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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

日本の匠が生み出したルアー

故郷の釣仲間からお中元が届いた。

ナニ・・・雑貨小物だ?
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そう、中身はルアーである、荷札の品名に宝物と書いて欲しいと思うのは釣り人だけだ。

送り主は、埼玉の友人である。

僕にトラウトルアーの入り口を与えてくれた大切な方、釣写真のセンスは素晴らしい。当時から僕の魚と釣りをファインダー越しに追い続けた人間である。
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コレを撮ったのも彼である。

「案外、自分か釣りしてる写真って無いものだから、ちゃんと撮っておいたよ」

そういって渡してくれた一枚。



彼からの贈り物だがら、きっと素敵なものに違いない。



ワクワクした気持ちを抑えつつ、丁寧に手順を踏み、その小包みを開封すると、まずは、僕の大好きなニルズマスターのルアー色々。

フィンランディアにインビンシブル、小さいのはオヤニラミに丁度良い。
80年代からすると、格別に仕上げも美しく、シングルのバーブレスフックに取り替えられていた、今年、最初で最後の渓流はコレか?など考えながらニンマリ。

正直、これは嬉しい。
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そして、奇跡の逸品がもう一つ。
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現代、ルアーの種類は星の数ほど、そんな無数にあるルアーの中で、手に取った瞬間に、どんな釣りが待ってるのか?瞬時にイメージできるルアーがどれだけあるだろうか?

僕のような釣師でも、忽ち直感を刺激される魅力的なルアー。
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他を出し抜いて売るために作られたものではなく、魚を釣る為に作られた作品。
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エンドウ・アート・クラフト、ウッドベイトである。(WBサイド7FR生ワカ)

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素晴らしい造形、そして隙のない完璧な仕上げ。

アチガス材、銀箔、細部まで徹底的に拘って作られた、完全なハンドメイド、80年代の衝撃的なデビュー以来、知る人ぞ知るリアルミノーである。

未だに作り続けられている事も凄いし、こんな高価なルアーを僕に惜しみもなく渡す友人も凄い。

釣師の恩は釣果で返さないとならない、来年の春にあのダムで。

海外のルアーを真似て始まった日本のルアーだけど。

リアルミノーというジャンルは、間違いなく、日本から生まれたもの。

何かを一つを拘り、守り続ける事は、伝統の技になる。

日本人が忘れてしまいそうな何かを守る事、この遠藤さんの作品から感じた。

マス釣にはムーチングという餌釣りがある、ワカサギを餌に大型マスを狙うのである。ところが本物のワカサギは、弱りやすく。

死ぬと目の色が変わり、とたんに餌として魅力は無くなり、アタリは遠のくという。

その代わりに、生まれたルアーがウッドベイトであると聞いた事がある。

作り手の想いは、作品に表れる。

間違いなく、このルアーは、魚を釣る為に生まれた。

そんな仲間との出逢い、そんなルアーとの出逢い、そして人の繋がりに感謝である。




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