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▼ バチ抜けの洗礼
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- (PR, longinモニター2024)
こんにちは。
今年、人生初のバチ抜けシーズンを経験?している真っ最中な訳ですがまぁ釣れる気がしない。
初心者なりに魚を狙っているつもりなんですがいかんせん様々な要素からしんどいと言うのが正直なところ。
もちろん魚なんて触れていません。
そこでバチ抜け開幕と言われてから約1ヶ月釣りをしてみて感じた難しさについてとしばらく使ってみたピクシスのイメージについて主にまとめたいなと思います。
正直この時期に関しては半ば諦め気味な匂いさえする
釣りができない問題
主に難しい、困っている内容の配分としてはこれが5~7割を占めているぐらいには困っています。
まず潮周り。
時期的に満潮が土日に当たり夕方から下げが効き始めるため休みの日にも仕事終わりでも時合いに間に合ういろんな方が狙える時期なんですよね。
ただ逆を言えばその時間に釣り人が集中するためいいポイントに入るのは難しくなるというふうに捉えられるでしょう。
明暗はどこも満席状態でなんとなーくランガンしながら釣りしている方もかなり多いのではと感じてしまいました。
まぁ私は春休み中ですので人が居ない深夜でいい感じの潮周りのタイミングを狙おうかナーなんて考えていたものの大間違い。
その時間に満潮を迎える日などなくあるのは無慈悲な長潮のみ。
いいポイントに入るためには平日なら仕事終わりのデイリーアングラーさんよりも早くポイントに入って時合い待ち、土日ならもっと早く入ってないといけない・・・
なんだかバカバカしく感じてしまうのは私だけでしょうか。
お次は天気悪すぎ問題。
基本的に河川においては5m以上風が吹いてしまうと自分の釣りは続行不可能になってしまうと感じます。
この時期は5mなんて日常茶飯事。
日によっては10mの風が吹くこともあるでしょう。
しかもこの時期の北風は私の行く河川だと上流から吹いて来るのでルアーのトレースコースだけでなくキャスト位置もかなり渋くなります。
さらになーぜかよりによって潮回りのいい日に限って風が吹く。
もう呆れてしまいますよ。
そんなタフな状況でも釣果を上げるプロの方などなどにはその引き出しの多さと経験に脱帽します。
魚いない問題
バチが抜ける潮回りなのに抜けなかったり。
せっかく入れたポイントで一晩下げを投げ倒しても何の反応もなかったり。
まぁバチが抜けるなんてのは釣れるための一要素でしかなくバチが抜けないと魚が釣れないなんてことはないと思うんですが。
問題は本当に魚がいるのか心配になるほどの雰囲気のなさ。
おそらく魚影で言うと12月ごろと大して差がないのではないかと感じてしまうほど気配も何もない。
いい潮回りでも、バチが抜けても、食う魚がおらにゃ食わんわけですよ。
レンジをいくら変えても時間が経ってもついばみもなければ何かに当たる感覚もない。
みんなが言うほどバチ抜けシーズンってホットなのかな?と思います。
ボトムの地形変化で釣る上手な方もいるらしいんでですがそもそも地形変化に乏しく橋下の明暗でバイブを引こうもんなら川の藻屑となる私のポイントでは怖くてボトムなんか引けません。
上手くなるためには根がかりを怖がらずに引かなければならないという方もいるかもしれませんがそういう方は根がかりして切れた後のルアーをご想像ください。
ピクシスのイメージ
発売からしばらくたったピクシスですがいろんな意味でタフコンな状況で他社のルアーを使いつつ約1か月使ってきたんですが、バチルアーとしてこのルアーはかなりニッチな部類になるなと感じました。
まずその自重から潮馴染みがいいとは言えません。
ただラインに流れを食わせたり、形状から良く浮き上がり流れやすいといえますが潮に馴染んで一体化するようなフィーリングはフローティングルアーに比べると劣ります。
高い比重が要因として挙げられるでしょう。
(逆に浮力がありすぎても潮に馴染みやすいとは言えない)
この潮に馴染むような流し方というのをスズキは好む傾向にあると感じるんですがどうも冬場などはよりこれを好む傾向が強くなるんじゃないかなと感じます。
ハイシーズンや魚がパワフルな場合は多少巻いたり潮に馴染んでなくても食ってきますが、水温が落ちていたり何らかの理由により遊泳力のないベイトによりフォーカスしているような時期では潮馴染みを重視するといい思いをしたケースがあります。
つまりそんなタフな魚にはこのルアーは向いていないのではないかということです。
それじゃあどんな状況にこのルアーは向いているのか。
それは魚ではなく環境がタフな時。
3~4mぐらいの風が吹いていてフローティングルアーが使えない
より遠くの場所にルアーを届けたい
このような時です。
後者はポイントによるので主なのは前者。
フローティングルアーは風が強くて使えないけどこの手のルアーなら使える、そんなときに出番があります。
しかしここには落とし穴が二つ。
一つはこいつでもカバーできないような風があるということ。
私のポイントでは大体5mを超えてくるとピクシスでもかなりきつくなってきます。
もう一つは浮き上がりがかなり強いということ。
その浮き上がりが災いして上流からの風や流れによってはいまいちマッチしないこともしばしば。
つまりこのルアーはこの時期に限っては3~4mの強すぎない絶妙な風が吹いていて流れも速すぎない時に出番があるというかなりニッチなルアーなんですね。
これを補うために私はフックの番手を#8から#6に上げています。
こうすることでこのようにフロント二つを抱いてしまう可能性は上がるものの、浮き上がりをかなり抑えることができるのでタイトなローリングやふらつくようなアクションを維持しやすく感じました。
ただ結果的にルアーの暴れを抑えることができるので格段にフックを背負う確率が上がったという感覚はありません。
多少風にラインが食われても、多少早い流れでダウンに入っても、飛び出さず水中でトレースしてこれるなと感じます。
6・6・6がいいのか6・6・8の方がいいのか6・8・8でいいのかなどは正直試す余裕がなく、まだわからないので要検証といったところでしょうか。
ま正直な話他社のルアーを使いつつ釣りしていますがロンジンルアーだとプレックス、アイジーケー、ピクシスらへんがこの時期のバチ抜けに合っているんでしょうが、他のメーカーにもいいルアーはある訳なので・・・
1社縛り的なことをしていない初心者な自分からするといい部分はありますがポイントや自分との相性からニッチな存在のため万人にすすめる名ルアーとは言えないのが悲しいところですね。
何とか今期のバチ抜けシーズンでまずは1本、さらにはせっかくモニターに選んでいただいたのでピクシスで1本取れるように残りの1か月頑張りたいと思います。
それでは。
- 2月25日 23:27
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