プロフィール
濵田就也
神奈川県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:44
- 昨日のアクセス:5016
- 総アクセス数:112130
QRコード
▼ ハルカ125F
- ジャンル:釣り具インプレ
- (インプレ)
こんにちは。
今回はSMITHのハルカ125Fのインプレッションについて語りたいと思います。
一部他社のルアーとの比較も混ぜながら解説したいと思います。
特徴

長さ:125mm
重さ13.9g
フック:#6
重心移動:タングステン2発+真鍮?1発
スペックだけパッと見るとどこにでもある普通のスリム系シャローミノーですね。
メーカーとしては満を持してリリースするSWスリムミノー、同クラス最強の飛びをウリにした商品だそう。
その飛距離から名前をハルカ(遥か)いい名前ですね♪
飛距離
飛びます。
ぶっ飛びです。
キャストの際しっかりとウェイトを移動させて弾き飛ばすともうすごいのなんの。

その飛距離の秘訣は一番後ろに配置された小さい固定式ウェイトボール。
これが飛行時の姿勢の安定性に一役買っているような気がします。
この小さなウェイト1つのおかげでブルーブルーのブローウィン125FSlimなどの他のスリムミノー比べるとより風に強いような印象を受けます。
あとホームページを見たところ小さなリップやボディも空力面で飛距離に貢献しているそう。
正直ここらへんはわかりませんがとにかく飛ぶのは間違いない。
アクション
一言でいうとヒラ打ちローリングアクション。
ボディを大きく横に倒してピッチの粗めなローリングアクションをします。


わかりづらいですがその秘訣がボディの形状と重心軸。
ボディの形状としては前から見たとき上側が膨れた台形のような形しています。
これによってルアーの上部に気室を大きくとることができ、低重心化することで大きく横に倒れるローリングアクションが生み出されるのです。
このルアーはリップが小さいのにこのクラスのミノーにしては引き抵抗があります。
ブルブルするというわけではなく適度に重たい。
おそらくこのボディが水を掴むというか、絡むというか、いい方向に作用して水中でアクションしているというよりは泳いでいる感っていうのがすごく掴みやすいです。
また前方と後方のアイを結んだときにできる線もかなり低く設計してあります。
この写真はレーザーホロですがクリアで見るとこの線に沿ってウェイトが配置されていることで徹底した低重心化を図っているのです。
また飛距離の際に触れたテールの固定ウェイトもウォブを抑えるという面でアクションに貢献しています。
追記

手前のハルカは一年使い倒したせいか姿勢が変わってしまっていますが(奥は新品)この類のルアーにしてはかなり前傾姿勢が強いのが特徴です。
おそらくこの前傾姿勢により背中が2枚目のリップの役目をして高い低速への適性を生みだしているのではと思っています。
前傾が強いと見切られるなんて言う方もいるのかもしれませんがそんなことはまっっっったくなく、下げ初めの時に眠気でぶっ倒れそうなぐらいのスピードでリトリーブしても全然食ってきます。
使い方
私は基本的にルアーをドリフトさせて使うことが多いですがこのミノーはまさに河川でのドリフトにぴったりなルアー。
主にアップ気味に投げてルアーの重みを感じるぐらいのスピード感で一定速で流れに載せて流すイメージ。
弱い水流でもしっかり掴んでゆらぎのアクションを出したりギラッとヒラを打つアクションが出ることが特徴です。
細いボディをヒラ打ちアクションでアピール力をカバーしているのでルアーの総合的なボリューム感としても小さ過ぎず大き過ぎずな良いところだと感じています。
ベイトはサヨリはもちろんイナッコやハクのときまでベイトフィッシュパターンならカバー出来ます。
弱点
こんなべた褒めなルアーですが結構大きめな弱点があります。
それが重心移動の渋さ。
動かない訳ではなく動きすぎるんです。
その理由はウェイトボールの固定室とリムにあります。
ハルカにはシンキングモデルがあり、それにはウェイトボールが合計4発搭載されています。
ウェイトボールが1発多いことにより固定する部屋も広くなければいけません。
しかしフローティングとシンキングが同じボディを共用しているためフローティングモデルではウェイト1発分遊びがあるわけです。
さらにウェイトが後方に移動しないよう張り出した段差のリム部分が少し低めに作られています。
これによってフローティングモデルはウェイトが動きやすく泳がせているときに大きく揺られたりトゥイッチを加えようものならウェイトが後方へ移動し水面を滑ってしまいます。
このルアーはただ巻きドリフト専用というわけです。
食わせのタイミングでトゥイッチを入れたい私にとってはこれはかなりの痛手。
それでもトゥイッチしなくても食うこのルアーはすごいのかもしれませんがフローティングとシンキングが別ボディだったら…と思ってしまいます。
あと目が取れやすい!
1匹掛けただけで取れるならまだしも爪で触っただけで取れてしまうのはいかがなものかと…
買ったら爪でつっついて取れたら接着剤で付け直すことをオススメします。
他のミノーとの使い分け
おそらく気になっているブローウィンなど他のスリムミノーとの使い分けについて。
私はドリフトの際にはハルカ1択です。
大きくヒラを打つアクションは低速で引くドリフトととても相性がいいからです。
ブローウィンやザブラミノーなどはどうしても重心軸の問題からピッチの細かい純ローリングアクションが出るセッティングになっています。
重心軸が高いことて動き出しのスピードが高くないとアクションしづらいように感じます。
現にこれらのミノーはアップからドリフトさせると棒感が強く感じます。
しかし巻きの釣りをするときやロッドアクションを入れる時にはブローウィンなどの純ローリング系ミノーを入れる時があります。
ドリフトのハルカ、巻きのブローウィンで覚えましょう。
まとめ
自分の中で精神安定剤のような存在のハルカ125Fのインプレについてでした。
ウェーディングの人だったり使っている人はいるようなんですがあまり有名ではないと感じたためインプレを書かせて頂きました。
オールシーズンドリフトで使えていいサイズのスズキの出るルアーなのでボックスに一ついかがでしょうか?

それでは。
今回はSMITHのハルカ125Fのインプレッションについて語りたいと思います。
一部他社のルアーとの比較も混ぜながら解説したいと思います。
特徴

長さ:125mm
重さ13.9g
フック:#6
重心移動:タングステン2発+真鍮?1発
スペックだけパッと見るとどこにでもある普通のスリム系シャローミノーですね。
メーカーとしては満を持してリリースするSWスリムミノー、同クラス最強の飛びをウリにした商品だそう。
その飛距離から名前をハルカ(遥か)いい名前ですね♪
飛距離
飛びます。
ぶっ飛びです。
キャストの際しっかりとウェイトを移動させて弾き飛ばすともうすごいのなんの。

その飛距離の秘訣は一番後ろに配置された小さい固定式ウェイトボール。
これが飛行時の姿勢の安定性に一役買っているような気がします。
この小さなウェイト1つのおかげでブルーブルーのブローウィン125FSlimなどの他のスリムミノー比べるとより風に強いような印象を受けます。
あとホームページを見たところ小さなリップやボディも空力面で飛距離に貢献しているそう。
正直ここらへんはわかりませんがとにかく飛ぶのは間違いない。
アクション
一言でいうとヒラ打ちローリングアクション。
ボディを大きく横に倒してピッチの粗めなローリングアクションをします。


わかりづらいですがその秘訣がボディの形状と重心軸。
ボディの形状としては前から見たとき上側が膨れた台形のような形しています。
これによってルアーの上部に気室を大きくとることができ、低重心化することで大きく横に倒れるローリングアクションが生み出されるのです。
このルアーはリップが小さいのにこのクラスのミノーにしては引き抵抗があります。
ブルブルするというわけではなく適度に重たい。
おそらくこのボディが水を掴むというか、絡むというか、いい方向に作用して水中でアクションしているというよりは泳いでいる感っていうのがすごく掴みやすいです。
また前方と後方のアイを結んだときにできる線もかなり低く設計してあります。
この写真はレーザーホロですがクリアで見るとこの線に沿ってウェイトが配置されていることで徹底した低重心化を図っているのです。
また飛距離の際に触れたテールの固定ウェイトもウォブを抑えるという面でアクションに貢献しています。
追記

手前のハルカは一年使い倒したせいか姿勢が変わってしまっていますが(奥は新品)この類のルアーにしてはかなり前傾姿勢が強いのが特徴です。
おそらくこの前傾姿勢により背中が2枚目のリップの役目をして高い低速への適性を生みだしているのではと思っています。
前傾が強いと見切られるなんて言う方もいるのかもしれませんがそんなことはまっっっったくなく、下げ初めの時に眠気でぶっ倒れそうなぐらいのスピードでリトリーブしても全然食ってきます。
使い方
私は基本的にルアーをドリフトさせて使うことが多いですがこのミノーはまさに河川でのドリフトにぴったりなルアー。
主にアップ気味に投げてルアーの重みを感じるぐらいのスピード感で一定速で流れに載せて流すイメージ。
弱い水流でもしっかり掴んでゆらぎのアクションを出したりギラッとヒラを打つアクションが出ることが特徴です。
細いボディをヒラ打ちアクションでアピール力をカバーしているのでルアーの総合的なボリューム感としても小さ過ぎず大き過ぎずな良いところだと感じています。
ベイトはサヨリはもちろんイナッコやハクのときまでベイトフィッシュパターンならカバー出来ます。
弱点
こんなべた褒めなルアーですが結構大きめな弱点があります。
それが重心移動の渋さ。
動かない訳ではなく動きすぎるんです。
その理由はウェイトボールの固定室とリムにあります。
ハルカにはシンキングモデルがあり、それにはウェイトボールが合計4発搭載されています。
ウェイトボールが1発多いことにより固定する部屋も広くなければいけません。
しかしフローティングとシンキングが同じボディを共用しているためフローティングモデルではウェイト1発分遊びがあるわけです。
さらにウェイトが後方に移動しないよう張り出した段差のリム部分が少し低めに作られています。
これによってフローティングモデルはウェイトが動きやすく泳がせているときに大きく揺られたりトゥイッチを加えようものならウェイトが後方へ移動し水面を滑ってしまいます。
このルアーはただ巻きドリフト専用というわけです。
食わせのタイミングでトゥイッチを入れたい私にとってはこれはかなりの痛手。
それでもトゥイッチしなくても食うこのルアーはすごいのかもしれませんがフローティングとシンキングが別ボディだったら…と思ってしまいます。
あと目が取れやすい!
1匹掛けただけで取れるならまだしも爪で触っただけで取れてしまうのはいかがなものかと…
買ったら爪でつっついて取れたら接着剤で付け直すことをオススメします。
他のミノーとの使い分け
おそらく気になっているブローウィンなど他のスリムミノーとの使い分けについて。
私はドリフトの際にはハルカ1択です。
大きくヒラを打つアクションは低速で引くドリフトととても相性がいいからです。
ブローウィンやザブラミノーなどはどうしても重心軸の問題からピッチの細かい純ローリングアクションが出るセッティングになっています。
重心軸が高いことて動き出しのスピードが高くないとアクションしづらいように感じます。
現にこれらのミノーはアップからドリフトさせると棒感が強く感じます。
しかし巻きの釣りをするときやロッドアクションを入れる時にはブローウィンなどの純ローリング系ミノーを入れる時があります。
ドリフトのハルカ、巻きのブローウィンで覚えましょう。
まとめ
自分の中で精神安定剤のような存在のハルカ125Fのインプレについてでした。
ウェーディングの人だったり使っている人はいるようなんですがあまり有名ではないと感じたためインプレを書かせて頂きました。
オールシーズンドリフトで使えていいサイズのスズキの出るルアーなのでボックスに一ついかがでしょうか?

それでは。
- 2022年10月15日
- コメント(3)
コメントを見る
濵田就也さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 記憶に残る1本
- 1 日前
- 濵田就也さん
- こんな日もあるよね
- 2 日前
- rattleheadさん
- たけのこのこのこ2025 #4
- 7 日前
- はしおさん
- ラッキークラフト:スクリュー…
- 7 日前
- ichi-goさん
- 41st Overture
- 7 日前
- pleasureさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
最新のコメント