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▼ やはり電気?
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- (パクリ屋工房, 元style-攻略法, 間違いだらけの隅田チニング)
ここ暫くビッグベイト絡みのネタばかりで飽きてきたでしょうから、久々のチヌネタ♪
1年ちょい前、こんなログをアップしました。
https://www.fimosw.com/u/rattlehead/kyugeap4w5sudj
昨年1年間、この検証の為にひたすらにチヌをやってみて、これに対しての「自分なりの」結論が出たので書かせて頂きます。
あくまで学術論文+己の経験から導き出した答えなので、おツムの弱いエビデンス厨には読む価値がありませんのでご了承下さい。
昨年チヌを釣るのに試したベイトは
・活蟹
・死蟹(冷凍→解凍)
・死蟹(熟成(※1)後冷凍→解凍)
・蟹型ワーム(パワークラブM・茶)
・練餌(※2)
※1
シュールストロミングやナンプラーを参考にし、死んだ蟹を塩水に漬けて少し醗酵させた物。
アミノ酸等の増減は測定していない為不明だが、臭気(蟹の臭い)は通常の冷凍蟹よりも遥かに強い。
どれ位強いかと言えば、一度触ったらどんなに水洗いしても臭いが取れない位w
※2
使用したのはマルキューの「高集魚レッド」と「食い渋りイエロー」で、これらを重ねて蟹の背と腹をイメージ。
それを蟹を取り付けるのと同じ形で針に刺して使用。
そして、そのままとキトサンを練り込んだ物との2種類を用意した。
の5種類(正確には6種類・※2参照)。
余計なファクターを増やさない為に、練餌以外は全て蟹型で統一した。
その練餌も、なるべく蟹型に近くなるよう、楕円形ではなく蟹の殻っぽく台形に成型して使用した(脚の再現は無理(笑))。
先ず結果から書くと、魚が反応(要はキャッチ数ではなくバイト)した数の割合は、活蟹が体感で全体の80%前後。
余りに圧倒的な差が出てるので活蟹を除外し、残りで割り振るとシーズンや時間帯によって変動はあるが、
熟成死蟹5 : 死蟹3 : ワーム1 : 練餌1
位の数字だった。
ここで「位」というのが話の信憑性を落とすというのは百も承知だが、自然環境下では厳密に出す意味が全く無い。
例えば、昼と夜ではこの比率(活蟹も含めて)が全く異なり、そうなると時間帯による影響も考えなきゃならん。
年末釣行のログでも判る通り、「何かの要因が違った」だけで、数字上圧倒的に不利なベイトに食いつく事がある訳で。
であれば、全体をフラットに見た方が良いのかなと。
一応参考までに書くと、夜の釣行では熟成死蟹がやや多い位で、上記4点は殆ど差が無くなった。
さて、ここから冒頭に戻るが、何故結論を出したか。
先ずは単体から見ていく。
練餌だけでの比較をすると、「キトサン入り」「無し」の差が全く無かった。(反応数が圧倒的に少ないのもあるが)
死蟹だけだと、明らかに凍ってる状態で反応したのは1回のみで、完全凍結時は0。他は全て解凍した(された)後。
但し、冷凍状態を維持しておく事は不可能な為(何回落とした時点で完全解凍されたのかが不明)、不確定要素も多い。
サンプル数の違いも大きいが、「明らかに凍結している」状況とでは明確な差が出た。
次は比較で見ていく。
ワームと練餌に明確な差が出てないが、これは落ちて来た「物」に食いついてきたとも言える。
量の多少はあれど、共に「人工の」アミノ酸や香料やらが配合されているのも一緒なので、納得の結果。
(練餌には天然素材も含まれているが、あくまで「エキス」や「粉末」だし、その成分がどれ位入ってるのかも不明)
熟成死蟹と死蟹との違いは明らかに臭いではあるが、共に動かぬワーム等とに明確な差が出たのは「天然物」故か?
醗酵させるとタンパク質がアミノ酸に変質するのは周知の事実なので、この辺りが要因ではないかと。
(内臓が分解されてアミノ酸に変質→それが水中に溶けだしてくる)
って事は、天然アミノ酸が捕食要因じゃね?
となるかも知れんが、ここで忘れちゃいけないのが、活蟹との差。
活蟹が大量のアミノ酸を垂れ流していると考えるのは、明らかに現実的ではない。
人工物と天然物との大きな違いは何か? となると、考えられるのは1つ
肉の動き
やはり生体にあって他に無い物といえば、その「微細かつ不規則な動き」。
フォールの「不規則な動き」という点では、死蟹だってほぼ一緒のはず。
ただ、脚の自発的な動きに関しては、それこそワームだろうが何だろうが再現は出来ない。
となれば、やはりそういった細かい波動が要因か…とは思ったのだが、一つだけ引っかかる点があった。
あくまで目視出来る範囲ではあるので実際の所は不明だが、生きていても全く動かずに落ちていく蟹もいる。
ソイツに食ってくるのは、果たして「活蟹」と判断していたのかどうか。
この場合、死蟹でもワームでも食ってきた可能性があるので、「釣りにエビデンスは無意味」と言ってる訳で。
また、餌の付け方で「パチンコ玉」と言われる、脚を全て除去して落としても普通に食ってくるという話も聞く。
もしそれらを「活蟹」として食って来てたとしたら、何を判断基準にしているのか?
そこで出てくるのが「電気」じゃね? と。
代謝で生まれる「静止電位」と、活動で生まれる「活動電位」があるが、動かなくても「静止電位」は発生している。
その電位をチヌが判別出来るかは不明だが、死蟹でも落下最中に脚が微細に動く→電気が発生すると考えると、全てにおいて辻褄が合う。
元気な活蟹は勝手にジタバタしているので、大量の電気垂れ流し放題 → 魚が良く食いつく。
脚無し・動かない活蟹は微細な活動電位+それなりの静止電位を発生する → 魚が普通に食いつく。
死蟹は脚が水を受けて微細に動くので微妙に活動電位を発生する → 疑いながらも食う。
未解凍の蟹は筋肉はあれど固まっており動かないので電気を発生しない → 気まぐれで食う。
人工物(ワーム・練餌)は電気を発生しない → 気まぐれで食う。
電気と言う意味では、キトサンから発生する電気は一定の為変化が無い/電気量が明らかに異なる→影響が無い。
と仮定すると、先程の比率が結構反映されてるんじゃないかと。
その上で、「天然の」アミノ酸は重要な補助要員として成立しているのでは?
ワームも練餌も、一部とは言え天然素材を使っている訳で、そこから出る成分が反映されているか。
となれば、(ネット上から探した物とは言え)論文として出されているチヌの知覚に沿ったものになる。
するってーと、どうしてもチヌが釣りたいが活餌が入手出来ん・ダメという人は…
ナンプラー漬の烏賊素麺5本中心掛けが最強!?(←どうしてそうなる(爆)
流石にナンプラー臭を振りまきながら釣りするのは憚られるので、半分は冗談だが(半分本気w)。
あくまでルアー釣りに拘るのであれば、ガルプ液よりナンプラー使えば釣果アップ間違いないんじゃね?
あれ?
って事は発泡素材にナンプラー染み込ませるとか、カピ(タイ国の醗酵海老味噌)を固めれば…
チヌ〇ューブ作れちゃう?(笑)
うん、やっぱりMEGADETH最高~~~w
まあ、全く同じ様な形でやっても面白味が無い。(←作ってるがw)
ってな訳で、ちと思いついた事を今年一発目の釣行でテストしてみて…
うん、ありかもしれん。
さ、今年のチヌのテーマは何にしようかな♪
1年ちょい前、こんなログをアップしました。
https://www.fimosw.com/u/rattlehead/kyugeap4w5sudj
昨年1年間、この検証の為にひたすらにチヌをやってみて、これに対しての「自分なりの」結論が出たので書かせて頂きます。
あくまで学術論文+己の経験から導き出した答えなので、おツムの弱いエビデンス厨には読む価値がありませんのでご了承下さい。
昨年チヌを釣るのに試したベイトは
・活蟹
・死蟹(冷凍→解凍)
・死蟹(熟成(※1)後冷凍→解凍)
・蟹型ワーム(パワークラブM・茶)
・練餌(※2)
※1
シュールストロミングやナンプラーを参考にし、死んだ蟹を塩水に漬けて少し醗酵させた物。
アミノ酸等の増減は測定していない為不明だが、臭気(蟹の臭い)は通常の冷凍蟹よりも遥かに強い。
どれ位強いかと言えば、一度触ったらどんなに水洗いしても臭いが取れない位w
※2
使用したのはマルキューの「高集魚レッド」と「食い渋りイエロー」で、これらを重ねて蟹の背と腹をイメージ。
それを蟹を取り付けるのと同じ形で針に刺して使用。
そして、そのままとキトサンを練り込んだ物との2種類を用意した。
の5種類(正確には6種類・※2参照)。
余計なファクターを増やさない為に、練餌以外は全て蟹型で統一した。
その練餌も、なるべく蟹型に近くなるよう、楕円形ではなく蟹の殻っぽく台形に成型して使用した(脚の再現は無理(笑))。
先ず結果から書くと、魚が反応(要はキャッチ数ではなくバイト)した数の割合は、活蟹が体感で全体の80%前後。
余りに圧倒的な差が出てるので活蟹を除外し、残りで割り振るとシーズンや時間帯によって変動はあるが、
熟成死蟹5 : 死蟹3 : ワーム1 : 練餌1
位の数字だった。
ここで「位」というのが話の信憑性を落とすというのは百も承知だが、自然環境下では厳密に出す意味が全く無い。
例えば、昼と夜ではこの比率(活蟹も含めて)が全く異なり、そうなると時間帯による影響も考えなきゃならん。
年末釣行のログでも判る通り、「何かの要因が違った」だけで、数字上圧倒的に不利なベイトに食いつく事がある訳で。
であれば、全体をフラットに見た方が良いのかなと。
一応参考までに書くと、夜の釣行では熟成死蟹がやや多い位で、上記4点は殆ど差が無くなった。
さて、ここから冒頭に戻るが、何故結論を出したか。
先ずは単体から見ていく。
練餌だけでの比較をすると、「キトサン入り」「無し」の差が全く無かった。(反応数が圧倒的に少ないのもあるが)
死蟹だけだと、明らかに凍ってる状態で反応したのは1回のみで、完全凍結時は0。他は全て解凍した(された)後。
但し、冷凍状態を維持しておく事は不可能な為(何回落とした時点で完全解凍されたのかが不明)、不確定要素も多い。
サンプル数の違いも大きいが、「明らかに凍結している」状況とでは明確な差が出た。
次は比較で見ていく。
ワームと練餌に明確な差が出てないが、これは落ちて来た「物」に食いついてきたとも言える。
量の多少はあれど、共に「人工の」アミノ酸や香料やらが配合されているのも一緒なので、納得の結果。
(練餌には天然素材も含まれているが、あくまで「エキス」や「粉末」だし、その成分がどれ位入ってるのかも不明)
熟成死蟹と死蟹との違いは明らかに臭いではあるが、共に動かぬワーム等とに明確な差が出たのは「天然物」故か?
醗酵させるとタンパク質がアミノ酸に変質するのは周知の事実なので、この辺りが要因ではないかと。
(内臓が分解されてアミノ酸に変質→それが水中に溶けだしてくる)
って事は、天然アミノ酸が捕食要因じゃね?
となるかも知れんが、ここで忘れちゃいけないのが、活蟹との差。
活蟹が大量のアミノ酸を垂れ流していると考えるのは、明らかに現実的ではない。
人工物と天然物との大きな違いは何か? となると、考えられるのは1つ
肉の動き
やはり生体にあって他に無い物といえば、その「微細かつ不規則な動き」。
フォールの「不規則な動き」という点では、死蟹だってほぼ一緒のはず。
ただ、脚の自発的な動きに関しては、それこそワームだろうが何だろうが再現は出来ない。
となれば、やはりそういった細かい波動が要因か…とは思ったのだが、一つだけ引っかかる点があった。
あくまで目視出来る範囲ではあるので実際の所は不明だが、生きていても全く動かずに落ちていく蟹もいる。
ソイツに食ってくるのは、果たして「活蟹」と判断していたのかどうか。
この場合、死蟹でもワームでも食ってきた可能性があるので、「釣りにエビデンスは無意味」と言ってる訳で。
また、餌の付け方で「パチンコ玉」と言われる、脚を全て除去して落としても普通に食ってくるという話も聞く。
もしそれらを「活蟹」として食って来てたとしたら、何を判断基準にしているのか?
そこで出てくるのが「電気」じゃね? と。
代謝で生まれる「静止電位」と、活動で生まれる「活動電位」があるが、動かなくても「静止電位」は発生している。
その電位をチヌが判別出来るかは不明だが、死蟹でも落下最中に脚が微細に動く→電気が発生すると考えると、全てにおいて辻褄が合う。
元気な活蟹は勝手にジタバタしているので、大量の電気垂れ流し放題 → 魚が良く食いつく。
脚無し・動かない活蟹は微細な活動電位+それなりの静止電位を発生する → 魚が普通に食いつく。
死蟹は脚が水を受けて微細に動くので微妙に活動電位を発生する → 疑いながらも食う。
未解凍の蟹は筋肉はあれど固まっており動かないので電気を発生しない → 気まぐれで食う。
人工物(ワーム・練餌)は電気を発生しない → 気まぐれで食う。
電気と言う意味では、キトサンから発生する電気は一定の為変化が無い/電気量が明らかに異なる→影響が無い。
と仮定すると、先程の比率が結構反映されてるんじゃないかと。
その上で、「天然の」アミノ酸は重要な補助要員として成立しているのでは?
ワームも練餌も、一部とは言え天然素材を使っている訳で、そこから出る成分が反映されているか。
となれば、(ネット上から探した物とは言え)論文として出されているチヌの知覚に沿ったものになる。
するってーと、どうしてもチヌが釣りたいが活餌が入手出来ん・ダメという人は…
ナンプラー漬の烏賊素麺5本中心掛けが最強!?(←どうしてそうなる(爆)
流石にナンプラー臭を振りまきながら釣りするのは憚られるので、半分は冗談だが(半分本気w)。
あくまでルアー釣りに拘るのであれば、ガルプ液よりナンプラー使えば釣果アップ間違いないんじゃね?
あれ?
って事は発泡素材にナンプラー染み込ませるとか、カピ(タイ国の醗酵海老味噌)を固めれば…
チヌ〇ューブ作れちゃう?(笑)
うん、やっぱりMEGADETH最高~~~w
まあ、全く同じ様な形でやっても面白味が無い。(←作ってるがw)
ってな訳で、ちと思いついた事を今年一発目の釣行でテストしてみて…
うん、ありかもしれん。
さ、今年のチヌのテーマは何にしようかな♪
- 2022年4月4日
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