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雄物川上流、8月の悪戦苦闘


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(雄物川上流域 刈和野地点の水位 国土省データベースより)

8月、秋田は大雨に見舞われ、
雄物川上流域では水位+4mとなった地点も

こんな災害級の増水で、魚はどうなってしまうのでしょう
なにかの調査では、川底の障害物の影に隠れ、思った以上に
ふんばっているらしいのですが
シーバスは自由に長距離を動くイメージがあるのですが
みんな海に降りちゃってたりして・・・





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(雄物川上流域 勝田橋)
8月後半、水位が+1m程度にまで低下
でもまだ、濁流ごうごうという感じ

8月はまだニゴイ一匹しか釣れてないという惨状なので、
なんとかならないかと、色々してみたのですが、

①未開拓地域の藪漕ぎにトライしたら、3か所全部失敗
②水底のテトラを攻めたらルアー10個ロストしてアタリも無し
③秘境(?)を見つけたと思ったら、鯉釣りのおっちゃんいた

実は、秋に師匠が一緒に釣りしにくるかもしれないので
8月は良いポイントを絞っておきたいと思っていたのですが、
もはやそれどころではありません
シーバスの気配すら全く感じられないのです


そしてこの日は、真っ暗な藪の中で立ち尽くすことになりました

前に『泥底+ブッシュ』という竿が出せない岸についてしまった
藪漕ぎの所で、もっと先にいけば川原が広がる場所につくのでは
ないかと、ルートの延長にトライしてみたのです。
昼14時、手鎌と飲料を持って、地図上の直線距離なら150mの
藪を切り払いはじめました

しかし直線でいけるはずもなく、竿が出せる場所に着いたのは
2時間後。あまりにハードなうえ、近くでボートに乗った
おじちゃんが釣りしているのを見て、絶望しました

そして帰り、8月も終わりだと17時には暗くなりはじめ、
ついに闇が降り、やってきたルートを見失ってしまったのです。
ライトは持ってきていませんでした。
最後は星明りと、国道の車の音を頼りに位置をつかみ、
19時半にやっと藪から脱出しました。


車を近くの川岸に移動させ、その中で死んだように休みながら、
窓を開けてボイルの音だけは聞こえるようにしておきました
20時・・・20時半・・・ 
21時・・・*パシャン*

這いずるように車から出ると、
テトラ帯と、逆側のシャローの両方で何か水音がしています。
そこめがけ、愛するウインドストーム135Fを投げました。
―ー反応ぜんぜんナシ。やっぱりダメか?

川は海に比べて小魚の密度が薄いため、シーバスは回遊して
捕食する傾向がある、とどこかで読みました。
そこに賭け、回遊待ちのつもりで長期戦してみることに。
でも、もうテトラの上に長く立ってられません。
仕方なくテトラの上にあぐらをかいて座り、座り投げして、
ちょくちょく休憩をはさむことにしました

休憩するとき、ただ休むだけだと損な感じがして、
ウインドストームをテトラ脇の強い流れの中に放ったあと、
巻かずに放っておくことにしました。
ウインドストームはシャローミノーなので、浅いとこで
「ぬめぬめウォブリング」し続けることになります
それをたまにトゥィッチングしてみたりして
(これで釣れたらいいなぁ。でも、ダメ人間の釣りっぽいな)
なんて思っていました

よし休憩終わり、また投げるかと、
リールを巻いて回収に入ったとたん、

*ガツン!*
Σ(°Д°; うぬぁ!?











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激しいエラ洗いをロッド先を下げて抑えているとき、
「イヒッ・・・イヒヒヒヒッ・・・ヒヒヒッ・・」
という含み笑いが漏れました
雄物川上流に、清流鱸はちゃんといたのです

ネットインして大きな安堵のため息をつき、
(大水に耐えたのかな・・・やっぱ、かっこいいなぁ・・・)
と眺めるのも束の間、夏なのですぐにお帰り頂くことに


23時近くになり、まだシャロー帯で散発ながらボイルらしき
音が続いていたのですが、私ではヒットを拾えませんでした

テトラの間をレッドランプで照らすと、小魚の群れが
元気に泳いでいました。

秋は、おそらくここのポイントを中心に釣りをすることに
なりそうです。師匠と釣れたらいいなあ。

 

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