今年からスタートした





ティムコの夏メタル。

正直な所、デイの経験が岸ジギ以外殆ど無かった為、かなり手探り状態でやってきました。

当然の事ながら、「こうやれば釣れるだろう」というのを敢えて無視してやったり、「自分的には、こうすりゃ釣れるだろうな」というのを空振りしたり。

そんな試行錯誤を繰り返しながら、一昨日は結果を求めてみました。

まあ、予期せぬトラブルがあった為、キャッチ数は少なかったですが、2時間程で12ヒットとまずまず。

これが多いか少ないかは、デイの経験が無い自分には判りません。

まあ、岸ジギで嵌ればたいした事無い数字ですが、状況に当てはめて狙って獲るという意味では価値があったかと。

ティムコ非公認・夏メタル推進委員委員長としては、少しでも情報があった方が裾野が広がるだろうという勝手な憶測の元に、夏メタルの嵌るパターンを書いていこうかと思います。


先に書いておきますが、ニューコンセプトジグとキーズについては書きません。

何故なら、キーズは落すだけだし、ニュー～はどんな時でも外さない（笑）


という事で、オーシャンスピンショアとオーシャンバイブショアについて。


先ず、この両者共、ジグでの反応が取れない場合に使います。

決定的に違うのは、その使い方。



先ずスピンショア。

コイツが独壇場になるのは、マイクロベイトが群れて泳いでいる時。

壁際にハクが群れて泳いでる時には、悔しいけどベイスラすら敵わない。

ハクの群れの少し下をトレースするイメージで通せばOK。


しかし


ここで一つだけ注意点が。

それは「ベイトの泳ぎの向きに合わせる」という事。

良く「アップで投げて」とか「ダウンで」と言うじゃないですか。

それは、あくまで流れに対しての話。

ベイトは、流れに対して頭を向けて泳ぐだけじゃなく、流れに合わせて泳いでいる事もある。

なので、方向を決めつけず、ベイトの泳ぎを見て、それに合わせて下さい。

行ったり来たりしてる時は知らん（爆）

一昨日顕著だったのが、それ。

ブレードが良く回った方がいいだろうと、基本ダウンでやっていたのだが反応が芳しくなく、良く見たらベイトは逆方向に泳いでいた。

スピンショアは、アップでもしっかりブレードが回るので、アップでやったら直前にダウンで通した場所から魚が出てくる。

これは、スローで使えるスピンショアならではの使い方かも知れないので、他のスピンではどうなるかは知りませんw



そしてバイブショア。

やってみて解ったのが、コイツは「点」で獲るルアーという事。

スローに巻くと殆ど泳がない。が、レスポンスは良い。

デイの釣りをやってる方だと良く判ると思いますが、「何故か知らんがここで魚が何度も反応する」って場所があります。

傍から見たら判りませんが、そんな場所は隠れストラクチャーがあったり、排水口があったり。

そんな時に圧倒的に強いのが、バイブショア。

使い方は簡単。

その場所まではレンジキープ程度にゆっくり巻いてきます。

そして、そこを通過する直前に手首だけでジャーク。

すると、大概、ジャーク直後で食ってきます。

コツとしては、ジャークは鋭く速く、しかしコンパクトに。

そして、直前までのトレースラインは自分のイメージよりやや下目に。

まあ、単なるリアクションバイトと言われればそれまでですが、ベイスラでも反応しなかった魚が反応するという（しかも、何故かこれで釣れる魚はサイズが良い）事は、フラッシングの強さに秘密が隠されてるのかも知れません。

因みに、他社の鉄板でも当然やってみましたが、ON/OFFの切り替えがこれだけ強い鉄板は他にはなく、全て空振りとなりました orz

これ、多分その場所まで巻いてくる間、ずっとブリブリ泳いでいるので、その時点で食うか見切られてるかのどちらかなのでしょう。

普通に泳がせるだけだと「殆ど動かないじゃん」と思われるでしょうが、それが効いているんじゃないかと。



今回書いてきたのは、あくまで「使い方が判らん」という人の為のもの。

自分なりの使い方を見つけるのも釣りの楽しみの一つですし、これが正しいというのはありません。

ただ、回し者 一モニターとして、少もでもカモを増やす 多く魚をキャッチして貰えれば・・・という気持ちで書いてみました。

「このルアー、釣れますよ」とログアップして宣伝するのは簡単。

ところが、それが実際にそのルアーを使っての釣果かどうかは、誰にも判りません。

にも関わらず、「全色買っちゃいます！」とカモになる人が居る以上、ちょいとメーカーの片棒を担いでる人間として、ただの宣伝ではなく、もう一歩進んで使い方やらを書いていくのも責任じゃないかな？と。





最後に本音。


ジャジャ馬使い慣らすの、おもしれぇ～w（←ぶち壊し（爆））