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濵田就也

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硬い竿を選ぶワケ



こんにちは。

最近寝る前にYouTubeの中華料理チャンネルでチャーハンを作る動画を見るのにハマっています。

迷いのない調味料の加減、華麗な鍋ふり、心地いい音。

随所に光る職人芸を見てかっこいいなーと感心し、眠りにつく毎日です。




さて、そんな私は今年の春から新兵器風神ADジェイルブレーカーを導入しはじめました。

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もちろんペカペカの新品です。

廃盤のモデルですが私の独自ルートで仕入れることに成功しました。(ただ店頭にある在庫を購入しただけです)

それからというもの、同じ風神ADシリーズのフロウハントよりもこちらの竿を使うことが圧倒的に多くなりました。

この竿を含む風神ADシリーズはカーボンが厚めに巻かれており、硬めの操作感が特徴だと感じます。

代償として自重が重くなりやすいという特徴も併せ持っています。

しかし今売られている多くの竿はカーボンを薄巻きにして軽快でしなやかな印象を受けるものが多いと感じます。

今回は特に秀でて体が強いわけでもない私がなぜそんな硬くて重いロッドを使っているかについての独り言に付き合ってください。




 
硬い竿の特徴




正直この手の竿は長時間使っていたり竿を動かす(トゥイッチなど)操作をすると体への負担が大きいです。

投げ感も自重181グラムと簡単に振りぬける竿ではないですし、チヌのちょんちょんつまむバイトや寒い時期のショートバイトも弾きやすいでしょう。

ではなぜ私がこんな聞かん棒を使うのかというと
これでしか感じれない感度があると感じているからです。


現にミドルクラスの名竿、ラテオRを持っていますがトゥイッチしかしないと決め込んだ時にはこれを使うこともあります。しかし常用しているのは風神。

私は基本的に明暗のドリフトゲームをするんですがその際ラテオだとルアーの動きをうまくつかめないんですよね。

自分はルアーを操作するときリーリングの抵抗感でルアーの動きを想像するんですが私の予想だとしなやかな竿だとティップが入ってしまってガイドドラグが掛かって巻きに一定の重みが発生するのではないかと思っています。

ラテオよりもフロウハントの方が、フロウハントよりもジェイルブレイカーのほうがルアーの操作感を左手で握るハンドルからよりはっきりと感じ取れます。

ただ今絶賛スランプ中でフロウハントを常用していた昨年に比べ釣果が伸びていないんですが感覚としては良いのでジェイルを常用しています。
(竿の硬さ、強さがルアーの動き、魚からの反応に影響する可能性に関しては何とも言えない)




そしてキャストについて。

自重があり簡単にビュンと振りぬけるものではないですがうまく竿を曲げるという基礎を身に付けるにはうってつけではないかと思います。
(ハイエンドロッドで基礎とはあべこべですが)

というのも、最近久しぶりにラテオを使ったんですが自重が軽いこともありイメージとして頭の上から前方に振りぬくのが異様にしやすいと感じました。

逆に後方でしっかり曲げようとすると振りぬく際に竿の腰が死んでしまうというか、曲がりすぎて難しいというか、やりずらさを感じてしまいました。

わかりにくい表現だとは思いますが伝えたいことはいくらでも前で振りぬけてしまうということ。

いや振りぬけてるんだったらいいじゃんと思うかもしれませんがこれだとルアーの重みや仕組み(マグネット重心移動)を生かしきれないんですね。

しっかりタメが作れないとマグネットの磁力が強いルアーはウエイトボールを外せなかったりします。

また、シーバスタックルは十分に扱えたとしてもタックルがヘビーになったり、ルアーが重くなったりしたときにタックルのポテンシャルを引き出すことが難しいのではとも思います。

しかし硬い竿はイメージとしてテイクバックを取って後方から頂点まででしっかり竿が曲っていればルアーは飛んでいきます。前方の振りぬきは柔らかい竿ほど関係ありません。

だだ飛距離で言うとそこまで大きな差はないかと。竿に合ったキャストの仕方というものはありますがしなやかな竿ではルアー関係なしにビュンビュン振れてしまうのでそれが癖になってしまうなと感じました。

ルアーキャストの基本を
飛距離を出すではなくルアーの重みを竿に乗せるとするならばそれを習得しやすいのは硬い竿ではないのかなと感じました。




ついでに、ここでいう硬いというのはハリがあるというのとは異なります。

ハリがある、だとかパリッとしていると言われているものは素材が高弾性系のものに多いと感じます。

タイラバロッドをイメージしていただきたいんですがチョンと触るとスッと曲がり、離すとパシッと戻るような。

しかし私が言う硬いロッドというのはこういうのではなくチョンと触っても曲がらない、耐えるような竿です。

素材の特性関係なしにカーボンの厚さによって現れるものなんじゃないかなと予想していますがそこら辺の詳しいことはわかりません。

曲がって戻るか曲がらないかの違いと認識していただくといいかと思います。





 
理想のロッド




誰でもこんな竿ほしいなぁーって思うことってあるじゃないですか。

ここからは少しこの話について。




まずは、長さは9フィート台で決まりです。

私がいつも行くポイントは護岸整備のきっちりされた都市型河川でそんなに飛距離が必要というわけではありません。

しかし、満潮時はいいものの、そこから潮位が下がってくると足場と水面がかなり離れてしまって8フィート台ではラインの操作がしづらかったり、言葉で表現しづらいですがんん、短いなぁと感じることが多かったです。

実際にはガイド1、2個の違いですがその差がかなり大きいと感じました。

足場の高い河川では9フィート。これはマストです。




次に、パワーは20グラムジャストのマックス40グラム。Mパワーですね。

12センチスリムミノーがスリークォーターでかっちり使えて1オンスのルアーもいけるぐらい。

このぐらいにしておけば河川での使用はもちろん、ちょっとサーフに持ってってみたり磯場に使って少しジグを投げたりなんかもしやすいんですよね。

俗にいうパワーバーサタイルっていうやつです。




このスペックの硬いロッドってもうジェイルですやんと思われるでしょうが最近話題の新しいカーボンだとか、これから出るであろう新しいカーボンだとかでこんなふうな硬い竿を作れれば面白いんじゃないかなー?と思うわけです。

特にカーボンシートを厚く巻くとどうしても重くなってしまいますがここを素材の力で軽く仕上げることができれば今までにない竿ができるんじゃないかと思うんですよ。

強い素材ができたので強さそのままに軽量化、というよりもその強さを生かしたものを作ったらどうなるんだろうという思いがあります。




メーカーさん、いかがでしょうか。(笑)



それでは。



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