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ルアーの起源を妄想する。その7 魚のイミテート

こんにちは。

ミノー創世の歴史を辿ると
公式には
1800年代のイギリス発祥
又は
取り様によっては
1900年代初頭の
ラパラのファーストラパラ(クランクに近い)
になるそうです

マァプラグという意味では
日本の古墳時代の鹿の角の
シンペンが先だろうと思いますが。笑


私は
兵庫県尼崎市北部に広がる
田園地区で育ちました

幼児から中学生まで
周りが田んぼに囲まれて
車が入ってこれない様な場所に自宅が有り

稲が水田モードになると
カブトエビやゲンゴロウと遊んでいました。

彼らのフォルムは丸

そうそう!ある日
川でクランクで遊んでいた日 
「この感じどこかで見た気がする?」と
ずっと考えていたんですが
『ゲンゴロウ』だと気づきました。
他にも
カブトエビ
オタマジャクシ
など
丸型のフォルムで
プルプルかニョロニョロ系で泳いでる。

何なら泥に潜ろうとしているカエルも
フォルムは丸いし
潜る系クランクの動きと
酷似している事がある。

なるほど。

クランクは淡水では大戦力なのに
海では戦力外(マァ、私は結構使いますが)
なのは
丸い水中昆虫やカブトエビに
相当するブツがいないというのも
理由の一つかもしれません。

マァ例えばフグなども
例外の代表として(日本語ラビリンス)
挙げられたりしますが

そんなモン気にせず齧る派のシーバスは
毒にやられたり、膨れられて喉に詰まらせたり
(フグは鮫肌で喉で膨れられたらやばいと思います)して、

個体数を減らしてしまってるに違い有りません。笑


マァ言うて、ボディが丸くて
縦横に厚みがあるルアーって
様々な細工をする猶予があって
ものすごく様々な試みがやりやすい

ルアー黎明期に丸いフォルムのルアー
が乱立していたのは

様々なアクションやレンジや
浮力によるアクションバリエーションとか
いろんなバターンを創世できる事情も
手伝っていたに違い有りません。

(正確にはクランクよりミノーが先に出来ていたらしいのですが、形状的に現在のクランクに近いので。)

しかしマァ
水中の魚目線で旨いモンって
大体細長い
マァ、クランクであろうが
当時ミノーと呼ばれていたものであろうが
小魚的では無い。
小魚的な物も無くもなかったけれど
せいぜい
日本の淡水で言うとアブラハヤ
海でいうボラ的な奴で
頭でっかちでボディ断面は丸い感じ。

歴代黎明期のミノーやクランクを見る限り
推進による水流を丸い目の立ち気味リップに
受けてウォブリングさせるタイプが多かった様に見受けられますが

ルアーをリアルなベイトに近づけて細長くしていく風潮が来て
推進による水流だけでは水噛みが足りなくなる

顔の先についた立ちリップを大きくさせすぎたら
不自然でベイトに近づけた細長も元の木阿弥

ソレに細くして浮力を損ねたボディは
鼻から沈めてしまって巻きによって
斜め上方向の力をかけて水平に伸びたリップに
水流を当ててアクションさせる方式に
変貌し
シャッドタイプやシンキングミノーが
自然発生したであろうかと想像できます。

しかししかし
例えばワカサギとか
イワシとか
もっと頭からスリムで更に細いんですよね

するとボディのど真ん中にあったウエイトバランスもだんだん前方に移動させないと
ルアーが回転してしまうんですよねぇ。

でも飛ばすためには真ん中より後半に重みがないと飛ばない。

一つの解決策として重心移動

そして日本的には
後方重心
(またはある程度思いマテリアルを形成するジグ的な理屈)で
リップを無くしてただユラユラ尻振りさせる
シンペンが3000年ぶりに復活するんです。笑

(以上、ルアー原人の私が
ルアーを作って来て
様々な条件からルアーの進化について
妄想して察したルアー開発動機の妄想です
ある程度の事は調べましたが
歴史の真実とは異なる場合もございます
あらかじめご了承ください。)

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