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関根崇暁
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▼ 最初の一匹にどう出会うべきか?
- ジャンル:日記/一般
- (嗚呼釣人生)
今回は、長年釣りをして来たが故に忘れてしまいがちな事。
そして釣りを始める人へのメッセージです。
もちろん、今までもこれからも釣りを続けて行く人にも。
まずは、僕の経験談から。
記念すべき、初の一匹は5歳の夏、叔父に連れてってもらった近所の小川での出来事。
延べ竿にキジ(ミミズ)で鯉針にトップの太めのヘラ浮子?鯉浮子。
確かそんな仕掛けだった。
全部、叔父が準備してくれて、危ないから此処で、この椅子に座って・・・
もう、手取り足とり全て教えてくれた、言われるがままに、釣竿を両手むんずっと掴み、団栗眼で浮きを睨み付ける。
浮子が動いたら合わせる。
浮き釣りの基本なのだけど、それは教わる事無く知っていた、何故か感覚的に。
30分もしないうちに消しこむ大きなアタリ。
きっとその前にあった雑魚のアタリは気付いていない(笑)
力を振り絞って、ブンっと竿をあおると、そのままグゥーと引き込む。
「おお、どうした、待ってろ」と叔父が飛んできてフォローしてくれた。
僕にとって 人生初めての魚の引きは恐怖。
恐ろしく怖かった、目の前の川の中にいる何か怪物を引っ掛けたのかと思うくらい。
そして、叔父の加勢により無事に上がってきた初の魚はナマズ。
ナマズは憧れていた魚だった。
理由は玉網のガサガサとかではなかなか獲れないから。
それにこんなに大きいのは見た事が無いってくらいの大きさ。
たぶん45cmくらいだけど。
5歳の僕にすればそれはもう、出来過ぎな結果。
大きな漬物用の桶に、井戸水をカッシャン・カッシャン、桶一杯に入れて。
澄んだ水にナマズを放すと、黒い不思議な生き物はくるぅーり、くるーぅりと自分の新しい棲家の大きさを計り、底の方で、髭を上下に動かしながら、やがて、じぃーと、寝床に落ち着いた。
僕は、しばらくの時間、夏の夕暮れ、そのナマズを眺めていた。
きっとまだ見ぬ世界には、もっと色々な魚がいて、釣りをすれば、網で獲れないような大きな魚にも会えるんだ。
そう思っていた。
また、大なまずを釣りたいって事は無く、それよりもこれから色々な魚に会える事を確信したのだと思う。
僕を釣師にするには、この記憶だけで十分である。
さて、あれからあっという間に、35年が過ぎました。
今、僕の子供達には丁度6歳と5歳の息子がいます、その下には3歳。
この子達に僕と同じ経験をさせたいという、釣師としての我侭な想いがあります。
彼等が釣りを選ぶかはわからない、むしろ、釣りをするようには仕向けない、ただ間違えたときの水の怖さ?だけは教えたいと思っています。
生き物への興味は、幼少期の一時的なもので、その後ナントカ戦隊とかナンチャライダーとか、ゲームとかに走っちゃうのが男の子の定番。
それでも、魚が好き、生き物が好きなら、僕は自然に釣りへたどり着くと思います。
最初の一匹を釣らせる事は容易いこと。
でも、二匹目は子供の主体性を待ちます。
この子達への一匹目はオイカワフライフィッシングだったり。

カワハギだったり。

父親のせいで少しマニアックですが(笑)
釣りを嫌いにはならないとは思うけど、何よりも釣りが好きという感覚には程遠いところにいるのだろうな。
子供達にとっての釣りは、そこまで嵌ってなくて距離を置いていて、年に一度あるかないか?のレジャーのひとつくらいかな。
楽しい思い出は与えたつもり、あとは、「パパ連れてって」言い出すか否かになる(笑)
すぐすぐ期待はせずに、長い目で見よう。
何時かの楽しみとして。
色々な意味で、きっと釣りには強烈な一匹が必要なのだと思う。
それが、フナでも、鯉でも、アジ子でもセイゴでも良いから。
生き物の脈動が、その胸に響かなければ、本物の釣師は生まれない。
そして、その経験を僕等が、与える事は出来ない。
釣らせる事が出来ても、その人の胸に響く事がなければ、遊園地か動物園に行ったくらいの記憶以下かもしれない。
今、一生懸命にやってるのに釣れない人も、こらから釣りを始めたい人に釣らせたい人も。
焦らず、釣ったほうが結果は良いと思います。
偶然、胸に突き刺さった釣りの情熱という、焼けた鏃は、本人が自分で掴む偶然によって齎されると、僕は思います。
そういう意味で、結果に急がず、のんびりやりましょうよ。
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。
そして釣りを始める人へのメッセージです。
もちろん、今までもこれからも釣りを続けて行く人にも。
まずは、僕の経験談から。
記念すべき、初の一匹は5歳の夏、叔父に連れてってもらった近所の小川での出来事。
延べ竿にキジ(ミミズ)で鯉針にトップの太めのヘラ浮子?鯉浮子。
確かそんな仕掛けだった。
全部、叔父が準備してくれて、危ないから此処で、この椅子に座って・・・
もう、手取り足とり全て教えてくれた、言われるがままに、釣竿を両手むんずっと掴み、団栗眼で浮きを睨み付ける。
浮子が動いたら合わせる。
浮き釣りの基本なのだけど、それは教わる事無く知っていた、何故か感覚的に。
30分もしないうちに消しこむ大きなアタリ。
きっとその前にあった雑魚のアタリは気付いていない(笑)
力を振り絞って、ブンっと竿をあおると、そのままグゥーと引き込む。
「おお、どうした、待ってろ」と叔父が飛んできてフォローしてくれた。
僕にとって 人生初めての魚の引きは恐怖。
恐ろしく怖かった、目の前の川の中にいる何か怪物を引っ掛けたのかと思うくらい。
そして、叔父の加勢により無事に上がってきた初の魚はナマズ。
ナマズは憧れていた魚だった。
理由は玉網のガサガサとかではなかなか獲れないから。
それにこんなに大きいのは見た事が無いってくらいの大きさ。
たぶん45cmくらいだけど。
5歳の僕にすればそれはもう、出来過ぎな結果。
大きな漬物用の桶に、井戸水をカッシャン・カッシャン、桶一杯に入れて。
澄んだ水にナマズを放すと、黒い不思議な生き物はくるぅーり、くるーぅりと自分の新しい棲家の大きさを計り、底の方で、髭を上下に動かしながら、やがて、じぃーと、寝床に落ち着いた。
僕は、しばらくの時間、夏の夕暮れ、そのナマズを眺めていた。
きっとまだ見ぬ世界には、もっと色々な魚がいて、釣りをすれば、網で獲れないような大きな魚にも会えるんだ。
そう思っていた。
また、大なまずを釣りたいって事は無く、それよりもこれから色々な魚に会える事を確信したのだと思う。
僕を釣師にするには、この記憶だけで十分である。
さて、あれからあっという間に、35年が過ぎました。
今、僕の子供達には丁度6歳と5歳の息子がいます、その下には3歳。
この子達に僕と同じ経験をさせたいという、釣師としての我侭な想いがあります。
彼等が釣りを選ぶかはわからない、むしろ、釣りをするようには仕向けない、ただ間違えたときの水の怖さ?だけは教えたいと思っています。
生き物への興味は、幼少期の一時的なもので、その後ナントカ戦隊とかナンチャライダーとか、ゲームとかに走っちゃうのが男の子の定番。
それでも、魚が好き、生き物が好きなら、僕は自然に釣りへたどり着くと思います。
最初の一匹を釣らせる事は容易いこと。
でも、二匹目は子供の主体性を待ちます。
この子達への一匹目はオイカワフライフィッシングだったり。

カワハギだったり。

父親のせいで少しマニアックですが(笑)
釣りを嫌いにはならないとは思うけど、何よりも釣りが好きという感覚には程遠いところにいるのだろうな。
子供達にとっての釣りは、そこまで嵌ってなくて距離を置いていて、年に一度あるかないか?のレジャーのひとつくらいかな。
楽しい思い出は与えたつもり、あとは、「パパ連れてって」言い出すか否かになる(笑)
すぐすぐ期待はせずに、長い目で見よう。
何時かの楽しみとして。
色々な意味で、きっと釣りには強烈な一匹が必要なのだと思う。
それが、フナでも、鯉でも、アジ子でもセイゴでも良いから。
生き物の脈動が、その胸に響かなければ、本物の釣師は生まれない。
そして、その経験を僕等が、与える事は出来ない。
釣らせる事が出来ても、その人の胸に響く事がなければ、遊園地か動物園に行ったくらいの記憶以下かもしれない。
今、一生懸命にやってるのに釣れない人も、こらから釣りを始めたい人に釣らせたい人も。
焦らず、釣ったほうが結果は良いと思います。
偶然、胸に突き刺さった釣りの情熱という、焼けた鏃は、本人が自分で掴む偶然によって齎されると、僕は思います。
そういう意味で、結果に急がず、のんびりやりましょうよ。
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- 2013年2月25日
- コメント(7)
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