Super X-wire 4 初使用

モニター商品が9月30日に到着したので、早速週末に試釣を行ってきた。


先ずは初日、10/1。

選んだのはキャストテクニカルエリア。

そしてトップゲーム!(爆)

そう、耐久性を除くライン性能が如実に出る形。

先ずは外れたオープンエリアで数投してみる。

キャストフィールは良好で、それが4本撚りである事を忘れる程。

そして飛距離は如実にアップ。

これはツルツルコーティングのお蔭だろう。

そこで気付いたのは

「風の影響は受けにくいが、水の影響は受けやすい」

あ、あくまでこれまでと比べての話。

ある程度道具を知るようになってからはノンコート一択だったので、コーティングラインの常識だったらば、失礼。

そのお蔭で、狙い場所にはスムーズに落とせるが、そこから通すコースがイメージと狂う。

これは実釣しながら修正するしかないので、いざ実践。


早速狭い場所を狙っていくと、それなりの風は抜けてはいたが綺麗に着水。

そして1誤爆の後に



Super X-wire 初フィッシュ♪

その後は超接近戦のトップゲームに切り替わり、



次の魚でトラブル発生。

しかし時合いは短い。

そこで、スナップにパロマーノットで直結して





この頃になるとコーティングは結構取れてきたが、それでも多少張りはあるので、特に問題も無く使えた。

この後はトップに反応しなくなったので、この日は終了。


という事で、初回使用インプレを少々。

誤爆に関しては、食わせきったと思ったがすっぽ抜けが多かった。

これは、水受けの違いで微妙に狂ったか、感度が良過ぎるのか。

伸縮性が通常PEより少ないというのが売り文句の一つ。

弾かれやすいかも知れないが、それでもフッキングが決まった時の感覚は確かに違う。

今回はその伸縮性の違いを確かめたく、ドラグはフルロックにしていたので当然バラしやすいと思っていたが、特に普通のPEと変わらない。
(とは言っても、普通にバラしまくってたけど(爆))

特筆すべきは、そのキャストフィールの良さ。

低弾道キャストが面白いように決まる。

普段だと風はらみで浮きやすいのだが、それが少ない。

これはラインの硬さと滑りの良さが出ているのだろう。

そして、ガイド(+ラインローラー)ノイズも抑えられ、快適に使用出来る。

そして2時間弱の釣りが終わった後も、ライン先端数m以外はつるつる感が残っていた。

今回、敢えてトラブルが起こりやすいような釣り方をしたが、1回以外は何も起こらなかった事もあり、使いやすいラインというのは間違いないだろう。


ただし


メリットはここまで。

ここからは、皆さんの期待に添いましょう(笑)

先ず、先に上げた「水の影響を受ける」。

これは単に、水馴染みが悪い。

水切れは良いが、表面張力でアクションさせると水の抵抗が強い。

それと若干比重があるのか、流れで持っていかれやすい。

が、これは慣れの問題とも言えるので、デメリットとは言えない。


さて、ここからが本題

写真2枚目と3枚目の間に「トラブル発生」と書いたのは、ラインブレイク。

まあ、これは当然自分の責任もある。

が、「耐摩耗性」を謳ったラインにしては、余りにあっさり切れた。

状況としては、50ちょい位の魚を抜き上げる際、ドラグを締めた。

その瞬間足元に走られた瞬間に「プツッ」と。

そう、「ブチッ」でも「パチンッ」でもなく「プツッ」。

ここは足元に鉄骨が出ているのは判っていて、それに擦られたのは明白。

が、これまでも同様のケースは何度もあり、そう簡単にはやられない。

確かに、前ログで「0.8号相当の太さ」という事は書いたし、ここで0.8号は使ってない。

なので一概には言えないかも知れないが、その伏線はあった。

初めてノットを組み、余ったラインをカットする際、鋏であっさりと切れた。

PE専用ではなく、ごく普通の、しかも切れ味の悪い鋏で(爆)

これは単にラインが硬い故と思い、そのまま意識してなかったのが悪かった。

これは次のログで上げるが、摩耗にも2種類あり、一つは鈍角の摩耗、もう一つは鋭角の摩耗。

その鋭角な摩耗には弱いと言わざるを得ない。

なので、「耐摩耗性」を信じて気を抜かない方が良いでしょう。


そして翌日、ここから実践に向けての本格釣行を行った。

その結果、このラインの素性が明らかに・・・


それは後日(笑)

 

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