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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

秋のタイミング

夏も終わり、引越しも無事終わり、秋のシーズンに入りつつある筑後川へ向かった。
今回は、崩していた体調も整い久々の釣行である、実に七月の釣行以来だから、この2ヶ月釣りをしていない事になるのだが、この筑後川の最近の状況は、仲間のBlog「筑後川有明鱸通信」の「筑紫次郎」氏に情報は頂いていたので、複数のベイトパターンの存在する、秋パターンに入りつつあるという感じは理解できた。

しかし、秋の釣り方、その「メソッド」は、一筋縄ではいかないものである。
サヨリ、エツ稚魚、アリアケシラウオ、ヒイラギ稚魚など色々な秋のベイトフィッシュが存在する中、メインはおそらくエツ稚魚だろう。
エツ稚魚の体長は30~60mm、これをルアーでイミテェートさせるのにも限界が有る。
アトラクターな要素でフローティングミノー、シンキングミノー、シンペン、ジグミノーと釣れるであろうルアーを頻繁にローテーションしながら、ルアーチェンジ直後の初期反応を取り、ヒットパターンを探るのが、ここ筑後川での秋のセオリーであると僕は考えている。


午後11時、筑紫次郎氏に出撃の連絡を入れる。
「もう、80オーバーも含む5本獲ったよ、早くおいで~」との事、何時も以上にアクセルを踏む足に力が入ってしまう。僕が行けない時期でも、きちんと状況を見定めてくれる仲間が居る事に感謝である。

ポイント付近の駐車スペースには筑紫次郎氏の車が一台。

さて・・彼が釣り切った?ポイントでどう釣るか?
「それもまた楽しいパターンであるな・・。」と思いつつ、タックルを準備にかかる。

先行者がキッチリ釣っていれば、通常、その釣場は難しくなる。
でも、エキスパートが釣っている場合は、「場荒れ」はしていない。
上手に、ポイントを温存しながら魚を抜いていくのが、数を釣る上で重要であるからに他ならないからだ。

今夜は、まず、適度に難しくしてもらった場所で釣らせてもらう事にして、自分の釣りを思い出す様にしたい所だ。

挨拶を済ませて、早速キャスト開始。
開始直後、「触れる」とも「かする」とも云えない渋いアタリが数回あるが、身体が反応出来ないままに終る。
キャストの方向性もまるでダメ、思うように自由に何も出来ないのが、この2ヶ月のブランクなのである。

「おるけど、身体が反応しきらん・・・釣り切らん。。」と筑紫次郎氏にボヤきつつ、流し方やルアーをチェンジして行く事、20分ほどだろうか・・鈍いバイトが遠くの流れを泳いでいるであろうルアーから僕に届いた。
「ゴミ?魚?何??」とロッドを立てて聞き合せをすると、沖の水面が割れた。

有明鱸の忘れてたこの感覚に鼓動が強くなる、息が切れる。
バラさないように慎重に丁寧に寄せてランディング。
背中の盛り上がった体高のある、黄金色の魚体に鏤められた黒点、黄色い胸鰭、久しぶりに会えた55cm。
この秋のパターンのタイミングで釣行できて良かった。


続いて、シンキングミノー改造シンペンで63cm


後姿も美しい。

そして午前1時をまわり、筑紫次郎氏が撤収にかかる。
僕も一旦、潮の下げきったポイントから一旦離れた。


ここからは仕切りなおしてソロ活動、自分の釣りで決着をと、下げ潮の残るエリアを探した。
干潮とはいえ、ここは川、何処かに流れは存在しているものである。案の定、スポット発見、遠投で届くエリア、着水ヒットで午前2時過ぎに一本。


結局延長戦で、明日仕事だというのに午前3時まで釣りをしてしまった。
釣りに行ける時には行く、行ったら結果を出すまで諦めないことで、また少し進めるんだ。
次の釣行が楽しみになる夜だった。




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