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▼ 虎視眈々と狙う。
- ジャンル:日記/一般
- (BlueBlue, 筑後川 有明鱸 釣行, 有明鱸考察)
半年ほど前、BlueBlueの代表である村岡さんに、僕の今後のfimoでの活動、釣行や釣果について相談した事がある。
「僕は全然釣れてないけど良いですか?」と。
「無理は後で戻ってきますから、虎視眈々と狙ってください」とアドバイスを頂いた、それに、凄く救われた。
それでも、釣師たるもの何処かで結果を出さないといけない。
僕は、前回のログで自分にプレッシャーを掛ける意味のログを書いた。
さて、今回はその釣行記です。
7月8日、九州地方に梅雨明けの発表があった。
平年よりも、6日早いそうだ、遂に大好きな夏が来たのである。
僕にとってのスズキは夏の魚、利根川や東京湾、筑後川で初めて釣ったのも真夏。
港湾のスズキは夏は難しいと言われてるけど、逆に人が少ない分ねらい目かもしれないと思う。
そして、河川に遡上する、リバーシーバスと呼ばれる釣りは、夏からが本番である。
そんな日の夜、僕は筑後川へ車を走らせた。
先日サンプルが仕上がった「フォルテン」のポテンシャルを確かめて、願わくば、一本出すというのが最終目的。
6月~7月のメインのベイトフィッシュは、アリアケヒメシラウオ、エツ、サヨリで間違いない。
筑後川の有明鱸(有明海産スズキ)はわずか40~60mmというサイズの透明な魚、アリアケヒメシラウオに付いたら非常に難しくなる。
何とか、ジグや小型のジグミノーで釣る事が出来るのだが、後が続かない、そしてフィーディングレーンは岸から70m以上も離れている事も良くある。
フォルテンは、BlueBlue館山工場のスタッフが、丹精込めて作った品、何としてもコレで釣りたい。
フィールドに着き、状況を確認すると、河川の増水(先日の豪雨に由来するもの)の影響がまだ残り、大潮下げだというのに、水位がさほど落ちていない。
つまり、本流には大量の山からの水が流れ込んでいるから、水温はさほど上昇せず、安定していること想像できる。
タックルをセットし、フォルテンの20g、30gを交互にローテーションしながら、然るべき場所に、2時間、集中して投入したが答えが出ない。
帰り間際、その要因のヒントをフィールドにもらう。
コレだ。
このアリアケヒメシラウオ幼魚の群れに、スズキ達は夢中になっている。(約15mm)
このフィールドの今の状況にてマッチ・ザ・ベイトフィッシュの釣りをするには、ルアーでは無理がある。
仕方なくその釣りを諦め、別のスポットを狙う。
大雨の後には大型の有明鱸が入ってくるタイミングでもある、ウェイトが乗った魚のファイトは疲れを知らぬほどスタミナを温存し、ある意味、暴力的ともいえる。
ジグを諦め、Blooowin!140Sをややアップクロス気味にキャスト。
自分の正面に流れて来るまでに、深度を決めラインテンションを保ち、ルアーのヘッドを流れに対して真横に向ける感じで流して行く。
不安定なヨレの中でじれったいほど、ルアーの存在が消えているが、大丈夫、流すだけでちゃんと仕事をしてくれるルアーであるのは、今まで多くのアングラーの実績が物語っている。
流れのヨレの入り際で、「違和感」を感じた。
ルアーの存在が明確に消えた後、捥ぎ取るようなトルクがかかり、リールのハンドルを巻く左手を強制終了されてしまう。
今、何者かがラインの先に付いている。
思わず「シャーーぁぁ!!絶対獲ってやる!!」と声が出る。
同時に三度、追いアワセを入れる。
この場所で何年か前も、昨年も、同じトルクの魚にヤラレた。
どちらも、強引に止めようとしたのが原因、フック伸びてバレてしまったのである。
今回は、走るだけ走ればいいさと、心構えた。
上流へ30mドラグを鳴らしながら、突っ走り、そいつは止まった。
流れを横から受けながら、頭はこちらへ向こうとはしない、数度、寄せては走られ、寄せては走られ繰り返し、水面にジュボっと出た。
いいや、水飛沫だけで姿を見せた訳ではない、きっと重量がある魚なのだろう、また、レン魚か草魚か?・・・
いいや、スズキだ。
ジリジリと寄せて、最後は足元横たわった。
迷わず、手を伸ばし、親指意外の指四本を口に入れ、がしりと掴むハンドランディング。
魚の重さが、蒸し暑い夜風が、心底、心地良い。
目を見開き、睨みつけるような、逝ってる顔してるけど、アドレナリンが吹いちゃってる時の僕の顔、若い頃、サクラマスやカラフトマス釣った時も、この顔してたり。
ルアーはBlooowin!140S #06 ピンクキャンディ
有明鱸(有明海産スズキ)は体高が素晴らしい。
体長の割りに、目方は重い。
この時点で、満足はしているけど、もう一つやりたいのが水面ゲーム。
水面爆発ゲームは、蟹釣りじゃなくて、カニがワシャワシャ居る日が一つの条件。
3回爆発して、やっとフッキングした1本、ルアーは旧ザウルスのシコトウィッチャーシーバスシュート、水面V波で引いてくるとバシュ!バホッ!と出る。
そして、またしても夜明けに。
何時もの「釣り拾い」も少し。
筑後川は良い川だなぁとしみじみしながらの帰路。
今回、自分らしい釣りが出来た。
「フォルテン」の宿題は残ったけど、それも、チャンスあれば必ず!
夏は、水難事故の多き季節です、無理なく、安全装備で臨んで下さい。
■参考タックルデータ
ROD:UFM UEDA CPS 102EX-ti
REEL:Daiwa 3500HD
LINE:PE #1.5
LEADER:20LB
■釣行日時・場所
平成25年7月9日 0時~5時 大潮 (下げ⇒上げ)
佐賀県~福岡県 筑後川下流域
「僕は全然釣れてないけど良いですか?」と。
「無理は後で戻ってきますから、虎視眈々と狙ってください」とアドバイスを頂いた、それに、凄く救われた。
それでも、釣師たるもの何処かで結果を出さないといけない。
僕は、前回のログで自分にプレッシャーを掛ける意味のログを書いた。
さて、今回はその釣行記です。
7月8日、九州地方に梅雨明けの発表があった。
平年よりも、6日早いそうだ、遂に大好きな夏が来たのである。
僕にとってのスズキは夏の魚、利根川や東京湾、筑後川で初めて釣ったのも真夏。
港湾のスズキは夏は難しいと言われてるけど、逆に人が少ない分ねらい目かもしれないと思う。
そして、河川に遡上する、リバーシーバスと呼ばれる釣りは、夏からが本番である。
そんな日の夜、僕は筑後川へ車を走らせた。
先日サンプルが仕上がった「フォルテン」のポテンシャルを確かめて、願わくば、一本出すというのが最終目的。
6月~7月のメインのベイトフィッシュは、アリアケヒメシラウオ、エツ、サヨリで間違いない。
筑後川の有明鱸(有明海産スズキ)はわずか40~60mmというサイズの透明な魚、アリアケヒメシラウオに付いたら非常に難しくなる。
何とか、ジグや小型のジグミノーで釣る事が出来るのだが、後が続かない、そしてフィーディングレーンは岸から70m以上も離れている事も良くある。
フォルテンは、BlueBlue館山工場のスタッフが、丹精込めて作った品、何としてもコレで釣りたい。
フィールドに着き、状況を確認すると、河川の増水(先日の豪雨に由来するもの)の影響がまだ残り、大潮下げだというのに、水位がさほど落ちていない。
つまり、本流には大量の山からの水が流れ込んでいるから、水温はさほど上昇せず、安定していること想像できる。
タックルをセットし、フォルテンの20g、30gを交互にローテーションしながら、然るべき場所に、2時間、集中して投入したが答えが出ない。
帰り間際、その要因のヒントをフィールドにもらう。
コレだ。
このアリアケヒメシラウオ幼魚の群れに、スズキ達は夢中になっている。(約15mm)
このフィールドの今の状況にてマッチ・ザ・ベイトフィッシュの釣りをするには、ルアーでは無理がある。
仕方なくその釣りを諦め、別のスポットを狙う。
大雨の後には大型の有明鱸が入ってくるタイミングでもある、ウェイトが乗った魚のファイトは疲れを知らぬほどスタミナを温存し、ある意味、暴力的ともいえる。
ジグを諦め、Blooowin!140Sをややアップクロス気味にキャスト。
自分の正面に流れて来るまでに、深度を決めラインテンションを保ち、ルアーのヘッドを流れに対して真横に向ける感じで流して行く。
不安定なヨレの中でじれったいほど、ルアーの存在が消えているが、大丈夫、流すだけでちゃんと仕事をしてくれるルアーであるのは、今まで多くのアングラーの実績が物語っている。
流れのヨレの入り際で、「違和感」を感じた。
ルアーの存在が明確に消えた後、捥ぎ取るようなトルクがかかり、リールのハンドルを巻く左手を強制終了されてしまう。
今、何者かがラインの先に付いている。
思わず「シャーーぁぁ!!絶対獲ってやる!!」と声が出る。
同時に三度、追いアワセを入れる。
この場所で何年か前も、昨年も、同じトルクの魚にヤラレた。
どちらも、強引に止めようとしたのが原因、フック伸びてバレてしまったのである。
今回は、走るだけ走ればいいさと、心構えた。
上流へ30mドラグを鳴らしながら、突っ走り、そいつは止まった。
流れを横から受けながら、頭はこちらへ向こうとはしない、数度、寄せては走られ、寄せては走られ繰り返し、水面にジュボっと出た。
いいや、水飛沫だけで姿を見せた訳ではない、きっと重量がある魚なのだろう、また、レン魚か草魚か?・・・
いいや、スズキだ。
ジリジリと寄せて、最後は足元横たわった。
迷わず、手を伸ばし、親指意外の指四本を口に入れ、がしりと掴むハンドランディング。
魚の重さが、蒸し暑い夜風が、心底、心地良い。
目を見開き、睨みつけるような、逝ってる顔してるけど、アドレナリンが吹いちゃってる時の僕の顔、若い頃、サクラマスやカラフトマス釣った時も、この顔してたり。
ルアーはBlooowin!140S #06 ピンクキャンディ
有明鱸(有明海産スズキ)は体高が素晴らしい。
体長の割りに、目方は重い。
この時点で、満足はしているけど、もう一つやりたいのが水面ゲーム。
水面爆発ゲームは、蟹釣りじゃなくて、カニがワシャワシャ居る日が一つの条件。
3回爆発して、やっとフッキングした1本、ルアーは旧ザウルスのシコトウィッチャーシーバスシュート、水面V波で引いてくるとバシュ!バホッ!と出る。
そして、またしても夜明けに。
何時もの「釣り拾い」も少し。
筑後川は良い川だなぁとしみじみしながらの帰路。
今回、自分らしい釣りが出来た。
「フォルテン」の宿題は残ったけど、それも、チャンスあれば必ず!
夏は、水難事故の多き季節です、無理なく、安全装備で臨んで下さい。
■参考タックルデータ
ROD:UFM UEDA CPS 102EX-ti
REEL:Daiwa 3500HD
LINE:PE #1.5
LEADER:20LB
■釣行日時・場所
平成25年7月9日 0時~5時 大潮 (下げ⇒上げ)
佐賀県~福岡県 筑後川下流域
- 2013年7月9日
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