ブログ https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 使用してきた渓流ルアーロッドのカタログ https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mp9g8hwz 2025-06-16T22:49:00+09:00
①レイズRZ632SL
 広めの河川でニジマス狙いでスプーン、フローティングミノー
 に主に使用していた。3g以下を主に常用していたので、
 番手からすると苦手領域だが、普通に投げられる。
 レングスの長さを生かしてドリフトがし易くおすすめ。
 流れの緩い冬季釣り場ではあるが、
 60㎝ニジマスでも余裕で寄せられるパワーもあり。

②レイズRZ532BL
 実釣ではほぼ使用しなかったが、3g以下も投げられキャストは
 し易い。テンリュウなので全体的にしなやか。遠心+アベイル
 の組み合わせでも扱いやすいロッド。

③カーディフストリームリミテッドS53UL
 すべての基本性能が高く値段や入手性の低さをのぞいて
 おすすめ。弾速が明らかに他より早く飛距離が出ます。
 このレングスで行かないような広めの河川にも対応。
 しなやかに曲がるのに超反発するので、後述のスミスロッド
 の硬さ感とは一線を画す。
 操作性もきびきびしておりトータルバランスが高い。
 ステラを付けると感度がうんと落ちるのでヴァンキッシュ
 でどうぞ。

④カーディフストリームリミテッドB64L
 本流~中流域で扱いやすいロッド。キャスト性能はS53 UL
 と同様。パワーも高く、ランカーニゴイ相手にした場合、
 テンリュウのS772MLあたりより引き寄せる力が高い。
 ただリール側がどうしても貧弱なので指ドラグ必須です。

⑤ラグレスボロンDT45
 非常に硬いロッドで、Dコン50、せいぜい45くらいの高比重
 ルアーでないと投げにくい。ラインドラッグが掛かると操作
 もしづらく、レングスも短いので狭いエリア向けだが前述
 の硬さのおかげですごく扱いが難しい。上級者向け。

⑥タクティストTT42
 ラグレスボロン45に同じ。

⑦タクティストTT48
 ラグレスボロン45に同じ。42よりはやや扱いやすく、マグ
 ブレーキでちゃんとサミングして投げると低弾道で、
 弾速も早くでる。上級者向け。

⑧ラフター切口38UL
 非常に狭いエリアにしか向かないが、トゥイッチ中の
 水中感度が高く扱いやすい。先調子で貧弱な印象を受ける
 のでオーバーウエイトは少し怖いと思う。3.5gを上限に。
 川幅10mだとラインさばきができないのでもっと狭いところ
 で使うためのロッドだ。

⑨ジャパントラウトJTVS-G410ULLT
 フルグラスだが、マスレンや2万円そこそこのグラスロッド、
 中古の古い設計のグラスロッドと別物で、
 ほぼ現在の設計のカーボンロッドの感じで扱える。
 ただやっぱり飛距離や弾速はカーボンロッドに敵わない。
 弾速の遅さを生かしてサミングコントロールしやすく、
 扱いやすいと感じると思う。3ピース故か、51ULより張りが
 強く、53LLとそん色ない張り感。

⑩ジャパントラウトJTVC-G47ULLT
 ほぼ⑨と同じ印象だが渓流ベイトはほぼやめてしまって
 出番なし。

⑪シルファーSYSCi-411XUL
 曲がり易さと反発が適度に早い軽量ルアーキャスト性が
 非常に高いおすすめのベイトロッド。
 このシリーズはチタントルザイトで実売4万円くらいと
 今の市場では驚異の破格なので気になる場合は在庫がある
 うちに買っておこう。再生産再販ではおそらく価格が上がる
 のではないかと思う。

⑫シルファーSYSSi-411XUL
 今のところ渓流域では一番扱いやすいロッド。4g以下を主に
 曲がり易さ反発の速さと相まってキャストが上手くなるロッド。
 川幅10m前後の渓流域だったらまず最初にこれでいいと思う。
 操作性も抜群。Dコン50以上の重さはフリップキャストで
 振りかぶらずに手首だけで投げれば相当飛びます。
 重量ルアーを淵でダートする操作もベリー~バットを
 意識すれば問題ありません。 

⑬シルファーSYSSi-53UL
 使い始めて間もないが、411XULでは敬遠しがちな流速の
 早いエリアも含めてせめていける。投げやすさは411同様。
 カーディフSLと比べて飛距離や弾速に劣るが、柔らかい分、
 トゥイッチ中の水中感度は高め。イグジストを付けても
 問題なし。

⑭ジャパントラウトJTVS-B53LLT
 こちらも使って間もないが、Dコン60あたりまで視野に入れ、
 軽量ルアーの扱いもし易いロッド。ただやはり飛距離や弾速
 はカーボンロッドに劣るので、弾速の遅さを生かした
 サミングコントロールを重視して使おう。]]>
wnwny
22イグジスト感想②とスピニング選び https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mxugkeo9 2025-06-10T00:46:00+09:00 使用した番手は、LT4000、PCLT2500、PCLT2500H、LT2000SH、SF2000SHの5番手になります。
用途はそれぞれ、シーバス、シーバス、本流トラウト+エギング、渓流トラウト、渓流トラウトということになります。
まず初期から感じていた印象ですが、水中の感度を取ることが非常によくわかり易く、特にシーバスの巻きや渓流のトゥイッチなどでは非常に大きな武器で、正直これ以外に戻れなくなる感じがあります。19ヴァンキッシュなどでもややそれに近いですが、特にノーマルギヤを使う場合などはイグジストが1段くらい上に感じます。ヴァンキッシュはノーマルギヤはC2000をアジングやメバリングで使いましたが、ノーマルギヤでは全くノー感じになってしまう印象を受けているのでここはシマノとダイワの差なのかと思いますが、それを使っていた当時と現在ではまた感じ方が違う可能性もあるので、ここは実際に2500番あたりのノーマルギヤを使ってみないことには何とも言えません。
一方デメリットもかなり見えてきました。
まずは個体差が結構あるということです。ネットやYouTubeコメ欄などではステラの個体差が云々と聞きますが、実際にはダイワの方が気になります。シマノの場合、ぬるぬる~サラサラの間で巻き感が気になる程度でこれらは実際に釣りの場面ではあまり気になることはないですが、ダイワの場合コトコトと手に感じるような個体差があり、これは少し気になります。スプールが下から上に上がるタイミングで少しコツコツいうかな?という差があったりなかったり。一度PCLT2500で数回使用後に実釣中にゴトゴトと感じ明らかにおかしく感じましたが、メーカー持ち込み後に基準内ということでグリスアップだけしたとのことで返却されました。それ以降シーバス行く機会も減少してあまり出番がないですが、改善はしたようです。
次にパワーですが、ゴロタサーフでブリを掛けた時、明らかに負荷を掛けながら巻くときには力不足を感じました。ドラグを出せない場面で横にも行ってほしくないので、負荷を掛けながら巻こうとすると巻けない。巻いた瞬間ベールが飛んだような感じでゴロンッゴロンッという感じで飛びながら巻いてるような感じであり明らかに壊れそうだったので巻けませんでした。このあたりはステラには負けてしまいます。
最後にライントラブルです。イグジストで渓流に行きショートキャストを繰り返したあとに遠くに飛ばした時に結構ドバっとラインが出てしまうことが日に一度はあります。そのたびにラインを詰めるのですが、22ステラで一日トラブルを起こさないことを考えると、そもそもダイワの方が元のトラブルし易さは高いと感じています。スプールエッジの深さが浅い・丸いということや、ラインローラー周りの形状(アンチツイストフィン)が影響していると思いますが、やはりシマノは相当にトラブルレス性が高く、超密巻きに移行できたことが良く分りました。多分密巻きが嫌でシマノからダイワに移ると結構後悔すると思います。シーバスなど巻きの釣りでは感じませんでしたが、渓流でガンガン使うようになって特に感じます。ゆるっと巻いてしまうとそのうちにドバっと出てしまうターンが発生します。シマノの場合巻きはじめをちゃんと気にしてればトラブルはしませんので。
これらのデメリットを考えても水中感度がいいので水中感度が優位になる場合はイグジストを使っています。
最後に自分のやった釣りごとのリール選びとしては、
渓流、本流トラウトはイグジストハイギヤ、PE1.2号までシーバスはイグジストローギヤ、サーフはヴァンキッシュXG、ゴロタサーフなど2号くらいのPEを巻く場合はステラXG、エギングはなんでもいいと思います。イグジストはエアリティ、セルテート。ステラはツインパ、ヴァンキッシュはヴァンフォードに読み替えてもらっても支障はないと思います。]]>
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シルファーSYSSi411XUL感想 https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mwbgnvxu 2025-06-05T22:30:00+09:00 もともとベイトモデルで非常に使いやすかった411XULですが、同番手のスピニングモデルを使ってみたわけですが、なかなかに不人気なのか、もともと4万円を切ったプライスボードがボーナスセールで3万円を切る金額で新品が買えてしまった。シルファーはブランクスのカラーから実はずっと敬遠していたモデルでしたが、飯田重裕さんの動画など見ているうちに気にならなくなり、その破格から買ってしまったわけです。
XULということで通常のULよりも素振りで柔らかく感じることができ、キャストのしやすさも非常に高いモデルです。特に、アレキ43HS~43FS、ARS2.1gなども低弾道でキャストが可能です。特にキャストのしやすさに関してはモデレート~スロー気味のテーパーによってブランクス全体がきれいに曲がってくれ、つのじになるまでどこにも段差がなく曲がっていってくれる感覚であり、曲げに関しては非常に直感的に感じます。しかしながら反発もしっかりしており、飛距離もすごく出てくれるので、やわらかくて飛ばないなんて感覚はないかと思います。ジャパントラウトと比較して曲げてからのリリースまでの猶予がすごく短く感じるので、反発が早いということは間違っていないかと思います。それでいてしっかり曲げやすいというところがこのロッドのキャストに関するバランスの良さと言えます。
一方でアクションの方ですが、基本的に自分の使っているルアーが、アレキ、ボウイ、イッセンをアップで投げることが多く、これらのルアーに関してはあまりルアーを引っ張るというよりはテンションを抜きながらトゥイッチして流れに乗せる感じになるので、やわらかさは操作のしやすさに優位に感じるものであります。一方で少し流れが緩い箇所や深い箇所で、Dコンタクトやカナデ50などを強く操作することも何ら問題はないと感じるので、基本的な渓流ルアーでは対応できると思います。さすがにDコンタクトをバシバシジャーキングするというと多少難しいかもしれませんが、ジャーキングルアーであるポジのブードゥージャークなどはきれいに強くダートしてくれます。ボトムノッカーの35あたりも問題なく操作できます。
Dコンタクトやリュウキ46など4g後半~6gのルアーに関してのキャストについては手首だけで軽くフリップするだけでぐにゃりと曲がってしまうのでこのあたりがキャストの上限ととらえています。
総じて渓流ルアーをやるに非常に扱いやすいロッドになるのでかなりおすすめできます。硬いロッドを好む人には物足りない可能性がありますが、それでもフローティングやサスペンド、フェザーシンキングを使う場面ではこれが一番良いのではないでしょうか。特にアップストリームでのアクションは適度にやわらかいロッドの方が硬いロッドよりかえって操作し易いと感じるのでいい選択と思います。
411というレングスがそう極端に短いという訳ではないですが、川幅10m程度かそれ以下の渓流域では最強のロッドだと思います。一方で20mほどの広い河川や流れの強い河川では53ULなど一つ上の番手を選択する方がベターな選択と思いますが、問題なく使えます。
17年の発売からずっとモデルチェンジがされていませんが、全然その必要性が無いことを使ってみれば理解することができ、飯田重裕さんのロッド設計の技術の高さを感じることができます。特にメイドインチャイナをすごく気にしていましたが、しっかり設計してちゃんとした工場に良い指示を出して作ってもらえばあんまり関係がないんだなとも感じます。
まとめると、45㎜以下のミノーやフローティングルアーを中心に非常に爽快にキャストやテンポの良いアクションが可能で、川幅の狭い渓流域を中心に釣行する人、キャストが多少苦手で硬いロッドが扱いにくいと感じる人は間違いなく使ってみることをお勧めします。
今シーズンはこれから普段通っている渓流にアブが大量発生するので、長良川上流部の本流域などでアマゴを狙っていきます。また、イグジストをいろいろな番手で使ってみたので、イグジストに関する感想も直近で書いていきたいと思います。]]>
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