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中海シーバス & クロソイ PE2号という戦略について

今年の冬は寒いという。
例年だと年末辺りに降るか降らないか?というレベルなのだが今年は12月の18日とか25日とか、そんな段階から降るわ積もるわの騒ぎ。
スタッドレスのぐにゃぐにゃが嫌いなのでいつもギリギリまで交換を引っ張るのだが、早くもスタッドレスを投入しなければならなくなってしまった。
9年履き続けたスタッドレスなので意味があるのかのレベルなのだが、まあ積雪時は無いよりはマシ…と。

さて、寒波が来るとウズウズしてくる頭の悪い人達がクロソイ釣り師。
ご多分に漏れず、雪が降り始めてゴソゴソと準備を始め、家族になじられながら玄関のドアを開くどうしようもないヤツがここにも一人いる。
向かうは中海、黒いダイヤの採掘へ向かうことにした。


まずは一か所目、去年調子の良かったロデムを中心に組み立てていく。
ボトムを取った後、スイミングさせながらクロソイのバイトを待つ。
しかし、1時間経ってもクロソイからのコンタクトは無く、リトリーブの途中にゴロタのブレイクの隙間に刺さってロデムをロスト。
クロソイって割りと上のレンジまで食いあげてくるのでベタ底を意識する必要は無いのだが、反応がないとついついボトムにくっつけてしまうよなぁ…。

場所を変えて2か所目。
根掛かりすると回収が難しいと言うところで、ここからPE2号をメインラインにした。
確かに風が強く、ボトムの取りづらさやラインの扱いが面倒って言うのはあるのだが、圧倒的な安心感があるわなぁ。
多少引っ掛けても雨のようにフックを伸ばして帰ってきます(笑)
この2か所目も反応がなく、帰ろうと思った途中のポイントに立ち寄ることにした。
ゴロタのブレイクをバイブレーションでコツコツ叩きながら巻いていると、ギュギュっと走るアタリが。
PE2号の暴力に任せて魚をランディング。


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これ、クロソイ?
色だけ見ると他の魚な気もするのだが、この類いの魚に疎いので良く分かりませんな。

世間の風潮的にはラインを細くする方向になっていると思っている。
確かに一般的なシチュエーションではそれは間違いでは無いように思う。
しかし、例えば今回のように根の荒いポイントで釣りをするときとか、飛距離の不要な小場所を狙う時などに関しては太めのメインラインを選ぶのもアリなのでは無いかなと思う次第。
変なルアーロストによるリーダーの組み換えなどや、ノットの強度バラつきによる組み直しなどの問題も少ないというメリットは見逃せない。
場合によっては電車結びでも成立する事もある。
もちろんシンキングペンシルなどを使うときやアップクロスデ
でリトリーブする時のテンション管理など、考える事は多少出てくるのだが、初心者でゴリゴリとルアーを巻く人こそ太めの糸で釣りをすべきでは無いのかな?と。
一番のメリットはラインの交換頻度を下げ、ランニングコストを抑えることが出来るという事なのではないかとも思う。


この一尾で個人的には満足だったのだが、もう一尾位は追加出来るのではないかと思って場所を移動して釣りを続けた。
到底魚の出そうに思わないオープンウォーターにプラスチックバイブをキャストし、ボトムを取る。
リフトしてから数回転巻き、ボトムを取る。
何回か繰り返していると、グッと押さえ込むようなアタリが出た。
かなり引きが強かったので、ビッグなクロソイが掛かったのでは無いかと思ったのだが…。
しばらくの後、水面をバシャバシャする魚体。
何だろう、贅沢な話なのだが狙いの魚が違うせいか、普段は嬉しいエラ荒いが今日は悲しく見える(笑)
足元まで魚を寄せてくるとテールフック1本だけ…。
腹側のフックを魚にかけ直すと、魚が抵抗を止めるまで空気を吸わせる。
60台位だろうか?
想定してなく、タモを持ってきていなかったのでロッドを支えて魚をぶち抜く。


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70センチ超えてるんだけど(笑)
この日使っていたロッドは初代ブランジーノのアーバンサイドカスタム。
いくらサイズを見誤っていたとはいえ、これだけ丸々と太った70センチをぶち抜いても安心感のあるロッドってなかなか無いよね…。
おすすめはしませんが(笑)
糸が太いと何でも出来そうな気がしてくるのも太糸のメリットかと思う。

この1本を抜きあげた後、寒さに耐えられなくなりゲームセット。
普段は細い糸をメインにしているのだが、展開したいルアーや場所、狙いの飛距離によって糸の太さは使い分ける事でより効率的な釣りが出来る。
改めて太い糸を使うメリットを確認できた釣行となった。


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