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関根崇暁
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▼ 筑後川、キャスティングジグで攻める有明鱸
- ジャンル:釣行記
- (有明鱸考察, BlueBlue, 筑後川 有明鱸 釣行)
現在、台風24号が長崎、五島列島付近を通過中である。
湿気の高い温かな風は、ふと通り過ぎた夏を思い出せるのであるが、季節は秋、一過性の天候を勘違いしてはいけない。
先日、筑後川フィールドにおける大堰下流部と、清流域を区別してログを書いたばかりであるが、分けて考えることは歪なことなのかもしれない。
そう、前言撤回である、釣りを拘るにはまだはやい。
実は、そういった概念が釣りを狭くしてしまうのである、そして僕等の知ったつもりは、フィールドに対して謙虚さを失い、多くの過ちを招く事にもなりかねないのである、もっと幅広くフィールドを見ないといけないと深く反省している。
これからの方向性は、筑後川というフィールドには拘るかもしれないが、清流域だろうが、河口だろうが、フィールドを見続けて行く事は止めない。
もっと自由に、もっと広く、未だ見ぬ出逢いを求めて行く事が一番大切であると再認識する結果となった。
そして昨夜、台風前のワンチャンスを狙い筑後川へ向かった。

深夜0時、満潮を少し過ぎた時刻である。

清流域とは違いこの川幅、この水の量、これが有明鱸(有明海産スズキ)を育て、有明鱸を守っている。
台風直前は、意外にタフコンディションになる事が多い、河川、本流域で急激な気圧変動と暴風そして降雨がプラス要因になることは少ない気がしている。
気象変動の激しい状況では、安定度高いエリアへ魚は集まるはずである。
それはどこか?
それは、足で稼ぎ、経験を積み、自分のフィールドを見つける意外に方法は無いと思うが、初心者のうちはもちろんそんな事はわからない。
実際、僕もこの筑後川を始めて3年くらいは、釣行の殆どをフィールドリサーチに費やした、それは夏も冬も関係無く、雪が降りガイドの凍りつく夜も、豪雨降り止まぬ朝も。
悪天候で、一番にネックになるのは風である、キャスティングしたルアーを失速させ、強烈な横風で孕んだラインにより、ルアー存在感を無くし、今、何をしているのか?が把握し難い状況となるのである。
そして、この夜もそんな状況に悩まされる。
ミノーだろうがバイブだろうが、着水点も、トレースコースも良くわからない状況での釣りを続け、結局、あまり失くさないミノーを2本もロストしてしまった。
そう、目を閉じて車を運転すれば、事故が起きて当然な訳で。
コントロール不能になったルアーはあっという間に根にスタックしてしまう。
釣果への手掛かりを得られないまま時刻は午前4時を迎える。
気分を変えてタックルを調整し、ラインシステムを組み直す。
締め込み中に、携帯の呼び出しが鳴り出す。
何時もこんな時に電話は鳴るもの・・・嫁からの帰還命令である。
「あと、少しで帰る。」と言って電話を切り、ラスト30分の勝負に出る。
普段の10フィートからロッドを8.6フィートにチェンジして、メタルジグで勝負に出る、河川のナイトゲームでジグを使うのは一般的ではないかもしれないが、僕は数年前からメタルジグを多用して結果を出している。
シンペン⇒ジグミノー⇒メタルジグ このグループはそもそも同じ類であると考えている、狙いたい釣りで使い分けをしているであるが、メタルジグの一番の特徴は圧倒的な飛距離、そしてリトリーブ速度の自由度である、スローな釣りは苦手であるが、速度を上げる釣りでは、シンペンやジグミノーよりも破綻する速度域が遥かに高く、安定度が高い。
レンジキープメインであれば、メインラインをフロロでセットし、リフト&フォールしながらのドリフトであればPEラインが有利である。
PEラインは先端にメタルジグが装着されていようが、水面に浮く特性があり、ルアーに近いところで急激に沈み込む、そこでシャクリをいれながらリトリーブをすると、急激に上昇してダートする。
タイミングは「グルグルピタ!」というイメージで良い。
昼間の釣り並に、リトリーブ速度は速くて大丈夫である、何故ならアングラーの想像以上に鱸の運動能力は高いのである、3000番程度のリールを全力巻きで回収の速度であっても、追いつくだけの遊泳速度を出す事が出来る、そしてそれが泥濁りであっても可能であるのだ。
80mほどキャスト、素早くラインスラッグを回収し、ルアーの重さを少し感じたら、グルグルピタ!を断続的に行う、グルグルでハンドル2回転約1.5~1.8m ピタ!でフォール&ダート、0.5秒くらい、バイトはピタ!の後の初めのグルグルで巻けなくなり、グゥグググっと来る事が多い。
そして、この夜も、早めの速度でリフトフォールしていたジグにバイト。

サイズは55cmほどだろうか・・・この状況で釣れた事が大変嬉しい。

その黒点が、有明鱸の証。
ルアーは、BlueBlueから間も無く発売予定のフォルテン20g(プロト)
館山工場のスタッフが魂を込めて製作している、僕にとっては思いの深いルアーである。

■参考タックルデータ
ROD:UFM UEDA CPS 862EX-ti
REEL:Daiwa 3012
LINE:PE #1.5
LEADER:20LB
■釣行日時・場所
平成25年10月08日 0時~5時
福岡県・佐賀県 筑後川 下流域
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。
湿気の高い温かな風は、ふと通り過ぎた夏を思い出せるのであるが、季節は秋、一過性の天候を勘違いしてはいけない。
先日、筑後川フィールドにおける大堰下流部と、清流域を区別してログを書いたばかりであるが、分けて考えることは歪なことなのかもしれない。
そう、前言撤回である、釣りを拘るにはまだはやい。
実は、そういった概念が釣りを狭くしてしまうのである、そして僕等の知ったつもりは、フィールドに対して謙虚さを失い、多くの過ちを招く事にもなりかねないのである、もっと幅広くフィールドを見ないといけないと深く反省している。
これからの方向性は、筑後川というフィールドには拘るかもしれないが、清流域だろうが、河口だろうが、フィールドを見続けて行く事は止めない。
もっと自由に、もっと広く、未だ見ぬ出逢いを求めて行く事が一番大切であると再認識する結果となった。
そして昨夜、台風前のワンチャンスを狙い筑後川へ向かった。

深夜0時、満潮を少し過ぎた時刻である。

清流域とは違いこの川幅、この水の量、これが有明鱸(有明海産スズキ)を育て、有明鱸を守っている。
台風直前は、意外にタフコンディションになる事が多い、河川、本流域で急激な気圧変動と暴風そして降雨がプラス要因になることは少ない気がしている。
気象変動の激しい状況では、安定度高いエリアへ魚は集まるはずである。
それはどこか?
それは、足で稼ぎ、経験を積み、自分のフィールドを見つける意外に方法は無いと思うが、初心者のうちはもちろんそんな事はわからない。
実際、僕もこの筑後川を始めて3年くらいは、釣行の殆どをフィールドリサーチに費やした、それは夏も冬も関係無く、雪が降りガイドの凍りつく夜も、豪雨降り止まぬ朝も。
悪天候で、一番にネックになるのは風である、キャスティングしたルアーを失速させ、強烈な横風で孕んだラインにより、ルアー存在感を無くし、今、何をしているのか?が把握し難い状況となるのである。
そして、この夜もそんな状況に悩まされる。
ミノーだろうがバイブだろうが、着水点も、トレースコースも良くわからない状況での釣りを続け、結局、あまり失くさないミノーを2本もロストしてしまった。
そう、目を閉じて車を運転すれば、事故が起きて当然な訳で。
コントロール不能になったルアーはあっという間に根にスタックしてしまう。
釣果への手掛かりを得られないまま時刻は午前4時を迎える。
気分を変えてタックルを調整し、ラインシステムを組み直す。
締め込み中に、携帯の呼び出しが鳴り出す。
何時もこんな時に電話は鳴るもの・・・嫁からの帰還命令である。
「あと、少しで帰る。」と言って電話を切り、ラスト30分の勝負に出る。
普段の10フィートからロッドを8.6フィートにチェンジして、メタルジグで勝負に出る、河川のナイトゲームでジグを使うのは一般的ではないかもしれないが、僕は数年前からメタルジグを多用して結果を出している。
シンペン⇒ジグミノー⇒メタルジグ このグループはそもそも同じ類であると考えている、狙いたい釣りで使い分けをしているであるが、メタルジグの一番の特徴は圧倒的な飛距離、そしてリトリーブ速度の自由度である、スローな釣りは苦手であるが、速度を上げる釣りでは、シンペンやジグミノーよりも破綻する速度域が遥かに高く、安定度が高い。
レンジキープメインであれば、メインラインをフロロでセットし、リフト&フォールしながらのドリフトであればPEラインが有利である。
PEラインは先端にメタルジグが装着されていようが、水面に浮く特性があり、ルアーに近いところで急激に沈み込む、そこでシャクリをいれながらリトリーブをすると、急激に上昇してダートする。
タイミングは「グルグルピタ!」というイメージで良い。
昼間の釣り並に、リトリーブ速度は速くて大丈夫である、何故ならアングラーの想像以上に鱸の運動能力は高いのである、3000番程度のリールを全力巻きで回収の速度であっても、追いつくだけの遊泳速度を出す事が出来る、そしてそれが泥濁りであっても可能であるのだ。
80mほどキャスト、素早くラインスラッグを回収し、ルアーの重さを少し感じたら、グルグルピタ!を断続的に行う、グルグルでハンドル2回転約1.5~1.8m ピタ!でフォール&ダート、0.5秒くらい、バイトはピタ!の後の初めのグルグルで巻けなくなり、グゥグググっと来る事が多い。
そして、この夜も、早めの速度でリフトフォールしていたジグにバイト。

サイズは55cmほどだろうか・・・この状況で釣れた事が大変嬉しい。

その黒点が、有明鱸の証。

ルアーは、BlueBlueから間も無く発売予定のフォルテン20g(プロト)
館山工場のスタッフが魂を込めて製作している、僕にとっては思いの深いルアーである。

■参考タックルデータ
ROD:UFM UEDA CPS 862EX-ti
REEL:Daiwa 3012
LINE:PE #1.5
LEADER:20LB
■釣行日時・場所
平成25年10月08日 0時~5時
福岡県・佐賀県 筑後川 下流域
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- 2013年10月8日
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