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910mm・SPF1✖️1(238円)で111mmのシャローミノーを作る!

こんにちは!

普通、サンデービルダーがミノーやシンペンを作る時、2枚のバルサを左右対称に加工して、アイを挟んで、オモリを挟んでとなります。

バルサというやつは浮力が高く、カッターナイフなどで気軽に削る事が出来るのが強み。

鉛との比重の落差を利用して、ABS材に勝るキレの良さも自慢。

マァ、そんなこんなでバルサは素晴らしいんだけれど、なんだか最近バルサも値上がりしてしまって、激安素材でも無くなってきた。


最近結構お高い分厚めのバルサ材を使ってミノーを仕込んでいる時にふと思った。

2枚の板を左右揃えて貼り付けるの面倒と。

例えばミノーやシンペンって低重心の場合がほとんどだし、貫通アイを通すのにベターなのは大体ルアーの中心かやや上というところ。

結果ツーフックとして、フックアイが出るのはお腹としっぽの部分、でラインアイが出るのも頭の真ん中から上か下か?の範疇。

だったら背中が割れている必要はないと。

だから一度20mm四方前後の棒状のバルサを買い求めど真ん中にラインを、そしてそれに沿ってノコギリでギコギコ。

適度な長さに切り分け、側面に1ミリ強の穴を三つ程分布して空け、針金を通して、ノコギリで真っ二つに切ってしまわない様にガード。

するとUの字の角材が出来るので、貫通アイを埋め込み腹側を上にしてレジンを軽く流し込みアイをUVライトでど真ん中に固定する。

今度はそのアイをストッパーとしながらオモリを配置すべき箇所に8〜10mm径程度のドリルで穴を開ける。

そのアイをストッパーとして、リッブの溝をノコギリで開ける。

私はリップはとりあえずPETでも硬質クリアファイルでも透明で切りやすければ何でも良い的な感じでハサミでチョキチョキ。

簡単に左右対象にするには、まずモデルとなる紙をフリーハンドで切り取り、ある程度理想の形になったら、ど真ん中で折りたたみ左右対称にして、実際にいい感じかはめてみて、良ければクリアな何かにノリで貼り付ける、それを紙に沿ってハサミでチョキチョキ。ヤスリなど気がすむ様に整えて、水や湯に浸けて紙を剥がし、よく拭いてはめる。

オモリも入れて、レジンを流し込み固める。

リップが脆弱に思えたら顎からシェービングクリームの様にレジンを覆い固める。

レジンのいびつな部分はヤスリなとリューターなどで削り、形を整える。

リップごとセルロースセメントにドボン。的な。

アレ?待てよ。コレならバルサでなくてもいけるやん!

そもそも、バルサのルアーを飛ばそうとすると苦労するのは、バルサが軽すぎる事が要因であって、別にブリブリ動かしたい訳でもなく、飛ばす方が重要なので有れば、素材自体にバルサ程の軽さも不用になる。

SPF1✖️1なんてバルサに比べたら5分の1以下の値段で買えるし。

でコレが出来ました。

というか今までなんでコレに気づかなかったてきな。

例えば手鋸で切るのがイヤだとしてもDIYが好きな人は丸鋸持っていたりするし、ホームセンターなら貸してくれるし。

例えば浮力に拘るにしても溶剤に強いタイプのABSやポリプロピレンのバイブを通せばかなり稼げる。

何よりバルサをSPFや白松材に変えるだけで、キャスト後の回転率はかなり収まる。

投げて見たら飛距離は文句なし。

バルサに期待する様なキレのが無いのはないがその部分はリップで調整すればカバー出来るし、何より私はブリブリタイプはあまり使わない。

ソレに頑丈。

私は良いと思いますが、(仕上がりの残念さは除く)皆さん如何かな。

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