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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

渓流解禁まであと一週間

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子供の頃、憧れていた渓流魚。

それをルアーで釣りたい。

そんな想いから。

それまではブラックバスと管理釣り場のマスしか知らなかった僕が、右も左もわからぬまま、意を決して新しい世界に飛び込んだ。

宝石の様な美しい魚との出逢いに夢中になり、渓流のルアーフィッシングを情熱的にしだしてから20年数年。

あれから僕は様々な時代を過して今のスタイルになった。

それこそ若い頃は大物こそが全てであり、釣果主義で、年に尺物を何本仕留めるか?という部分に拘っていたけど、ある時期から考え方全てが変わって行った。

木立美しい景色の中、せせらぎの音色の中、川霧の中、湧き上がる新緑の海の中、苔むした石の上に腰を落とし、魚との時間を楽しむ。

そこにある全ての時間が自分の為にある様な感覚。
誰にも何も邪魔などされない一時。

それが人生で一番最高な時間の過しかたであるとさえ感じていた。

渓には何度行っても飽きないものだから、できれば毎週行きたいけれど。

渓流魚には禁漁期間がある、全国管理している漁協などにより違いはあるが、概ね3月解禁の10月禁漁というところが殆どである。

少し違和感を感じるのが、「漁」という言葉。

僕はこの釣りを漁とは思っていない。
入渓可能な期間とか呼んでくれると良いのにと思う。


僕の場合は殆どの魚を基本リリースする。
つまり、よっぽどの事が無い限り釣った魚の腹を割ることも無い。

下界から山へ向かい、渓を歩き、一つ釣り一つ逃がしてやり、空を見上げたところで僕の釣りは完結するから、それ以上の事は何も望まない。

リリースの事をとやかく言うつもりも無いし、食味としての釣りを否定する気は無い。それでも1~2匹も食べれば十分だろうと思うだけで。

なるべくなら釣り過ぎない様に気を使って頂けると有難いと思うくらい。

何れにしても、3月になれば渓に踏み入れることができる様になるわけで、それが何よりも嬉しい。

それに備えて少し準備をすることにしよう。
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左上、スプーンは5gを中心に使う、淵ではコータックのコンデックスⅡがお気に入り、派手な誘いを必要とする瀬はバイトの4.8gを使う。

左下がシーライドミニ、本来はソルトの小型魚用であるとは思うが、サポート頂いているメーカールアーなので多様している。
淵では6g瀬では3gを選ぶ、ジグの特性上アップストリームで使う事は無く、ダウンクロスで使うのが殆どである。6gは淵でバーチカルな誘いを入れながらのドリフトでかなりの反応を得られる。先行者がいて少しナーバスになった淵の底に沈むターゲットにも有効である。

中央はスピナー二種、ブレットン1番の青点はヤマメに効果的、ブラックフューリーは夕マズ目や日没直後のフェイバリットルアーである。

右がミノー4種、シュガーディープ50はダウンクロスで使う、水量水勢の強い場所で効果的である。右中央はスミスのDコンタクトとイトウクラフト蝦夷、どちらもヘビーシンキングミノーとして人気があるが、僕の場合はあまり出番は無い、スプーンでできる事をミノーでしたいと思えないからである。

ミノーとしてお奨めは、右下のタックスハウスのTWS‐45である。
ヘビーシンキングではなくスローシンキングでウエイトも2g程度と軽いルアーである、ソフトプレゼンテーションを必要とする降雪の少ない地域、所謂ところの渇水の渓流では、この手のルアーが必要となる。

リールは色々あるんだけど久々にABUカーディナル33を登板させようか考えている。

僕のはOA時代の復刻モデル。

実はこの復刻された時代、バスブーム真っ只中、渓流アングラーも最新の国産高級リールを使う人が多く、不人気機種で量販店のワゴンセール行きで叩き売りされていた。そんな時代に埋もれて行く姿が可愛そうになり引き取ったもの、当時確か2980円で購入。きっと最安値だろう。
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本来、ミッチェル408の方が好きなのだけど、何となく今年はコレかな。

このボディカラーなので組み合わせるロッドは難しい。
最近の竿だと何かしっくり来ないのでタバコ色のグラスかバンブーがやはり良いだろう。

きっと人生は思うよりもずっと短いはずで、あと何回、渓流魚に感動的に逢えるかと考えたら、一回、一回を大事に行くという結論に辿りつく。

タイミング次第だけど、来週は行けるかな?でも、本音を言えば、もう少し暖かな時期に瀬の釣りがしたい。

そう、あれこれ考えるのも釣りの楽しみ方の一つ。
来週に向けて準備しておこう。

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