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シルファーSYSSi411XUL感想

今シーズンの渓流釣行は、昨年度の夏ごろ大安売りされていて買って使っていなかった、シルファー411XULのスピニングモデルをほぼ使用してみた。途中1~2回確認用でジャパントラウトS410ULLTも使用してみて、ロッドの特性が見えてきた。
もともとベイトモデルで非常に使いやすかった411XULですが、同番手のスピニングモデルを使ってみたわけですが、なかなかに不人気なのか、もともと4万円を切ったプライスボードがボーナスセールで3万円を切る金額で新品が買えてしまった。シルファーはブランクスのカラーから実はずっと敬遠していたモデルでしたが、飯田重裕さんの動画など見ているうちに気にならなくなり、その破格から買ってしまったわけです。
XULということで通常のULよりも素振りで柔らかく感じることができ、キャストのしやすさも非常に高いモデルです。特に、アレキ43HS~43FS、ARS2.1gなども低弾道でキャストが可能です。特にキャストのしやすさに関してはモデレート~スロー気味のテーパーによってブランクス全体がきれいに曲がってくれ、つのじになるまでどこにも段差がなく曲がっていってくれる感覚であり、曲げに関しては非常に直感的に感じます。しかしながら反発もしっかりしており、飛距離もすごく出てくれるので、やわらかくて飛ばないなんて感覚はないかと思います。ジャパントラウトと比較して曲げてからのリリースまでの猶予がすごく短く感じるので、反発が早いということは間違っていないかと思います。それでいてしっかり曲げやすいというところがこのロッドのキャストに関するバランスの良さと言えます。
一方でアクションの方ですが、基本的に自分の使っているルアーが、アレキ、ボウイ、イッセンをアップで投げることが多く、これらのルアーに関してはあまりルアーを引っ張るというよりはテンションを抜きながらトゥイッチして流れに乗せる感じになるので、やわらかさは操作のしやすさに優位に感じるものであります。一方で少し流れが緩い箇所や深い箇所で、Dコンタクトやカナデ50などを強く操作することも何ら問題はないと感じるので、基本的な渓流ルアーでは対応できると思います。さすがにDコンタクトをバシバシジャーキングするというと多少難しいかもしれませんが、ジャーキングルアーであるポジのブードゥージャークなどはきれいに強くダートしてくれます。ボトムノッカーの35あたりも問題なく操作できます。
Dコンタクトやリュウキ46など4g後半~6gのルアーに関してのキャストについては手首だけで軽くフリップするだけでぐにゃりと曲がってしまうのでこのあたりがキャストの上限ととらえています。
総じて渓流ルアーをやるに非常に扱いやすいロッドになるのでかなりおすすめできます。硬いロッドを好む人には物足りない可能性がありますが、それでもフローティングやサスペンド、フェザーシンキングを使う場面ではこれが一番良いのではないでしょうか。特にアップストリームでのアクションは適度にやわらかいロッドの方が硬いロッドよりかえって操作し易いと感じるのでいい選択と思います。
411というレングスがそう極端に短いという訳ではないですが、川幅10m程度かそれ以下の渓流域では最強のロッドだと思います。一方で20mほどの広い河川や流れの強い河川では53ULなど一つ上の番手を選択する方がベターな選択と思いますが、問題なく使えます。
17年の発売からずっとモデルチェンジがされていませんが、全然その必要性が無いことを使ってみれば理解することができ、飯田重裕さんのロッド設計の技術の高さを感じることができます。特にメイドインチャイナをすごく気にしていましたが、しっかり設計してちゃんとした工場に良い指示を出して作ってもらえばあんまり関係がないんだなとも感じます。
まとめると、45㎜以下のミノーやフローティングルアーを中心に非常に爽快にキャストやテンポの良いアクションが可能で、川幅の狭い渓流域を中心に釣行する人、キャストが多少苦手で硬いロッドが扱いにくいと感じる人は間違いなく使ってみることをお勧めします。
今シーズンはこれから普段通っている渓流にアブが大量発生するので、長良川上流部の本流域などでアマゴを狙っていきます。また、イグジストをいろいろな番手で使ってみたので、イグジストに関する感想も直近で書いていきたいと思います。

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