。
それはレンジの浅さ。潜らせようと意図的にテンションをかけて引いてもそんなに潜りません。
・レンジが浅い
・アクションレスポンスが良い=放っておいても微妙に動き続ける
となるとデプライブが最大限に力を発揮できる使いどころは、河川や干潟等のシャロー帯で流れに任せて流すドリフトの釣りになりますね。
超爆風などでアングラー側が巻きでアクションをコントロールできない時や巻きでは反応が悪い時、特定のゾーンにルアーを留めておきたい時などにはかなり頼れるルアーです。
今年活躍した状況としては干潟のコノシロパターン。
万能ルアーでは無いですが、リトリーブせず流れなりに流した方が強い状況では明らかにデプライブに反応が集中したという状況がありました。
河川のコノシロパターンでも威力を発揮する時は凄いです。
他に活躍しそうな状況としては、河川の落ち鮎パターン。
僕自身は落ち鮎パターンなるものを体験したことが無いですが、ルアーを流れなりに流すというパターンであれば爆発力を見せるタイミングが必ずあるでしょう。
デプライブの原点
最後に・・このデプライブ。
大型の3連結シーバスルアーは、何もデプライブが元祖ではありません。
僕が以前、同じような状況で使っていたルアー。
これの焼き直し・進化版がデプライブであると僕は確信を持っています。
そのルアーがこれ。
セビル・マジックスイマー165SK。
さっきの比較写真でも挙げましたがデプライブよりも抵抗を受け流しやすいという特徴があるので、速巻き等の速い動きで誘うのであればこのマジックスイマーの方が優れているかもしれません。
マジックスイマーを流れの中でのスローな釣りに向けてチューンしたのがデプライブという認識もできますね。
マジックスイマーを販売している、このセビルというブランド。
たしかフランスのブランドで、以前は日本でもフィネスという会社が輸入販売を手掛けていましたが、いつからか止めちゃいましたね。。
セビルブランドには他にも好きなルアーがあったので残念です。
この辺について語り始めると長くなりそうなのでこの話はここで一旦置いておいて・・
デプライブ。素晴らしいルアーなので、思い当たる状況がある方は是非使ってみてください。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
最近のビッグベイトはなんかもうキャスト可能な限界まで巨大化が進んでいる感もあり、それに伴い今まで大きく見えていたサイズ感のルアーが普通の大きさに見えてきて、どこからがビッグベイトなのか?線引きが難しくなってきている感があります。
例えばストリームデーモン160。
このルアーが最初に発売された6年前・・初めてこれを目にした多くの人たちは「デカいな」「ビッグベイトだな」と感じたのではないかと思います。
僕もそう感じた一人です。
ただここ数年のルアーの巨大化のトレンドの中で、多くの人のこの認識は変わってきたのではないでしょうか。
少なくとも僕にとってはストリームデーモン160はもう普通のミノーです。
そんな流れの中でこのルアーをビッグベイトとして紹介すべきなのか・・悩ましいんですが、今回紹介するルアーはこれ。
コアマンのデプライブ。
このルアーのすごいところは、外からの力に対して敏感に反応するところなんです。
ルアーに外から加わる力は、パッと思いつくだけでも以下のようなものがありますね。
①リトリーブで加える力
②流れの圧
③流れの変化
色んな方向から色んな強さの力が常に変化しながらルアーに加わり、その結果ルアーは動いています。
デプライブはその「外圧に敏感に反応するための仕掛けが随所に施されたルアー」だと感じています。
3連結という時点でまず動きやすいんですが・・・
特徴的なのは連結部分。
①連結面
この連結面?切断面?
ルアーの進行方向に対して正面にあたる面が、明確に切り立っているんです。
普通のジョイントルアーはこんな感じ。
奥のデプライブと比較すると良く分かりますね。
ここが進行方向からの流れを受けやすいことによって、アクションレスポンスがかなり上がっていると感じています。
この連結部分。流れを掴むためのギミックがもう一つあります。
②スイベルでの連結
スイベルを使って連結することで、連結部分の前後でかなり“遊び”ができます。
この”遊び”のおかげで、前後のボディ間でかなりの角度のねじれをつけられるのが写真でも確認できますね。
こんな角度まで“遊び”を許容できることで、先に述べた連結面に水が当たりやすくなり、相乗効果でアクションレスポンスがより上がっているという感じですね。
使いどころ
デプライブの使いどころを語る上でもう一つ外せない特徴があります。
それはレンジの浅さ。潜らせようと意図的にテンションをかけて引いてもそんなに潜りません。
・レンジが浅い
・アクションレスポンスが良い=放っておいても微妙に動き続ける
となるとデプライブが最大限に力を発揮できる使いどころは、河川や干潟等のシャロー帯で流れに任せて流すドリフトの釣りになりますね。
超爆風などでアングラー側が巻きでアクションをコントロールできない時や巻きでは反応が悪い時、特定のゾーンにルアーを留めておきたい時などにはかなり頼れるルアーです。
今年活躍した状況としては干潟のコノシロパターン。
万能ルアーでは無いですが、リトリーブせず流れなりに流した方が強い状況では明らかにデプライブに反応が集中したという状況がありました。
河川のコノシロパターンでも威力を発揮する時は凄いです。
他に活躍しそうな状況としては、河川の落ち鮎パターン。
僕自身は落ち鮎パターンなるものを体験したことが無いですが、ルアーを流れなりに流すというパターンであれば爆発力を見せるタイミングが必ずあるでしょう。
デプライブの原点
最後に・・このデプライブ。
大型の3連結シーバスルアーは、何もデプライブが元祖ではありません。
僕が以前、同じような状況で使っていたルアー。
これの焼き直し・進化版がデプライブであると僕は確信を持っています。
そのルアーがこれ。
セビル・マジックスイマー165SK。
さっきの比較写真でも挙げましたがデプライブよりも抵抗を受け流しやすいという特徴があるので、速巻き等の速い動きで誘うのであればこのマジックスイマーの方が優れているかもしれません。
マジックスイマーを流れの中でのスローな釣りに向けてチューンしたのがデプライブという認識もできますね。
マジックスイマーを販売している、このセビルというブランド。
たしかフランスのブランドで、以前は日本でもフィネスという会社が輸入販売を手掛けていましたが、いつからか止めちゃいましたね。。
セビルブランドには他にも好きなルアーがあったので残念です。
この辺について語り始めると長くなりそうなのでこの話はここで一旦置いておいて・・
デプライブ。素晴らしいルアーなので、思い当たる状況がある方は是非使ってみてください。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
- 2021年1月31日
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