見えシーバスを耳で釣る ~5~

  • ジャンル:style-攻略法
すいません。
ホントは、週末に合わせて終了させる予定で進めてたんですが、金・土・日と風邪でぶっ倒れてました orz
お陰で、折角の潮回りなのに全く出られず、ログも放置・・・


さて、いよいよ核心に触れてきます。
 
そう
 
 
「釣れそうで釣れない」
 
 
例えば上から見てると、魚影は見える。そしてベイトを追っている。
 
しかし、いざルアーを通してみると食ってこない。
 
もしくは、時折ライズはしている。
 
そこにフローティングミノーやトップを投げても食ってこない。
 
そんな状況ね。
 
 
そんな時こそ




 
ATフィールド 聴覚 全開!!
 
 
フィールドから発生する音で、魚の活性を判断し、そこからルアーをセレクト。

 
 
きちんと通せればちゃんと答えは出ます。
 
 
 
それでは、その話を。
 
 
 
先ず、ベイトの出す音とシーバスの出す音を明確に分けて下さい。
 
これが分けられないと、終了ですw
 
ま、判別方法は簡単で、殆どの場合ベイトの音→シーバスの音となります。
 
ベイトの音だけだったりシーバスの音だけだったりする事も多いですが、それはそれ。
 
状況に応じてどんな周波数の音を出すかを記憶しておけば(数値じゃなくて、感覚ね)、音だけで魚の動きが判ります。
 
 
ベイトの音に関しては、ベイトのサイズや数なんかで変わってくるのですが、
 
・逃げてる音
 
・驚いてる音
 
・遊んでる音
 
が判別出来ればOK。
 
大体、(ベイトの出す)飛沫の音の長さで判ります。長ければ長い程上ね。
 
で、重要なのが、その後に出てくるシーバスの出す音。
 
破裂音が出たら、それは(多分)尾びれが水面を叩く音。つまり、そのレンジまで魚が出てくる。
 
なので、トップで~と前々回に書いたのですが、そこまで上に出ない場合。
 
おおよそ自分は3段階に分けます。
 
 
①破裂音までは出ないけど、水柱が上がる場合。
 
②飛沫が出る程度。
 
③飛沫が上がらない。
 
この音の強さ=活性の高さ。
 
また面白いもので、①~③の範囲で限定するならば、周波数が低い程活性が高い。
 
これは、飛沫の出す音に拠るものだからと思われる。
 
 
①と②の場合、確実にベイトを追ってるのでベイトの音は聞き分ける必要はない。
 
①に関しては、前々回のトップのフォローの釣り方でOK。若干だけ沈めれば(ルアーの背中が出る程度)食ってきます。
 
②に関しては、ルアーを若干大人しめの動きにし、かつ波紋が出るように。
 
こんな時に自分が使うのは
 

 
ブーツ90
 
コイツをシーバスの鼻っ面にU字で通してやると、結構な確率で食ってくる。

が、これでも嫌われる場合、動き過ぎる=見切られると判断。

そんな時は状況は②でも③の釣り方へとシフト。




ナイトレイド80F(暗くて見づらくてスイマセン)

 
その際、リトリーブが結構大事だけど、通すコースに関してはそれ程シビアではない。
 
 
で、問題は③
 
ここで、とあるソル友さんのログより引用w
 
・明暗の境からおよそ2m~5m程度上流側
 
・レンジはトップ下30cm~50cm程度
 
・流れと正対するように向いてステイ
 
・時折センターから左右へスライドし、ダイビングしている。
 
・真横にイナッコの群れが付いても興味を示さない
(逆にイナッコがシーバスの存在に気付いて先に逃げ出す始末)
 
今通ってる場所ではこれが、その状況にマッチする。
 
 
んで、そのソル友さんは、この状況をこう判断してる。
 
捕食するときは濁りの下へ潜ってからまた同じ明部のトップにステイしている(ように見える)。
 
そう、確かに、そのように見えるけど、その時に出る僅かな音が、「そうではない」と教えてくれます。
 
 
 
実は今年、このパターンを確立する為に、普段の秋の釣りを封印して新たなポイントで試行錯誤してます。
(先行争いに負けて、そっちに行ってるだけという噂も(爆))
 
んで、ほぼ100%の確率で口を使わせるまではいきました。(バラしも多いけどね orz)
 
 
 
という事で、次回は③に関して少し掘り下げてみようかと。

コメントを見る