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温故知新2_ソルティープラッガー962&05イグジスト
https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mp2xsuu4
2025-09-09T23:16:00+09:00
先週の台風の影響も、長良川では土曜には渇水で釣りに行くことはできませんでした。
一方、釣りに行けないときや全然釣れないときはタックルが充実していくもので、とても情けないことですが。
数年前より、よく行く釣具屋の中古コーナーにufmウエダのシーバスロッドがあるのを知っていました。そこはあまり中古を取り扱っているという感じでもなく、中古コーナーの流動性がすごく低く、相変わらず残っていました。15000円のソルティープラッガー。
グリップがどうやったのかわからないくらい真っ黒によごれた個体で、ずっと置いてあり、時々に気になってはガイドの形状や汚れたグリップを見て絶対買わないだろうなと思っていました。
しかし、古いタックルを使ってみたいなということは変わらず、長良川には行けず。そろそろシーバスやエギングを始める季節になってきたこともあり購入してみました。
まずグリップ周りの洗浄ができるかどうか気になっていましたが、パーツクリーナーとタオルでごしごし磨いたらすごく簡単にキレイになった。おそらくこの状態で陳列されていたらとっくになくなっていたであろうと思ってしまいます。
洗浄前

洗浄後

そして何となくですが、05イグジスト3000を購入。ベアリング全交換を行った。折角なので、過去のイグジストも使ってみたいという欲求とステラと比べてどうなんだろうというところです。
詳細割愛しますが、分解とベアリング交換注油に関して言えば必要な工具の種類が少ないことや構造がシンプル且つ部品点数が少ないことから圧倒的にステラよりメンテナンスがし易いです。一方ギア音に関しては01ステラが圧倒的に静かと言わざるを得ませんが、巻きの感触に対するノイズは気になりません。ただどうしてもカム式のオシレートの為かコツコツという感覚はありました。
05イグジスト装着

ラインはバリバスのビッグトラウト2.5号12lbを巻いた。ナイロンラインはなぜか通販で買うと異常に安い。
ほとんど初めてに近い感じでナイロンラインでのタックルとなりました。管釣りで1~2回使った程度でほとんど使ってこなかったですが、ベイトでは最初のころに使っていました。ちゃんと釣れるようになってからは一度も使っていません。
以下ほぼナイロンラインで釣りをした印象となってしまいますが、一日使った感想になります。
まずキャスティングの印象ですが、もはや飛距離は全然出ません。まるでベイトのように後半で失速してしまいます。投げやすさやミノーの飛行姿勢の安定しやすさでは楽に感じますが、PEに慣れて力を入れすぎなのかもしれません。ロッド自体は張りがあって投げにくいという印象はありません。少ない力でもちゃんと曲がりこんで投げられる印象で、ヤマガのようなはじき出す感じよりはテンリュウのようなロッドが押し出してくれる印象です。
ただキャストするときに後ろでため込んだ後にリリースが遅れると、ラインの伸びが戻ってしまい指からさきでラインが滑ってしまいますので、まだまだ慣れが必要です。
どう頑張ってもカゲロウ125が50~60巻き(40m弱)しかラインが出ませんでした。
次に水中感度ですが、リールの性能もありますが、こちらに関しては感度が低いという印象はありませんでした。クロス~ダウンではPEの方が流れを感知しやすい印象は強く圧倒的ではありますが、何もわからないなどということはないと思います。
一方、アップへキャストした場合は全然別で、ナイロンの方が糸が流されていることもあるかもしれませんが明らかに巻きの強弱を感じとることができる印象です。特にPEではどうしてもアップでは何も感じない~水を噛んでいることを感じている状態が0→100の感覚ですが、ナイロンでは中間を感じられる印象です。
また、ロッドテストなのでちゃんと釣れるところに行ったのですが、バイトに関してもしっかり感じ取ることができ、今のところキャスト以外ではあまり不便を感じません。自分はどうしてもクロス~ダウンで流れ強い箇所の変化を感じるところでステイさせて釣る釣りが好きなので、このあたりでPEを使いたくなってしまうのですが、アップ中心であればあまりストレスはないんじゃないかなと思います。結局シーバスは釣れませんでしたが、マゴチとクロダイが釣れてくれたので、入魂はすることができました。
クロダイは40~45、マゴチは50~55くらいかと思いますのでそれほど大きくはないですが、魚がジャンプしてもしっかりホールドしてくれていて、ばらすような不安は感じませんでした。パワーも不足する印象はなかったですが、もう少しドラグでやり取りするような魚を釣らないとしっかりしたことは判りませんね。
最下流の川に行き、大潮の満潮に入水しましたが、もう少し上流に行かないとシーバスは釣れなさそうです。下げが効いてからは水温がすごく低くなりましたが、それまでは温水プールだったので水温が高いかもしれません。
ジグザグベイト80で釣れたクロダイ

カゲロウ125で釣れたマゴチ
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温故知新1_トラウトスティンガー&01ステラFW3000S
https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31m3kftue7
2025-08-24T23:25:00+09:00
そもそもこの時代の釣り具を使ったことがなく、最近のタックルと比較してどうなのかを見ていきたい。

まず最初に始めたのはリールのオーバーホールです。オーバーホールのやり方などはいろいろなブログ記事が参考になるので割愛をしますが、案外一筋縄でいかなかった部分だけ書いていきます。
ベアリングに関してはすべてアマゾンからミネベア製のステンレスBrgを購入し、新品に入れ替えをしてあります。淡水でしか使わないので、セラミックベアリングは不要と判断しました。
有名どころですが、フリクションリングは溶解しており、これは排水用のパッキン(PP40-41S-32)というものを代用で使っています。外しても問題ないという記事を見ましたが、実際に外してキャストしたところ、フルキャストでベールが戻ったり、キャスト後にベールが回ってしまったりしましたので普通につけた方がいいです。取り付け部の外径が33㎜だったのでこれより小さいパッキンを使用してください。ちなみに厚さ3㎜だとフリクションがきつすぎ、今使っているのは2㎜厚ですが、少し緩いかな?フリクションは感じますが。これはしばらく使ってみて続報をしようと思います。
続いてサイドカップを開けた瞬間に逆転防止レバーストッパーの先端が飛んで行ってしまいました。結局パーツは見つかったのですが、バネを紛失してしまい、大体大きさのあったばねをこれもアマゾンで購入(線径0.2、外径2.3、長さ10㎜)少し緩いですが一日使っていて戻ることはなかったので一旦これでいいかと。もう少し線径か長さを変えて強くしてもいいと思います。グリス類はすべてシマノ純正を使用。フリクションリングはACE0、ラインローラーは撥水グリス、ベアリング類はスプレーオイル、他グリスはSHIP0。これらのメンテナンスでだいぶ回転もよくなりました。

溶解したフリクションリング。これがローターに乗り上げてゴロゴロいいます。

Brgはすべて新品に入れ替え。一応全部回ってました。

写真右中央のバネと先端が飛散。注意してください。


今回ラインはナイロンを巻いてみた。当時のウエダロッドはガイドを見る限りもナイロン使用で設計されており、その当時の使用感を試してみたかったからだ。実際にナイロン通しでルアーをやったことはほとんどなく、ベイトを使い始めた時に巻いていたくらいです。タックルの詳細は別の記事を起こすとして、簡単な印象で行くと、まずロッドについては意外と古臭さなど感じず、非常にキレがいい印象。ガイドの重さもあり、素振り時にはもっさり感を感じていたが、実際に使うとまた違う印象だった。特にテンリュウレイズあたりをメインで使用していた感覚からすると違和感は非常に少なく感じる。キャスティング面では前述のとおりにフリクションリングレスでやっていてフルキャストはできていないが、手首だけの動きと左手の支えだけでキャストしてもロッドがしっかり曲がってくれて十分な飛距離を出すことができた。ナイロン使用なのであまり慣れてしまうとPEでのキャスト感覚が変わってしまい技術が低下してしまいそうな気がするが、キャスティングにだるさを感じない印象を受ける。もしかするとここ最近発売の易いロッドを買うならむしろ、値段もこなれているウエダロッドの中古などおすすめしたいくらいに感じる。これは是非もう少しじっくり使って印象を見ていきたいが、来シーズンになってしまうか、あるいは大雨が降ればまた今年も長良川に行ってみたいと思います。
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