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▼ 今、imaが始まる
- ジャンル:日記/一般
- (嗚呼釣人生, アムズデザイン ima)
今から15年前ほど前。
年上の釣り仲間に連れられて、千葉の干潟でウェーディングをしていた。
シャローで鱸が釣れる、70オーバーも・・・なんて話だったが、正直、そんな鱸釣りがあるのか?と疑心暗鬼であったのだが、仲間達の誘いに乗って来てしまったのだ・・・その頃、僕は本流トラウトメインの釣行ばかりしていて、正直、海のルアーなんて・・・と思っていたりもしたからさっさと釣って先に陸に上がる気持ちでいた。
それでも利根川で鍛えた鱸釣りが通用しないはずが無いという根拠の無い自信だけで、そう思っていたのだから、無知というのは恐ろしい。
そんな自信やプライドは一瞬にうちのめされる事になるのだが。
アングラーズハウスのディープレックスにケプラーのウェーディングシューズを履き、数キロ闇の中を歩く、何処までも浅く、不気味なウネリを見せる黒い海。
遠くに横浜・川崎方面の明かりとあまり星の見えない空には飛行機。
ロッドはウエダのスティンガーTSS92、ダイワのトーナメントX3000i、ラインは言われるまま、ナイロンの10lbを巻いて来た。
仲間は僕のタックルを取り上げると、ビミニツイストでダブルラインを組み、6号程度のリーダーを一ヒロ取り、見る見るうちに、素早く、そして丁寧に結んだ。
使うルアーは?と聞けば、潜らないミノーを使うのだという。
今まで見たこと無いそのルアーを、これが今釣れるんだと自慢気に話している仲間を見ながらも、そんなもん何でも良いんじゃないか?という僕は聞いているフリをして聞き流していた。
僕はといえば、サクラマスや本流で使うミノーを数本、持っては来たものの、それらは、藻に絡むし、飛ばないし、とても集中して釣りの出来る状態ではなく、こんな釣りの何処か面白いのだろう?早く帰りたいなどと思っていた。
腰上まで干潟の海に浸かりながらも、当時はライジャケは付けていなかった、本流のルアー釣りでもディープウェーディングを強いられる場面は多いが、ライジャケを使う者などは皆無であった、今になって考えてみれば危険な領域での独り善がりな行為を、それが何たるかも知らずにしていた事が恥ずかしい。
上げ潮がじわりと効いて来た時間になると、幾重にも縞々模様の潮が見えていた。「良い潮目だね」と仲間の誰かが言った。
数分後、30mほど沖で水面が割れてシーバスが鰓荒いをしたと同時に隣の仲間が、「ヒット!」の声と同時に、ウエダのCAMという古のシーバスロッドを満月にまげていた。
シーバスの口に付いていたのは、コモモと呼ばれる見慣れないルアーだった。
それから暫く、僕はそのコモモを探して歩いた。
ところが近所の店には何処にも売っていないという状況が続いた。
漸く手に入れた頃には、年は変わり春になっていた。
そして、干潟には行かずに、数年が経過して。
利根川でのサクラマス釣りに没頭する日々が続いた。
秋、サクラマスのフィールドで、試しに使ったこのkomomo SF-125の効果は確かなものだった。
極力、失くさないように大事に使い続けたが、当時購入したコモモはこの3本だけになった。
沢山のシーバスを僕に与えてくれたルアーのひとつである。
あれから15年。
僕とimaとの新たな繋がりが生まれた。
12月16日よりアムズデザイン株式会社様より「ima オフィシャルブロガー」へ採用して頂いたのである。
此処に至るまでには、様々な出逢いや挑戦や継続してきた事があったのだけど、大変、光栄な事、この上ない。
勿論、僕は、今までと変わらず等身大の活動ではあるが、これからが楽しみである。
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ
年上の釣り仲間に連れられて、千葉の干潟でウェーディングをしていた。
シャローで鱸が釣れる、70オーバーも・・・なんて話だったが、正直、そんな鱸釣りがあるのか?と疑心暗鬼であったのだが、仲間達の誘いに乗って来てしまったのだ・・・その頃、僕は本流トラウトメインの釣行ばかりしていて、正直、海のルアーなんて・・・と思っていたりもしたからさっさと釣って先に陸に上がる気持ちでいた。
それでも利根川で鍛えた鱸釣りが通用しないはずが無いという根拠の無い自信だけで、そう思っていたのだから、無知というのは恐ろしい。
そんな自信やプライドは一瞬にうちのめされる事になるのだが。
アングラーズハウスのディープレックスにケプラーのウェーディングシューズを履き、数キロ闇の中を歩く、何処までも浅く、不気味なウネリを見せる黒い海。
遠くに横浜・川崎方面の明かりとあまり星の見えない空には飛行機。
ロッドはウエダのスティンガーTSS92、ダイワのトーナメントX3000i、ラインは言われるまま、ナイロンの10lbを巻いて来た。
仲間は僕のタックルを取り上げると、ビミニツイストでダブルラインを組み、6号程度のリーダーを一ヒロ取り、見る見るうちに、素早く、そして丁寧に結んだ。
使うルアーは?と聞けば、潜らないミノーを使うのだという。
今まで見たこと無いそのルアーを、これが今釣れるんだと自慢気に話している仲間を見ながらも、そんなもん何でも良いんじゃないか?という僕は聞いているフリをして聞き流していた。
僕はといえば、サクラマスや本流で使うミノーを数本、持っては来たものの、それらは、藻に絡むし、飛ばないし、とても集中して釣りの出来る状態ではなく、こんな釣りの何処か面白いのだろう?早く帰りたいなどと思っていた。
腰上まで干潟の海に浸かりながらも、当時はライジャケは付けていなかった、本流のルアー釣りでもディープウェーディングを強いられる場面は多いが、ライジャケを使う者などは皆無であった、今になって考えてみれば危険な領域での独り善がりな行為を、それが何たるかも知らずにしていた事が恥ずかしい。
上げ潮がじわりと効いて来た時間になると、幾重にも縞々模様の潮が見えていた。「良い潮目だね」と仲間の誰かが言った。
数分後、30mほど沖で水面が割れてシーバスが鰓荒いをしたと同時に隣の仲間が、「ヒット!」の声と同時に、ウエダのCAMという古のシーバスロッドを満月にまげていた。
シーバスの口に付いていたのは、コモモと呼ばれる見慣れないルアーだった。
それから暫く、僕はそのコモモを探して歩いた。
ところが近所の店には何処にも売っていないという状況が続いた。
漸く手に入れた頃には、年は変わり春になっていた。
そして、干潟には行かずに、数年が経過して。
利根川でのサクラマス釣りに没頭する日々が続いた。
秋、サクラマスのフィールドで、試しに使ったこのkomomo SF-125の効果は確かなものだった。
極力、失くさないように大事に使い続けたが、当時購入したコモモはこの3本だけになった。
沢山のシーバスを僕に与えてくれたルアーのひとつである。
あれから15年。
僕とimaとの新たな繋がりが生まれた。
12月16日よりアムズデザイン株式会社様より「ima オフィシャルブロガー」へ採用して頂いたのである。
此処に至るまでには、様々な出逢いや挑戦や継続してきた事があったのだけど、大変、光栄な事、この上ない。
勿論、僕は、今までと変わらず等身大の活動ではあるが、これからが楽しみである。
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- 2013年12月17日
- コメント(16)
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