最近の釣リ竿:番手編

こんにちは


今回は最近もんもんとしていたミドルクラスロッドについてです。


83?86?どっち?


これは私が実際にした経験なんですが


ホームページから某D社のミドルクラスエギングロッドを見ていました。


ふと思いました。


83とか86とかあるけど変わるんか?


私はこの程度の竿の長さのみの違いであれば釣り場に持っていけばそこまで差は感じられません。


しかしそのサイトにはあたかも全く別の竿かのような解説。


83で足りなかった飛距離をって3インチぐらいでそんな変わるか?


有効長の長さなんか3インチも変わってないやろ。


そう思ったので後日釣具屋さんに行って手にとってみたもののやっぱり…


変わらんやん!


実際長くしたことによるダルさの軽減のためにどこか変えているのかもしれませんが触ってみても特に感じず…


そんなあったとしても振って感じないごくごくわずかな差が実釣中に感じられるかといえば疑問です。


これは何もエギングロッドに収まった話ではなくシーバスロッドでも、さらに有名な他社でも同じようなことが起こっていることが予想されます。


ロッド1本1本に愛を


会社にとってはミドルクラスロッドは売上の縁の下の力持ち。


あまり攻めた番手を出すこともそのクラスに割くコストもミドルクラス相応なのでしょう。


私はの込められた竿が大好物。


そんな私から見るとこのミドルクラスのロッドはまさに他社と差をつける主力商品なのです。


ハイエンドモデルはその企業の技術の全力を注ぎ込んだもので売り上げの主力かといわれれば疑問…
(ハイエンドモデルは流石に番手ごとに個性出るでしょ??)


そこでコスパの優れたミドルクラス!というわけです。


商品としての完成度は高いかもしれません。


なんとかシート、なんとかカーボン、


はたしてそういう特殊機構的なものを載せた竿が釣り竿として恵まれたものなのでしょうか。


私が釣り場に持っていきたいのはのはいい釣り道具ではありません。


好きな釣り竿なのです。


これは何も竿のみに言えたことではありませんが最近は釣り竿に関してこの傾向が強すぎる。


一般人目線での意見としてはそんな触って感じないような差のために使うロットを他のテイストの竿に分配したほうが顧客層も厚くなると思うんですが…


確かにミドルクラスロッドにそこまで工夫をしてテストを重ねてってやっていると値段が上がってしまうというのはあるかもしれません。


尖った性能の番手に対しては売上に伸び悩んでしまうという可能性もあるでしょう。


しかしそれを有名企業がやらないで誰がやる!


竿は長さだけじゃなくてテーパーのかけ方だったりブランクとレジンの配合だったりガイドの位置だったりいじるところは山ほどある訳です。


それを長さだけいじって統一のブランクスで、同じようなテーパーでガイドっていうのは物凄くもったいないし


言い方は失礼ですが竿が可哀想。


メーカーさんにはぜひ完成度の高い商品ではなく愛のこもった釣り道具たちを創って欲しいですね。


それでは。

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