ブログ https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) シルファーSYSCi-411XULとベイトリールメモ https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mudmes2r 2024-04-24T21:32:00+09:00 シルファーシリーズがほぼすべておいてあるお店で他の番手も見てみましたが、UL以上のロッドと比較すると、急激にしなやかになる。UL以上のロッドは明らかにバットが太く、ベリーから下はシャキッとした印象です。XULは体感2番手くらい下がったかのようなやわらかさに感じると思います。

実際に使ってみた感じですが、まず家の中で対角で10m弱の距離をひたすら針のない2gのフローティングミノーをフリップで練習していましたが、低弾道に飛んでいくのを確認できましたので、基本的に渓流で使うルアーは軽い側では全く問題なく投げることができます。

実際のフィールドではほぼアレキサンドラ43HWの3.3gを使っていました。アレキのトゥイッチではバッチリ竿のやわらかさは問題になりません。メテオーラ45ではトゥイッチするに少し重さを感じます。川の水深が淵をのぞいて深くて膝下くらいの比較的水深の浅い渓流域では一番相性がいいかと思います。淵も叩いてミノーを泳がせましたが、ある程度広めの渓流域でも問題になることはないと思います。ビシバシしたジャーキングというより、糸ふけの出し入れを細かくして巻き取り量を繊細にコントロールしながらヒラヒラとトゥイッチする使い方が最もあっているかと思います。これくらい柔らかいと3~4g以上のスピナーでは巻きおもりを感じるかと思いますが、試していません。ラフター切口では2.1gのARSで重たいっと感じますが、そこまでではないかなと思っています。

総じて、非常に使いやすいロッドで、フリップが特にし易くコンロール性が高いので近距離を狙っていくフィールドではエースとなる竿かと思います。バックサイドやフォアでも十分に飛距離が出ますので正直このロッドはカナリおすすめできると思います。ジャパントラウト買った後ですが、411XULのスピニングも買い足そうか迷っているくらいです。
去年はタクティスト42を買った後、48も試すかーという感じで買い足して使い比べた結果42は売却してしまいましたが、シルファーに関しては是非という形で他の番手を試してみたいかと思います。もちろんタクティストはそれはそれで必要で、水深が深めのフィールドや比較的周囲が広めのところでは使いやすいです。こちらはDコン50のような5g近辺のルアーを使用するには最高なので、ちょうどよい使い分けができるかと思います。

そして今年はメインではカルコンbfsやアルデbfsは封印し、21カルコンにアベイルスプール(浅溝)+マグブレーキとスティーズCTの700s&KTFを中心に使っていこうと思っています。
とりあえず、現状は21コンク+アベイルを使っていて、部屋の中でキャスト練習するときもこちらを使っています。
21コンクを使った感じ、2g台も問題なく使っていけるし、ブレーキも十分出ているのでこちらは全く問題なく渓流で使えます。
ただ、タクティストではDコン50とエデン45を投げましたが、エデンのようにルアーの重さで曲がらない場合にはブレーキをマックスくらいにして投げないと投げづらさを感じました。
このリールを使う場合、手の動きだけで竿が十分に曲がるようなロッドでなければ厳しいかもしれません。遠心力にも助けてもらうキャストをするとかなりバックラッシュします。カルコンbfsあたりではタクティストで3gミノーや2gフローティングミノーでも投げられましたので、スプールの軽さというよりブレーキのコントロールが効いているのかもしれません。コンクbfsの場合、3gミノーはティップの曲げで普通に投げられ、2gの場合は遠心力効かせてブレーキ任せで投げる感じです。ティップではじく場合でも遠心力を効かせる場合でもかなり早い動きでルアーを弾くので、こういうキャストやロッド特性でも使いやすいという意味でコンクbfsはやはり優秀でした。見た目はどうしても金のカルコンの方がいいのですが。初めからやわらかいロッドしか使わない方やそもそもキャストが上手い(手の動きがブレない、サミングうまい、ルアーが暴れないetc)方でしたら、スプールスペック的に十二分ですのでアベイルスプールを使えば今後どんなリールが発売されても不要だと思います。23コンクや22アルデに関しては渓流ルアーを扱う上では到達点だと思いますので、今後発売されるリールに特に目移りする必要が全くないと思います。

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ジャパントラウトGJTVS-G410ULLT感想 https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mfhhzeem 2024-04-23T00:35:00+09:00 ジャパントラウトとシルファーは釣行&入魂済みなのでまずはジャパントラウトの使用感から書いていきます。

リールはイグジストLT2000SHにPE0.6号をセット。
源流に行くわけではないけど、410の長さがちょうどよいのでこれを購入しました。
グラスロッドということで、一応最前線のロッドとして使えるという触れ込みはあるものの少し不安を感じつつ、かつ値段もそれなりにしてしまうので少し勇気のいる選択だった。
実際に使ってみると、いわゆるベナンベナンのグラスロッドではなく、何も知らなければカーボンロッドだと言われても騙されるだろうくらいに”Theグラス”という使用感ではないので安心してよいと思います。そのほかカーボンロッドと同列に比較して選択すればよいと思います。

まず見た目ですが、バット回りがかなり太いです。MLクラスのロッドと大差ないくらいに太いです。ただ重量はすごく軽いです。86gなのでカーディフストリームリミテッドやテンリュウレイズの渓流竿と同等ですし、見た目の大きさも相まって逆に軽く感じてしまいます。

次にキャスティングですが、サイド・バックサイド・フリップを中心にキャストしますが、主に横からのキャストではすごくよく決まります。振ってテイクバックするというより自分の真横にルアーを置く感覚でテイクバックして親指の押しで曲げて放してやるとしっかり曲がりこんで小さなモーションでキャストが決まります。飛距離も同様に通常のカーボンロッドよりほんのわずかに劣るかなと思いつつ十分な飛距離を出してくれます。
フリップキャストはまだ完全には感覚がつかめないのですが、思いっきり曲げこんだり飛ばしてやろうとため込んだりしたときに弾道が浮き上がる傾向があり、このあたりはカーボンロッドとの感覚の違いが少しあるように感じる。実際にはティップ周りが自分の方に向く感覚でまげ込めるとしっかり低弾道で飛んでくれるんですが、少しテイクバックの入力に癖を感じます。
これは昨シーズンでタクティスト、ラグレスボロン、カーディフといった張りのある竿ばかり使っているのでまだもう少し慣らしていかないといけない。いずれにせよ、ラフターでも感じましたが、やわらかい竿は曲げこんでスローに戻りそうな感覚に反してリリースポイントはしっかりいいポイントで放してやらないといけない一方、しっかり飛びはするので弾道のコントロールが難しく感じるだけで、これが硬い竿なら”ただ投げられない”というミスキャストになる。投げられさえすれば、硬い竿の方がアキュラシーが出やすいということだと思います。
そしてキャスティングで一番驚きはガイドがらみの無さです。
ノットはバッドガイドよりリール側にありますが、4日くらい使っていて一度もガイドがらみがありません。カーディフやラグレスボロンあたりだとその日の調子によってガイドがらみが頻発したりして、”あとガイド1~2個分リーダー詰めようか…”となったりしますが、それが1回もない。ただの一度も。このあたりは研究しつくしたガイドセッティングだとのメーカーのアナウンスがあるが、本当にそういうことなのかもしれない。フェザーリングも含めてとにかくコントロールがしやすい。こういったメーカーのうたい文句を真に受けたことは1度もないが、今回ばかりは流石に信用してもいいかもしれません。

魚をかけた後でばらしやすいかどうか?については正直まだ良く分らない部分があります。普通にランディングで抜き上げようとした際にばらしたので。ただこの時はあまりに雑に抜こうとしたので、さすがにそれは…ということかも知れないですが、実際にカーディフあたりでもばらしはほとんどないので、どういうところでグラス特有の曲がりの限界の高さが効いてくるかということについてはもっと魚を掛けなければわからないかもしれません。

総じて、使いやすく良い竿であることは間違いないです。
ただ税込み70000円以上しますので、一般的なメーカーのハイエンドである40000円程度と比較するとだいぶ高額な部類に入りますので、本当にこの特性が欲しい人が選ぶ竿だと思います。
やまけん氏も配信でおっしゃっていましたが、今までいろいろカーボン使ってきたけど代り映えしないし何か閉塞感を感じるとか何か違うものを使いたいと思う人は是非買ってみた方がよいと思います。

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