プロフィール

ねこヒゲ

和歌山県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:90
  • 昨日のアクセス:148
  • 総アクセス数:376821

QRコード

初心者に紹介したい、対青物・シーバス用〝変態〟ルアー

10月頭から続く激務&金欠&体調不良(トシのせいか!?)のため、ここひと月は短時間のヒラ釣行(無論ホゲ)しか行っておらず、そろそろ禁断症状が出てきそうなネコです。


さて、今回は方々で青物が釣れているという事もあり、前回のミノーの操作方法について記載するつもりでした。


折角なら、私が今まで使用してきた対青物・シーバスルアーの中で、マイナーかもしれないが〝ハマると何より強い〟いわゆる
変態ルアー
をご紹介したいと思います。




1 ブロビス ネクストスピン28


出典 BROVIS HP

正直、コレはヒトに教えたく無い程優秀で、シーバスや青物に効くルアーです。
本来、スピン系のルアーは投げて巻くだけのものです。しかし、これはジャークすればダートし、あるカスタムをすると〝ロール〟や〝バイブ〟もするという「製作者のルアーに対する変態度合い」がかなり際立つ逸品です。
半分金属、半分ソフトマテリアルという特徴により

釣れるのは青物やシーバスだけではなく

タチウオや

イサキまで釣れ、スロー、早巻き、フォール全てアクションに変わるという〝フル金属ではないが故〟のアドバンテージがあります。

また、ボディサイズの割に大型フックが搭載可能で、(フロントのみの装置になりますが)RBH#6、SPH#6なら動きに差が出ないのも正しく変態仕様の証です。
知人のハナシですが、南方国に出張に行った際、現地のスレたバ●マンディの釣り堀で、1人で釣りまくり、現地人に「そのルアー何処で買える!?」と聞かれたとか。

私自身も(小型でしたが)赤い瞳の怪魚を釣ったりと、通常ルアーを見切るような相手に喰わせるのが得意なようです。

また余り言いたくありませんが、冬場に河口部や沖堤防で越冬ハゼやカニ、シャコを捕食しているシーバスにも効きます。

基本性能が高すぎるので、使用に関して言える事はありませんが、欠点は
少数生産のマイナールアー故何処も売っていない事
です。




2 ブロビス ハイブリッドスイマーネクスト28

出典 BROVIS HP

ジグヘッドにワームボディというものはよくありますが、こちらはそれらの先駆けとなった同社ハイブリッドスイマーの後続版です。
代表が元々シーバス用ワームメーカーに居られたため、その流れを汲んでいると考えると、どちらかと言えばオリジナルはこちら側です。

え?V●そっくり?

残念ながら、●Jとは似て異なるものです。

先ず、RBH#6のフックが搭載できる。
(VJはSPM#6が限界
次に、60lbのリーダーでスローに巻いてもしっかり泳ぐ。
(VJは30lbを超えると、ゆっくり巻くと動きが安定しなくなる。
更に、飛行姿勢とスイミング姿勢が安定しているため、逆風下13ftロッドでフルキャストしてもエビらない!!
(VJはワームが飛びますし、エビります。
高速巻き時にピタっとリーリングを止めると、千鳥アクションを自動でする。
(VJは…(略

こちらも基本性能が高すぎるため、全層をスロー&早巻きで使用可能です。
シーバスはもちろん




青物や、偏食が強いキジハタにもしっかり効きます。

また、ヘッドの形状が優秀で、高速早巻きからの連続ダートやボトムでの連続ダートも行う事が出来ます。
実は、私はこれでヒラスズキを乱獲(もちろん全部リリース)して、いくつもポイントを潰してしまって以降、使用は封じているレベルのルアーです。

しかし、これも欠点はあり
少数生産のマイナールアー故何処も売っていない事
です。(泣




3 reed アルティメット180

出典 パズデザイン HP

磯ヒラ師は、私を含めいかに荷物を少なくするかを美学(?)としているアングラーが多いのか、基本的に携行ルアーを3020サイズのケース2つ以内にする人が多く、サイズ違いはあれど、似たような色や性格のルアーは余り磯に持ち込みたがりません。
TOPをヒラで使う機会は〝マズメの表層チェック〟か〝サラシが薄いか、殆ど無い時の代替案〟になりがちで、ダイペン、ポッパーという風に、違うルアーを幾つも入れると、その分他のルアーを留守番にするしか無く、結果賭けでどちらかを持ち込む事になりがちです。
ダイペンとポッパーは、性格が違うため、基本的には違うルアーの扱いなのですが、投げるか解らないルアーを複数個持ち込むなら、性格の違うミノーを持ち込みたいというのが本音かもしれません。
しかしこのルアーは、そんなヒラアングラーの悩みを解消してくれる救世主!!
なんと、ダイビングペンシルとポッパー、二つの性格を併せ持っているのです!
簡単に言えば、竿を下げて、水中に潜るアクションを意識させればダイペンとして、ロッドを水平に操作し、表層を意識すればポッパーとして動作します。
(ダイビング●ォブラーとは動きが異なります。)
また、重さも約2ozと、一般的なヒラスズキロッドでもキャストが可能で、飛距離も十部に出ます。

いいとこづくめに見えますが、3020ケースにフックを装着し、収納すると
1/3を占拠し、スペースを圧迫します。
だから私は、フックだけをケースに入れ、本体は別のポーチに収納し携行していました。
TOPにサイズは関係無いとは言いますが、正直、ヒラ師にはデカいです。(泣




4 ドランクレイジー タイロット

出典 ドランクレイジー HP

先日、fimoのルアースイム動画にUPされていたので、知っている方も居られるのではないでしょうか。
バスメーカーがシーバスや熱帯雨林の肉食魚を対象に、本気で煮詰めて考え、設計したダイビングペンシルです。
パッと見は、何の変哲もない小型のダイビングペンシルですが。
キハダマグロやGTもその対象に入れる事が出来る強度を持っています。
因みに、先日紹介したロックウォーク110は高強度ボディが売りですが、1回ミスキャストし、岩に打つけるとフロントアイから浸水し、シンペンになってしまいました。
しかし、タイロットは10回ぶつけても問題無し。
理由としては、海外遠征に行き、数少ない持ち込みルアーをミスキャストや魚に破壊される事を防ぐためとか。
またフックも、SPH#1を搭載しても、SPMH#2搭載時と変わらずアクションをしてくれるのも、その変態度合いが伺われます。

欠点としては、高浮力なため、海水で使用する際ははソルト仕様でなければ水面を暴れ易い(ミスダイブが増える)事と、マイナーメーカールアー故、取扱店舗が少ない事です。
私はyah●oショッピングで、メーカー直営販売があるため、そちらで購入しました。(amaz●nにもありますが、割高なため)




いかがでしたでしょうか?
初めて直ぐや、まだ慣れていないうちは、どうしてもwebに動画がUPされていたり、有名アングラーが紹介していたり、販売店の通路入って目の前にある有名メーカーのルアーに目が行きがちです。

しかし、先述した通り私達磯ヒラ師は道具選びはシビアになりがちで、また、その中から実際使用するものも限定されてきます。
設計者の熱意と変態度合いが溢れ、異色を放つルアーは、その意図を汲み取り、理解する事で唯一無二の〝相棒〟になってくれる。そんな気がしてなりません。









コメントを見る