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沖磯 イシガキダイ 実釣編

  • ジャンル:釣行記
  • (石物)
一つ前のログから続いています。

当日は南風最大10m。海は凪。
釣人は石物狙いが私を含めて2名、ルアー2名の計4人。

私は最北端の少し高台にピトン竿受けをセットし冷凍シラガウニを2kgほど砕き、寄せ餌として足下に投下。

仕掛けはワイヤー使用が禁止されているJGFAルールに則ったものを自作してきていたが、同行者が24号針で誘導式天秤のワイヤー仕掛けを勧めてきたのでとりあえずはそれを使用。ちなみに24号の針は石物狙いの針としてはかなりの大型の部類に入る。この仕掛けは一発大物狙い用というわけだ。私としては小型でもいいのでとにかく一匹といった感じなので、若干ありがた迷惑笑。

餌はシラガウニを3~4個連掛けする。このうち上の2個はハンマーで少し砕き、コマセとしての役割も持たせる。一番下のウニは小ぶりのものにして食わせ餌として機能する事を期待した。

開始2時間ほどすると撒き餌が効いてきたのかあたりが出始めた。

しかし、そのあたりは竿がピクピクと震える程度の前あたりをメインにたまに押さえ込む程度で、本あたりまでいく気配はない。

石物のあたりは三段引きといわれ、細かな振動の前あたり、もたれるような押さえ込みのあたり、そしていわゆる"舞い込み"の強烈な本あたりの順番でくるとされている。

石物は甲殻類や貝類などの硬い餌を何度もついばんで補食するため、一気に本あたりの食い込みがくることはほとんどない。
そのうえイシダイ、イシガキダイは警戒心が強く、頭のよい魚なので食っている餌に違和感を感じるとすぐに放してまうし、うまい具合に餌だけとっていってしまうこともしばしば。
個人的にはこのあたりが出始めてから本あたりがくるまでの焦れったさと緊張感がこの釣りの最大の魅力だとおもう。

なかなか本あたりが出ない状況に少し焦っていたところ、隣りのKさんの竿が舞い込んだ。
あがってきたのは2kgほどの本命イシガキダイ。これは写真撮影もせずリリース。

やはり先ほどからのあたりは本命からのものだったのだ!

そして、その後すぐに私の竿にも本あたりがきたがまさかの合わせばらし。

仕掛けを確認すると、針とハリスワイヤーを接続していたスリーブが圧着不足でとれてしまっている。

やはり、人の仕掛けを使用していてはこういうときに悔いが残る。

ここで、仕掛けを瀬擦れワイヤーをナイロンリーダー変更し、ハリスもワイヤーからナイロン+ケプラーの自作に変更。針は小さめの16号。
この仕掛けだと結び目が大きすぎてウニ通しが使用できないためウニが一個しか付けられないが、すでにイシガキダイは足下に寄っているため問題はないだろう。むしろ今の状況だと餌は小さいほうが勝負が早い。

狙いがあたったのかどうかわからないが、仕掛けをかえるとすぐにヒット。

あがってきたのは小型だが本命のイシガキダイ!小型のくせになぜか口周りが白くなってとても格好いい!!
イシガキダイは通常白ベースの体色に黒点の石垣模様だが、老成すると体色は真っ黒に染まり、口周りだけ白くなる。
このような老成イシガキダイは「クチジロ」と呼ばれて石物師の羨望の的なのだ。

そうこうしているうちにルアー組にもあたりが出始める。

まず遠征者Iさんにキハダかサワラのような魚がかかるがフックアウト。

さらに島民Oくんは20kgほどのイソマグロをキャッチ。この魚は私が取り込んだのだが、取り込んでいる最中に私の竿にはイシガキダイの本あたりがきていたらしく、ばらし。まぁこれは仕方なし。

さらにあたりは続き、私にサイズアップのイシガキ3.2kg、石物師Kさんも同サイズをキャッチ。
私にきた魚は食い上げ型のあたりで、リールをいつまでも巻いてもラインが張れないので不思議に思っていたら魚がかかっていた。こういうこともあるのかと感心してしまった。

Kさんはカッコつけて「5kg以下は撮影する価値無し」などといっていたが、魚がつれたらもっと素直に喜んだほうがいいとおもう。ちなみに私の2匹目はキレイな石垣模様だった。

潮が変わると途端にあたりがなくなった。
潮が速くなり釣りづらい。持参してきた錘は30号のみなので困ったことになった。次は40、50も持っていきたい。


潮上に投げ、仕掛けが止まったところで放置。下手に仕掛けを動かすと根掛かりのもとだ。
餌が取られずあまりそうなので潮上にコマセのウニをガンガン撒いていく。
さらにハリスをワイヤーに戻し、一回にウニを5~6個刺して集魚力をアップさせる。

この作戦が功を奏したか、激しめの前あたりがきたとおもったらすぐに本あたりがきた。
合わせを入れてファイトにかかる。
イシガキダイは走らせるとすぐに根に行ってしまうので、ファイトはガチ止めのごり巻き。ドラグ値は大物釣りの時の2倍以上は軽くかかっているはずだ。

これまで私は魚とのファイトで息が切れるということがほとんどなかったが、このイシガキとのファイトでは無意識に息を止めていたのでファイト後は妙に息苦しかった。なんとも新鮮な感じだ。

あがってきたイシガキダイはいわゆるクチジロ型の体色の個体で重量は当日最大の3.8kg。イシガキダイとしては中型だが、クチジロのイシガキダイは本当に無骨で格好がいい。もうこの日はこの魚がみられただけで満足だった。

そのうち最大級のクチジロも釣り上げてみたいが楽しみはもっと後に取っておいたほうが今後の活力になるというものだ。
大型を釣るのであれば、ポイントの力だけでなく、もっと腕を上げて実力で魚をあげなければ満足いかない。


その後は沖上がりまであたりがなく終了となった。

最後は少しだらけたが、今回は久しぶりに満足のいく釣行となった。今後は大物釣りと平行してイシガキダイ釣りも楽しんでいきたい。


写真
1.三匹目
2.二匹目
3.一匹目





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